人間にはウィークポイントつーもんがあります。そこを突かれると弱いのよ、でも改められないのよ今更、という忸怩とした態度をとりながらも内心一歩も譲れない人格構成要素とまで大風呂敷広げちゃってもイイでしょう(笑)。わたくしにとって、そのウィークポイントこそ「スケバン刑事」です。しかも実写版。すいませんハマってました、と謝っておきながらも文句は言わせん、というわけのわからない状態ではありますが、往年のライダーファンなら少しは気持ちわかてもらえるかなと思います。ジャスト思春期がリアルタイムでした。つーことで過去ではありますが、マイブーム11です。 『スケバン刑事』
初代麻宮サキ:斉藤由貴
放映1985.4月〜10月
比較してみると、わたくしが一番好きだったシリーズです。原作者和田慎二氏は二代目が原作に近いと言っていたようですがわたしにゃあやはり一番原作に近いのはやはり初代かと。ていうか一番「真面目」だったのは(笑)初代の設定と言えましょう。一番ツッコミどころ少ないとも言えるかも(笑)。放映クールが一番少ないんで、実際大ブレイクしたのはIIからなんでしょうが、わたくしが一番好きな麻宮サキはやはり斉藤サキですね。高橋ひとみさんが「みづちれみ」とゆー最大の敵役を演ってたんですが、未だに高橋さんみかけると「あ、みづちれみだ」とか思ってしまいますもんね。そんなんわたしだけでしょうが。人に過去あり(笑)。もちろん斉藤由貴さんもわたしんなかでは今も特別な女優さんです。
1:決め台詞「てめえら、許さねえ!」のかけ声と共に…
スケバン刑事II〜少女鉄仮面伝説〜』(左から)二代目麻宮サキ(早乙女志織):南野陽子/ビー玉のお京:相楽ハル(晴)子/矢島雪乃:吉沢秋絵
放映:1985.11月〜1986.10月
鉄仮面て(笑)。伝説て(笑)。いや、たしかにこのニ作目のおかげでスケバン刑事タイトルが「伝説」となったのは間違いないでしょう。南野陽子の出世作といってもいい作品ではあります。少女戦闘ものというジャンルを確立したという意味ではエポックメイキングと言ってもいい作品となりました。で、ビー玉のお京はそのまんまだからいいとして、雪乃の武器が『ふくさ』なんですけど…あうあうあうあう(笑)。ふくさってあのお茶で使うふくさだよねえ。いくらなんでもそれではダメージないんじゃないかと未だに謎な武器です、ふくさ。吉沢秋絵ちゃん、どこいったんだ。結婚したんだっけか…。たしか主題歌が「なぜ?の嵐」だった気がしますが(笑)このドラマの設定自体が「謎の嵐」なんですが、というつっこみは今だからこそできるものなんでしょうね。ビー玉のお京はつっこみのような役柄でしたけど一番まともにみえました(笑)。IIはどちらかというと正統少女漫画的ストーリーだったとおもいます。ガラスの仮面のような感じ。
『スケバン刑事III〜少女忍法帳伝奇〜』
(中央)三代目麻宮サキ(風間唯):浅香唯/(左)次女・風間由真:中村由真/(右)長女・風間結花:大西結花
放映1986.10月〜1987.10月
「少女忍法帳伝奇」とするよりは「風間三姉妹はゆく!」のほーがわかりやすかったんじゃないでしょうか、サブタイトル。2のときも3人のキャラが立ってましたけど、3の場合はこの三姉妹一ブロックという感が強かったですね。実際この三人でシングルだしてるし。キャラとしては3作中一番立ってたんじゃないかと思います。3作中もっとも原作からかけ離れていたのも事実ですが(笑)。ただ、名台詞と言いたいものもこのIIIが一番多かったような気がします。変に穿ったような言い方ではなくストレートで、甘過ぎて今では通用しないクサい台詞ばっかなのは確かなんですけど。多分共演者同志が一番イイ関係性だったのがIIIじゃないかと思うんです。メインの三人が本当に仲よかったんじゃないかと(笑)。あと実際の演者の成長が役と見事にシンクロしてたところがすごくよかったですね。開始当初と終了間際の顔つき比べてみるとマジで違ってるんですよ。頑張り出てたと思います。まあこればかりは第一話から最終話までかっちり見てないとわからない変化ではあるんですが(笑)。
2:じゃ〜ん。水戸黄門みたいな効果音にのせてヨーヨーから桜の代紋が…
3:ちゃんと復唱する悪役達(笑)。「そんな馬鹿な」とは間違っても言わないのがお約束
紫野、ヒーローについて熱く語る(笑)●
スケバン刑事、シリーズごとに多少思い入れの差はありますけど全作きっちり見てました。これほどきちんと毎回観てるTV番組はNステに出逢うまでは(笑)なかったと思います。もう15年近く前になるから、まさにNステが始まったころにやってた番組なんですよね。もうそんなになっちゃったのか…あの頃はにわかスケバン刑事ブームになりまして、おもちゃやでもヨーヨーのパチモンがイヤと言うほど売り出されて、わたくし中学生だったんですけどいい年こいてブランコまでマスターするほどやりこみまして、近所の子供の前で空き缶をヨーヨーで打ち落とす技などを披露してにわかに喝采をあびた、なんつうへっぽこな思い出まであります(笑)。でも本物に似せて紐の部分がチェーンにしてあるものもあったんですが、実際はあれはやりづらいって言うかすぐにチェーンが絡まってしまって実戦には役に立たないつーことがわかりました。チェーンじゃなくてワイヤーの方がイインじゃないかとか思いましたけどモノによってはほんとに武器になってしまうンで(笑)、本格的なものは売り出さなかったんでしょうね。どうでもいい話ですが(笑)。いや〜、でもほんとリアルタイムで観てても「般若(荻原流行)ってお面とってもかわんないじゃん(笑)」とか「鉄仮面17年間つけたままでいきなりあんな綺麗な顔が出てくるもんか?」とかつっこみどころは山のようにあったんですけど、それでも好きだったんですよ。なんでだろう。やっぱ、ああいう役柄中の関係性に憧れていたんですかね。「湘南爆走族」とか「花のあすか組!」とか同時進行でハマっていたんで、そっち方面にもともと弱いってのはあるのかもしれませんねえ(笑)。
ウィットな話だと思います。特撮にありがちな子供じみた内容だとも思います。でもやっぱり自分はいまだにドラマ「スケバン刑事」を否定できないしハマっていたことを『若気の到り』にしてしまいたくもないんです。30に手が届こうとしているいい年の人間がこんな回顧してるのもキモイものがあるんですけど(笑)。
でもやっぱりバカにはできない。見た事のない世代と一緒に「なんじゃこりゃ」って指差して鼻で笑う事はできないんですよ。今のものの見方のバランスから言えば明らかにダサいっていうか子供向きって言うか勧善懲悪って言うか、偏っているものなんだけど、わたしには軽んじることができない存在なんです。
ぶっちゃけたはなし、歴代麻宮サキはいまだにわたくしの心のヒーローなんです(笑)。
アホか、とか言われてもいいの、この際(笑)!
だから、回顧ものの番組とかで浅香嬢とか南野嬢がヨーヨーやって!とか言われてすごく嫌そう(恥ずかしそう)に
してるのを見ると、「頼むからそんなことさせんな、本人の前で映像流すな」って思うんですよ。
嫌がったり恥ずかしがったりする気持ちはわかるので(実際イメージが定着しちゃって芸能活動の足枷になってる世知辛い現実があるし(^^;)せめてそういうことをみせないで欲しいなあ、ってファンとしては思います。
コアなファンだけかもしれないけど、そんなこと思うの。
ただ「恥じないで居て欲しい」って思いますね。演じた本人達が実際恥ずかしがっているかどうかは察しようがないんですけど、そんな恥ずかしがるようなことしてないよ、恥じる事はないよ、って言いたいですね。
「誇れ」とまでは言わんけど(笑)、なんだかわかんないけど、ヒーローたるものを演じる事ができたっていう事実はあるわけだし、嫌だって思われてしまうのはちょっと悲しいものがあります。ただそれを強制はできないんで、せめて表面上には出さないでいて欲しいな、ってのがささやかな願いです。だから回顧ものでスケバン流す時は本人関係者は呼ぶな、頼むから(笑)。そこまで熱く擁護するほど何を信じてるんだって、自分でも疑問です(笑)。
でもヒーローって得てしてそういうもんなのかもしれません。
他人にはわからなくても、自分にとって何か「信じうるもの」を得た瞬間にヒーローになる。

あなたには、そんなヒーローはいますか?

スケバン刑事関連リンク
話とか詳細忘れた!という方は是非こちらへ。データとか若干参考にさせていただいてます。
スケバン刑事ホームページ 作りが凝ったデータベース主体のページ。残念ながら更新ストップ中…
スケバン刑事外伝〜零〜 スケバンファンには涙ちょちょ切れるほど嬉しい外伝が充実しています。わたくしはこの方のお話すごく好きです。零というオリジナルキャラの視点が斬新。
香織ちゃんの部屋 放映関係のデータベースが充実。続編として4代目スケバン刑事の創作もあります。
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