ハヤシのお父さんは今・・・    



お父さんの
イメージ

花咲町店でハヤシライスを作るようになって
早、5年?6年位。最初は試行錯誤で失敗の

連続でしたが、なんとか皆様に気に入って頂ける
ハヤシライスが出来たかなぁ・・・なんて父と話して
いた矢先でした。
そのお客様は「
知人が紹介してくれた」と、メニュー
も見ずに
ハヤシライスをご注文されました。私も、
とうとう人伝えにお越し下さるようなお店になったかと
感動しつつ、父に「ハヤシライス」と伝えました。
暫くして、料理をお客様にお出しした所、お客様は
目を
輝かせて、一気に召し上がりになりました
お客様はお帰りになる時、わざわざ厨房の父にお声
を掛けて下さいました。
「いやぁー、マスター、私は今まで色んなハヤシライス
を食べてきたけれど、
こんなに個性的で、美味しいハヤシ
は食べた事がなかったよ」と。私も嬉しくなりました。
暫く父はハヤシについて、そのお客様とお話していました。
笑顔でお客様が店を後にすると、父は私に
衝撃的な事実
告白しました。私は愕然とし、暫く声もでませんでした。
「父さん、あのおとうさんに
ハヤシじゃなくてカレーを出し
ちゃったよ。」と・・・。
お客様は「
他の知人にも紹介する」と笑顔でおっしゃいました。
あれ依頼、そのお客様は未だお顔を拝見していませんが、
その事件が起きてから、私の教訓として、ハヤシとカレーを
父が作る際は必ず確認するようになりました。