おすすめの書籍
マインド・コントロールとは何か 西田公昭、紀伊國屋書店、1995年 |
このホームページの内容に深く関わる1冊で、かなり参考にさせていただきました。 個人的には、「マインド・コントロール」について、最も分かりやすく詳しく書かれている文献だと思います。 このページの内容に興味をもたれた方におすすめです。 同じ著者の『セレクション社会心理学-18 「信じる心」の科学』(サイエンス社、1998年)ではこの内容をさらに発展させ、「人はなぜ信じるのか」「どういう過程で信じるのか」などが詳しく説明されています。 内容は多少難しくなりますが、併せて読まれると理解も深まると思います。 |
現代のエスプリ369「マインド・コントロール」と心理学 至文堂、1998年 |
マインド・コントロールに興味を持たれたなら、一番にこれを読むのがお薦めです。カルトやマインド・コントロールに関することが一通り紹介されています。 巻末の「マインド・コントロール問題を知るための本」という項では多くの書籍が詳しく紹介されていて、とても参考になります。 |
超常現象をなぜ信じるのか 菊地 聡、講談社ブルーバックス、1998年 |
わたしたちが「体験」を元に「思い込み」をしてしまうメカニズムとその危うさを、分かりやすく、面白く伝えてくれる入門書です。気楽に読めて、ためになります。 |
クリティカル進化(シンカー)論 道田康司ほか、北大路書房、1999年 |
これは専門書ではなく、「思い込みや先入観といったわたしたちの思考の落とし穴にはまらずに、ものごとを正確に判断するにはどうしたらいいか」を一般向けに分かりやすく解説した本です。 文章は細かくトピックごとに分かれ、あいだあいだに4コマ漫画(『OL進化論』)が挿入され、とても分かりやすく読みやすく面白く仕上がっています。 関連する書籍として、こちらも分かりやすい『クリティカルシンキング入門編』(ゼックミスタ&ジョンソン著、北大路書房、1997年)もありますので、併せて読まれるとかなりためになります。 |
ザ・ソーシャル・アニマル(第6版) E.アロンソン.、サイエンス社、1994年 |
社会心理学の教科書として定評がある文献です。 初版は1960年でありながら何度も改訂されて版を重ねていて、社会心理学を勉強する人なら本棚に飾っておきたい本です。 社会心理学全体を対象にしたぶ厚い本ですが、このページに関係するところは第五章で資料としては重宝します。 読み物としても面白いのですが、けっこう重くて高い本なのが難点かも。 |
ハインズ博士「超科学」をきる T.ハインズ、化学同人、1995年 |
予言、超能力、占星術、UFO、バミューダ・トライアングル、幽霊、信仰療法など、われこそは科学的だと主張する疑似科学の正体をハインズ博士が批判する本です。 邦訳にやや問題がありますが、おおむね楽んで読めます。 立証責任の問題など、『ジャンヌ』本文も少なからぬ影響を受けています。 同種の本としてはもはや古典と言ってもいい『奇妙な論理 I』(M.ガードナー、社会思想社、1989年)や、気楽に読める『トンデモ超常現象99の真相』(と学会、洋泉社、1997年)なども面白いです。 |
人間この信じやすきもの T.ギロビッチ、新曜社、1993年 |
「ランダムなデータから何らかの法則性を見出してしまうことがある」「偏りのあるデータからすべてを決めてしまう」「あいまいなデータから思い込みでものごとを決めつけてしまう」「欲しいものが見えてしまう」「みんなが自分と同意見だと思ってしまう」といった人間がしがちな誤りがどうして起こるのか、分かりやすく解説した本です。 ごっつい装丁のわりに中身は意外とマイルドに書かれていて面白く読めます。 |
社会調査のためのデータ分析入門 土田昭司、有斐閣、1994年 |
標題の通り、基本的には社会調査の方法を解説した本なのですが、序盤の「科学的真実といえるための条件」についての説明がとても参考になりました。 『ジャンヌ』では「科学」という単語が重要なキーワードになっていますが、科学に関しては古典の『科学の方法』(中谷宇吉郎、岩波新書、1958年)や『考えることの科学』(市川伸一、中公新書、1997年)がそれぞれ面白いと思いますので興味のある方はぜひご一読ください。 |
影響力の武器 ―なぜ、人は動かされるのか R.B.チャルディーニ、誠信書房、1991年 |
「返報性」「コミットメントと一貫性」「好意」「権威」「希少性」など、『ジャンヌ』本文でも紹介した、セールスや勧誘の際に人を動かす影響力について詳しく紹介されています。 同社の同じような装丁の本で『プロパガンダ』(A.プラトニカス&E.アロンソン、誠信書房、1998年)というものもあり、広告や政治宣伝における説得について述べられています。併せて読まれるとなお理解が深まるでしょう。 |
論理的に話す方法 小野田博一、日本実業出版社、1996年 |
題名と装丁はあやしいビジネス書のようですが、内容はかなりしっかりしていて、ためになります。 自分の発言は論理的ではないなぁと反省させられることもしきりでした。 「立証責任の転嫁」や「感情のこもった語の使用」「誤った二者択一を迫る」など、論理的でない議論の具体例の話などは『ジャンヌ』の内容にも関係してきます。 |
視線と「私」 木村洋二、弘文堂、1995年 |
| 『ジャンヌ』の内容とは特に関係ないのですが、面白い本なのでここにご紹介させて頂きます。 |