ある日の馬券おやじ
2006年12月24日(日) 有馬記念観戦記 その4
いよいよもうすぐ出走です。周囲からは、いろいろな会話が聞こえてきます。「有馬記念って、いつもはどこでやってるの?船橋??」なんて会話や「ディープの目がかわいい♪」みたいな会話。さらに「見えない。見えない・・・」とぶつぶつ文句を言い続けてる若いおねちゃんたち。周囲の混み具合など関係なくふたりの世界に浸るカップルなどなど。おそらくこの有馬記念が終わって、ディープが引退したら、もう馬券はおろか競馬場にすら足を運ばないであろう人たちでけっこう競馬場はいっぱいなのかもしれません。これが、ダービー当日に(当時まだ皐月賞を勝ったにすぎない馬の)像をたて、ミニポスターをレープロに綴じ込み、マスコミを利用して煽って煽って作り上げらすぎた感すらある、ディープについてのJRAの営業努力結果なんだなぁと考えたりしました。世間の注目やファンは集めても、それが売り上げにドンとつながるとは限らないむずかしさみたいな。でも馬券の売り上げは伸びなくてもグッズとかの売り上げアップがあるからいいのかなとか。やっぱりスターホースがいれば、そのときは盛り上がるのかもしれないけど、大事なのは全体のレベル高くなければ本当にはレースとして面白くならないよなぁとか(ハルウララのように1頭に頼りきりではすぐに終わっちゃうもの)・・・・・・・まぁ、私がひとりで考えたってしょうがないので途中で考えるのやめましたが(笑)
G1のファンファーレが鳴り、こんなに混んでいても周囲では新聞紙をまるめて叩く人がたくさんいます。私の左耳にふれるかふれないかぐらいギリギリで激しく新聞が打たれてました(+_+) そしてゲートイン・・・・・ターフビジョンにゲートへ近づこうとしないスィープトウショウが映し出されます。あぁ、私の本線馬が・・・・ 首とか横から押されちゃったり、後ろ向きにゲートへとつれていかれちゃったりしてます(涙) ターフビジョンを見る多くの人々から笑いと「ガンバレー」のコール。やっとゲートに入ったときは拍手さえおこってました。もうどうでもいいや(笑)
レースは、ディープインパクトのG1戦のなかで、いちばん安心してみていられる強い勝ち方でした。なんで昨年の有馬は負けちゃったのかなぁとあらためて不思議になってしまうほど強かった。正直、もう来年は国内戦はいいから、1年間海外でずっと走ってみてほしいとさえ思いました。
ラストランを見に来れてよかったなぁと友人Bと喜びあいました。馬券的には、ダイワメジャーが4着の方がよかったですが(痛)
最終レース後の引退式。
ターフビジョンに過去のディープのレースシーンが映し出されてはじまりました。
日は暮れて暗くなっても、12月としてはあたたかいと思う夕刻にみんなに見送られていくディープインパクト。
式の終盤、、最後にひとことという感じで、調教師、武豊騎手それぞれひとことメッセージを残します。そして最後の締めとしてオーナーにマイクが・・・・そして、その第一声が
「ディープが引退して、いちばんさびしいのは私です」
あらら〜!??? という発言に友人Bと目が点。周囲もざわめきます。たとえオーナーとしてそれが本心でも、今こうしてディープインパクトを見送ろうと集ったファンの前で、いちばん寂しいのは私と言われてもねぇ・・・・。「だったら来年も走らせればいいじゃん」「お金たくさんはいるんでしょ」的な周囲の会話が聞こえます。そのせいか、「ディープありがとう!」みたいなかけ声が沸き起こったりして、その後のオーナーのことばはよく聞こえなくなってしまいました。オーナーなりの思いを語りたかったのでしょうが、それは新聞などメディアと通じてでよかったのではと思わされた最後の幕引きでした。空気をよむって大事ですよね・・・・・
今日がクリスマスイブだからなのか、すべてが終わったあとも、まだまだフードコーナーなどは人でにぎわっています。
「鳥千のフライドチキン残ってたら食べようか」と友人Bとむかうと、なんと残ってるどころか、まだまだ揚げてました。いつ閉店するつもりなのでしょう。ビールにフライドチキンで1年間お疲れ様と乾杯。さらに「ラーメン食べたい」と友人Bが言い出し、ワンタンチャーシューメンもペロリ。素敵なクリスマスイブです(笑) そして、かなりの満腹感のまま、西船橋駅近くの居酒屋へとその後むかった私たちだったのでした。
ありがとうディープインパクト。
父そっくりの走りをする2世をだしてほしいものです。
戦い終わったあとの馬券売り場
誰もいなくなったパドック
西船橋駅近くの居酒屋にて、350円のもつ鍋。これおいしいです♪
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