「茶がゆ」の作り方




< 正調 茶がゆの作り方 >

家庭料理である茶がゆは、それぞれの家庭によって、味も作り方も少しずつ異なっています。この「正調 茶がゆの作り方」は、和歌山県での極々一般的な作り方ですが、そういう意味で、普遍的なものではありません。お好みにより、水の量、米の炊き加減、塩のあんばいなど、調節して下さい。

1. 米の分量の 8-10倍の水 -- 米1合につき、水 1500-2000cc -- を用意する。
2. ほうじ茶を茶袋に入れ、1の水から煮出し、濃い茶色になるまで抽出する。
3. 茶袋を取り出し、洗った米を入れ、かき混ぜながら、米が柔らかくなるまで強火で煮る。
4. 米がふっくらと柔らかくなったら、火から下ろす。火を消す食前に、好みで塩を加える。(5)

これで、普通のお茶碗に 5-6杯の茶がゆができあがります。

* 他県では確認したことがありませんが、和歌山県のたいていのお茶屋さんでは、茶がゆ用のティーバッグを売っています。茶袋など見たこともない、まして使ったことなんて・・・という方には、大変便利なものです。

* 奈良県では、土鍋で作ると聞いたことがあります。みなさんのお家では、どうですか?

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また、以下のような作り方もあるそうです。

私はこんな(上記のような)実家の母親が炊いた茶粥が ずっと正統派と思っていました。
しかし、最近になって仕事で 信愛短大の食物科の先生に教わった正当な茶粥の炊き方というのは少し違いました。
水から炊くというところはかわらないのですが、決してかき混ぜないのです。そのかわり、中火から弱火で、くつくつと静かに30分ほど炊くんだそうです。
先生によるとかき混ぜるととろみがでるためで こうしてたくと、さらっとした茶粥ができます。

- 22 Oct. 99 着 報告者 えみ (茶がゆ研究室 海草地区連絡員) -


< 電子レンジでの作り方(6) >

ガスで、米から炊いても至極簡単な茶がゆですが、これでも面倒な人、または、学生さんの下宿など、火の気が使えないお住まいの方に。
(個人的には、「ここまでするなら、お茶漬けで食べたらええやん」という気もしますが・・・)


< 冷やご飯での作り方(7) >

米から炊くのが粥、冷やご飯を炊くのは雑炊、という分類の仕方もあるようですが、多分、多くのご家庭では、冷やご飯を利用した茶がゆがよく作られているのではないでしょうか。
中途半端にご飯が残ってしまったときなどは、茶がゆにしてしまうと、ラクチンで、私は好きです。
お米から炊くよりも、多少ねっとりした感じになります。



< S家流 芋茶粥の作り方 >

特別付録です。「芋茶がゆ」については、「茶がゆのバリエーション」の項目でも触れていますので、参考にして下さい。
和歌山市で代々農業を営むS家では、今も、この方法で茶がゆが作られています。

1. 日当たりのいい斜面などで、お茶を育てる。
2. 八十八夜のころに摘んだ新芽だけを 蒸してもんで天日で乾かして ほうらくで煎る。
3. さつまいもは 蒸すと粉をふくようなほこほこのものを用意し、皮をむき、一口大に切る。
4. といだお米と塩適宜を合わせ、 これらを高圧がまでシュー!!!
  (高圧がまは、20年ほど前から使っているらしいです。普通の鍋で作るより、さらっと仕上がるのだとか。)

* おかずは 茄子の浅漬け。または 茄子とキュウリの漬け物を 刻んで水にさらして塩出ししたものに、ごまとしょうゆをそえて。


参考資料

(5) 田中茶舗製「ほうじ粉茶ティーバッグ」の`茶がゆの炊き方`より
(6) 今日のメニュー29  http://www.sharp.co.jp/sc/excite/cook/text/me03-29.htm
(7) 大和の茶がゆ  http://www.nara.isp.ntt.co.jp/wnnc/9gatu/chagayu.htm


茶がゆ研究室