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TE71を含む70系は、カローラ/スプリンターの中でFR最後のモデル(80系レビン・トレノを除く)だけあり、完成度の高いクルマだったと思います。
TE71に限らず、カローラ・レビンというクルマは、カローラという大衆車をベースとしていたため、特に凝った機構がないことや、採用されている部品も平凡で手に入り易いものであること等によるランニングコストの安さは助かりました。
また、フロントはストラットのIRS、リアは4リンクのリジッドとオーソドックスな構成で、操縦性も基本的には弱アンダーの素直な性格で、エンジンパワーも持て余すほどではなかったため、いろいろな「いたずら」を覚えるにはいいクルマでした。
車体のスタイルや、内装のデザインも、当時のトヨタ車の中ではモダンな部類に入ると思います。
特にインパネのデザインは同世代のトヨタ車がまだ'70年代に多く見られたパネルにメーターを埋めた形状であったのに対し、メーターナセルの中にコンパクトに全ての計器類を納めるという、その後一般的になる形状の先取りをしていたように思います。
70系カローラ/スプリンターのスタイルに関しては、イタル・デザインの関与が噂されていましたが、今考えると、このメーターナセルのデザインや、直線的な車体のスタイル等、頷ける部分が多いと思っています。
ちなみに70系のクーペのプロフィール、特にウインドウの切り方については、ジウジアーロが手がけたロータス・エスプリSr.Iとの類似性を感じるんですが、如何でしょう(^_^;)。
今、思い起こしてみると、未熟な時期にこのようなバランスのいい小さめの車体のクルマで、いろいろなことを経験することができたのは、その後のワタシのモータリングにとっていいことであったと思っています。
そういう意味では、買ったときには妥協案でしたが、結果としては正解だったのではないかと思っています。
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