抵抗のカラーコード/キャパシタの表示
(背景色:白/黒)
昔々の「初歩のラジオ」に載っていた覚え方です。
滝と橋の名前を一つずつ覚えれば、0から9まで一文で語呂合わせできます。
01234 56789
□■■■■ ■■■■■
黒茶赤橙黄 緑青紫灰白
くちあだき みあむはし (くちあ滝、みあむ橋)
実際は、薄紫っぽい「青」、白っぽくて空色に近い「紫」など、色々癖があります。
また、変色や褪色してこともあるので、サンプルのテスターチェックは必要です。
近似色(同系色)は数値も近寄っているようです。
例: 黒と茶、赤と橙、橙と黄
緑と青、青と紫、灰と白
なお、「初歩のラジオ」には、「くちあ滝」の下流に「みあむ橋」がかかっているイラストが載っていました。
・抵抗値は通常、第1色帯と第2色帯による2桁の仮数部と第3色帯による1桁の指数部(10のベキ数)
によって表示する。
例: 仮数部 指数部(桁表示色帯)
■ □ □ 10×1=10Ω(オーム) ■1 □0 □^0
■ ■ □ 47×1=47Ω ■4 ■7 □^0
■ ■ □ 75×1=75Ω ■7 ■5 □^0
■ □ ■ 10×10=100Ω ■1 □0 ■^1
■ □ ■ 30×10=300Ω ■3 □0 ■^1
■ □ ■ 10×100=1KΩ ■1 □0 ■^2
■ ■ ■ 22×100=2.2KΩ ■2 ■2 ■^2
■ □ ■ 10×1000=10KΩ ■1 □0 ■^3
■ ■ ■ 22×1000=22KΩ ■2 ■2 ■^3
■ □ ■ 10×10000=100KΩ ■1 □0 ■^4
■ □ ■ 10×100000=1MΩ ■1 □0 ■^5
■ □ ■ 10×1000000=10MΩ ■1 □0 ■^6
・上の数値色帯の後に誤差を表す色帯が付く。
誤差(±%) 20% 10% 5% 2% 1% 0.5% 0.25% 0.1%
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
カラーコード 無 銀 金 赤 茶 緑 青 紫
文字表記 M J K G F D C B
この誤差を表す色帯が最後に付く。最後は通常、第4色帯であるが、第5色帯のこともある。
例:
■ □ ■ ■ 300Ω ±5%級
■ □ ■ ■ 1KΩ ±2%級
■ ■ ■ ■ 2.2KΩ±10%級
■ □ ■ ■ 10KΩ ±1%級
■ ■ ■ 22KΩ ±20%級
■ ■ ■ ■ ■ 11.1KΩ ±1%級
抵抗で多いのは5%■級と10%■級。
・・・金よりも赤、赤よりも茶が高精度(高級)というのはなんとなく意外な感じがしない
でもないが、たぶん、昔は5%級が最高(それ以上は特別仕様扱い)だったのかも。
・10Ω未満の抵抗値の表示
1桁以下の抵抗値(10Ω未満)は、■金色(1/10)と■銀色(1/100)を用いて表す。
たとえば、1Ω(オーム)で誤差が5%級なら「茶・黒・金・金」(10Ω/10)となり、
0.22オームで誤差が5%級なら「赤・赤・銀・金」(22Ω/100)となる。
例:
■ □ ■ ■ 10×1/10 =1Ω ±5%級
■ ■ ■ ■ 22×1/100=0.22Ω±5%級
・桁表示色帯(指数部)による抵抗値の簡易識別
■(銀) 0.1Ω(オーム)台
■(金) 1Ω台
□ 10Ω台
■ 100Ω台
■ 1KΩ台
■ 10KΩ台
■ 100KΩ台
■ 1MΩ台
■ 10MΩ台
・キャパシタ(容量素子、コンデンサ)の容量値
pFを基本単位にして2桁の仮数部と1桁の指数部で表すことが多い。
例:
容量値 表記
82pF 82K
100pF=10×10pF 101K
0.001μF =1,000pF =10×100pF 102K
0.0022μF =2,200pF =22×100pF 222K
0.01μF =10,000pF =10×1,000pF 103K
0.047μF=47,000pF =47×1,000pF 473K
0.1μF =100,000pF =10×10,000pF 104K
0.47μF=470,000pF =47×10,000pF 474K
1.0μF=1,000,000pF=10×100,000pF 105K
Kは誤差10%以内を示します。
J : 5%以内
K : 10%以内
M : 20%以内
さらに詳細は下を参照。
・・耐圧は、たとえば50Vの場合は単に50と表記(添記)されることが
多いが、これも記号による表し方がある。下を参照。
・・100pF未満と1μF以上はそのまま表記することが多い。
例:
10pF 10pF あるいは 10
10μF 10μF あるいは 10μ
また、小数点[.]を[R]で表すことがある。
例: R47 0.47
6R8 6.8
・キャパシタ(容量素子、コンデンサ)の耐圧と誤差等級
・・キャパシタの耐圧は、表記文字列の先頭2文字で表示されている場合がある。
例:2G474Jと表記されている場合、
先頭2文字の「2G」が耐圧400Vを示し、
次の3文字「474」が容量値0.47μFを示す。
最後の1文字「J」は誤差等級(精度)±5%を%示す。