あの人が帰ってくる・・・

 たとえあの人が、私のことをわからないとしても・・・

 たとえ私の体が、人の姿をとるには早すぎるとしても・・・ 人の姿をとれば、まもなく燃え尽きる命だとしても・・・

 それでも私は、あの人に会いたい!

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 MSX2以降用ゲーム「龍の花園」より、花元咲子さんです。

 当時これでもかってほどプレイして、たった一度だけ、彼女が温室で絶命している場面にたどり着きました。 ショックでした。


龍の花園

 92年頃、ファミリーソフトから発売されたアドベンチャーゲームです。 メディアはFD、4枚ぐみ。

 高校3年生の主人公本城隆一が、まるで何かに導かれるかのように、3年振りに故郷に帰ってくるところから物語は始まります。
 連絡をしたわけでもないのに、駅まで迎えにきてくれた幼馴染の龍宮寺京香と再会します。 隆一は彼女の家に厄介になりますが、翌日目を覚ますと、「龍の花園へ」というメモを残し、彼女の姿はありませんでした。 その日はとうとう京香は帰ってこず、次の日、隆一は彼女の手がかりを求めて、彼女が通っている学校・・・隆一も通うはずだった学校・・・へと向かいます。
 学校で京香の手がかりを探すうち、隆一は忘れていた3年前の出来事を思い出し、そして・・・

 というようなお話なのですが、えらく難度が高く、ちんたらプレイしていたらほぼ間違いなく、隆一は何も思い出すことなく汎用バッドエンドに流れます。

 ネタバラしになってしまうかもしれませんが・・・
 隆一も京香も、そして咲子を含む生徒の一部は、「龍の一族」と呼ばれる存在で、それは、石>花>龍>人>石(順番違うかも)のサイクルを繰り返すのだそうです。
 どうやら3年前、隆一は自分の宿命から逃げだし、その事を記憶から消してしまっていたようです。  もっとも、宿命からは逃れられず、何も思い出せないまま故郷に戻ってきたわけですが。
 咲子は花だった頃、隆一に世話をしてもらっていたようで、隆一が帰ってくると知り、隆一に会いたい一心で死ぬのを承知で人の姿になったようです。 健気じゃないですか、泣けますね・・・
ひょっとすると、オープニングで語られる「京香から譲ってもらったが、引っ越すときに京香に返した花」が、咲子だったのかもしれません。

 ゲームのシステムとしては、「下級生」等に近いかもしれません。
 校内を歩き回ったり、人と話をしたりするたびに時間が経過します。 登場人物は時刻や、それまでの隆一の行動によって出現場所が決まってきます。
 この「時間の経過」というのがやたらシビアで、このゲームの難度を上げている一番の要因です。 アドベンチャーゲームの基本とも言える、「調べる」「話す」をするたびにどんどん時間が経ってしまうので、大変です。 重要なアイテム等、あらかじめどこにあるか過去のプレイから把握しておく必要があります。

 このソフトは、漫画家の青井泰研(現、青井大地)氏が、脚本、作画、プログラムと、音楽以外のほとんどを一人で作ったという代物です。 大したものです。
 以前某イベントで氏のサイン色紙をいただいたので、ここにのっけちゃいます。 リクエストを聞かれたので、咲子さんを描いていただきました。

 

攻略 龍の花園

 マニュアルには、「他人から、あるいは雑誌などから答えを知ることはやめてください」と書いてありますが、なんぼなんでももう時効でしょう。

 攻略法ですが・・・私のほうが教えて欲しいです。 とりあえず私のわかる範囲で書きます。

 山田里美や桜野愛といった登場人物とのエンディングを迎えるには、部室や教室などをマークしてよく会話していれば良いかと思います。
一番問題なのは、京香との、いわば真のエンディングです。

 重要なアイテムがありますが、私の覚えているものは・・・
     温室に落ちているメモ 「龍一君の好きなもの」
     生物室(だったか?)の棚の中にある 「めがね」
     写真部暗室の中にある 「龍(?)の写真」
     京香の机の中の 何か忘れた
でしょうか。 他にもあるかもしれませんが。

 校長室のレリーフをめがねを使って見ると、レリーフからメッセージが聞けます。 この時点で何も起こらなければ、何かやり残したことがあるのでしょう。
 メッセージに従って、中庭の石柱のところまで行けば、後はもう一本道だったかと。

 どなたか、より正確な攻略情報をお願いします・・・


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