シュート練習


セットシュートの練習方法

1.オフェンシブ・スタンス・ドリル

 シュートの構えをきちんと作るための練習です。2人1組になり、軽くパスを出してもらいます。ボールレシーブからシュートの構えを作ります。このときにきちんとしたスタンスで構えが出来ているかもう一人がチェックします。


2.シュート・モーションの練習1

 2人1組で、4m程度離れて向かい合って、膝をつけて座ります。相手の頭をリングとみなしてシュートします。ボールが45度の角度で頂点に達するようになると、ボールの伸びが良くなり距離が伸びます。この練習の目的は、アームストローク、ボールスナップ、フォロースローを身につけることです。


この練習の中で良く起こる間違い:

  1. 肩と手首に力を入れすぎる
  2. シュートポジションでボールを大きく振る
  3. 指に力を入れすぎてスピンがかからない


3.シュート・モーションの練習2

 2人1組で、1人はゴール下1mの距離に座りシュートを行う。もう1人がボールをひろってパスする。

 ゴール下1mの距離から始め、10本中8本以上入るようになったら、2m、3mと距離を伸ばしていく。


4.スピンドリル

 バックボードの下に位置して、バックボードの一番上にボールを当てて、落ちてきたボールを膝を曲げて腕を伸ばした状態でキャッチする。すぐに膝を伸ばしながら、ボールをリリースして、これを繰り返す。

 膝を十分に曲げながらボールをキャッチし、同時に膝を伸ばして手からボールをリリースする。手首、指、ひざのリズムを一致させるための練習です。


5. Ready-Shoot DRILL

 コーチからパスを受けた後、トリプル・スレット・ポジションを作り、コーチの「レディ」または笛の音でシュートの構えを作り、「シュート」または笛の音でジャンプ・シュートを行います。


6. メンタル・リハーサル

 シュートの集中力を高めるためのメンタルリハーサルは、ターゲット(バスケットの中心)と目的(バスケットにボールを入れる事)とのはっきりしたイメージを描き出すことです。また、シュートの動作中にターゲットに集中するタイミングについてのはっきりとしたイメージを描き出すことです。

 コート上のいろいろな位置でターゲットを見ます。そして、目を閉じて詳しくリングやネットを思い浮かべます。次に目を開けてバスケットの中心にファインセンタリングし、再び目を閉じて、バスケットとその中心のはっきりとしたイメージを描き出します。いったんバスケットの中心点にファインセンタリングできたら、リングにボールを入れる鮮明なイメージを作り上げます。


7. ドライ・シューティング

 これはボクサーが行うシャドウ・ボクシングと同じものです。つまり、ボールを使わないで行うシューティング動作です。シュート時の身体の動かし方とバスケットの中心点だけを見るファインセンタリングの集中スキルとを協応させることです。これはシューティング動作が「第2の天性(後天的に身に付いた癖や習慣)」になるまで続けなければなりません。


8.ボールを使った一人で行うシューティング練習

 常にシュートが成功するイメージを持って、ターゲットにファインセンタリングをしてシュート練習を行う。シュート練習の手順は以下の通りです。

  1. シュート練習の最初は、ウォームアップのためにもできる限り近い位置からシュートを行う。そして、近い距離からの正確なシュートはシュートに対する自信を作ることができます。最初の10本は確実に決めることが望ましい。ウォーミングアップとして、1〜2mの距離から50本行います。
  2. そして、一歩づつ3ポイントまで徐々に距離を伸ばします。このとき、それぞれのポジションで完璧なシュートをした後、距離を伸ばすようにします。3ポイント・シュートは近い距離からの十分な量のシューティングの後にのみ行うべきです。
  3. 最初は、止まった状態からシューティングを行います。その後は、正面からパスを受けた状態からのシューティング、横からパスを受けた状態からのシューティング、ドリブルをした状態からのシューティングを順に行います。
  4. ダミー・ディフェンスがいる状態からシューティングを行います。このときのディフェンスはダミーですのでシュート・チェックをするフリをします。実際にはチェックしません。
  5. ゲームライクな状態でシューティングを行います。実際のディフェンスのいる1対1などという意味です。



シュート練習での簡単なチェックポイント