キャッチングの指導で注意する点は、集中の方法をしっかりと指導することとボールハンドリングを高めることです。
ボールキャッチするときは、次のような順序でプレイが進みます。
1はキャッチした後に、回りを見てから次の行動を起こしているのでは遅くなるので、予めパスを受ける前に回りの状況を把握することによって、パスをキャッチした後にスムーズにプレーすることができます。
2は当たり前のことですが、パスを受ける心構えをしていないとキャッチすることはできません。パスを受けたい場合などには、手のひらを相手に見せてターゲットをはっきりさせることによってパスをしやすくさせます。また、声を出すことも重要です。
3は動きながらボールを受ける場合には特に重要です。パスするプレイヤーをしっかりと見ることによって、パスのスピードや方向の予測を行うことができます。
4は3によって予測した後に、キャッチするためには、手をボールに向けなければなりません。このときの手の形はボールを持つときと同じようにお椀型にします。また、指先・腕・肩を楽にさせておくことも重要です。
5は3と4の続きで、パスする瞬間から到着するまでボールをしっかりと見て、ボールに対して狭い集中(ファインセンタリング)を行うことを示しています。
6は、見ているだけではボールをキャッチすることはできませんので、"ボールへの集中"から"手の感覚への集中"へ切り替えすることを示しています。
7は、ボールハンドリングの動作です。
8は2に関連して、回りの状況から判断された、適切な次の動作(シュート、パス、ドリブルなど)に移ることをあらわしています。