自分のマークマンが隣のプレイヤーにパスすれば、ディフェンスはボールマン・ディフェンスからディナイ・ディフェンスへすばやく移動しなければなりません。このとき、ディフェンスは、まずボールの方に向かって少し下がりながらすばやく移動して、マークマンからツー・ハンド・アーム・アウェイの距離(120〜150cm)を離れることによって、自分のマークマンがゴールに向かってフロント・カットするのを防ぎます(図2-14の2の状態)。そして、ボールマンに対してヘルプできるポジションに位置してから、ボールマンのディフェンスがきちんとディフェンシブ・ポジションをとったのを確認してからディナイのポジションをとります(図2-14の3の状態)。
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| 図2-13 | 図2-14 | 図2-15 |
図2-13は、ボールサイドのジャンプ・ツー・ザ・ボールの概観図を示し、図2-14と図2-15はジャンプ・ツー・ザ・ボールでのディフェンスの動き方とステップを示しています。パスした後、マークマンがゴールカットすれば、まずディナイ・ディフェンスのスタンスをとり、オフェンスにバックカットさせるようにコースチェックをして、前を切らせないようにします(図2-13)。
ボールマンのディフェンス以外のプレイヤーもジャンプ・ツー・ザ・ボールを行わなければなりません。ポイント・ポジションから逆サイドのウイング・ポジションへパスすることによって、ウイング・ポジションのディフェンスはディナイ・ディフェンスからピストル・ディフェンスへ移らなければなりません(図2-16)。このため、ディフェンス・プレイヤーはボールから目を離さないように身体を開いて、ランニング・ステップでピストル・ディフェンスのポジションへ移動します。パスした後、マークマンがフラッシュ・カットすれば、ピストル・ディフェンスのときのフラッシュ・カットに対するディフェンスと同じようにします。このときも、ディフェンスはマークマンのコースを抑えて、コースとタイミングをずらせることを目的としてディフェンスをします。
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| 図2-16 | 図2-17 |
図2-17のようにボールマンから2パス以上離れたオフェンスがパス(スキップ・パス)を受けたとき、ディフェンスは素早く自分のマークマンに対するディフェンシブ・ポジションをとらなければなりません。このとき、約2〜3mの距離まではランニング・ステップを行い、そこからはステップ・スライドでツーハンド・アームの距離まで両手を大きく上げて近づきます。その後は、スタター・ステップ(ハーキー・ステップ)をしながら重心を後方において、オフェンスの動きを見ながらオフェンスに詰め寄り、ボールマン・ディフェンスの状態を作ります。
自分のマークマンがパスを受ければ、ボールマンにプレッシャーをかけるためとオフェンスにアクションを起こさせるために、ボールマンにワンハンド・アーム・アウェイの距離まで近づきボールに対してスナッピング(ボール・チェック)をして、すぐに攻撃できないようにします。その後、オフェンスの状態を見ながら、ボールマンに対するディフェンシブ・ポジションをとります。