基本の構え

 基本の構えは、すべてのプレイヤーが理解・実践しなければなりません。バスケットを行うのに最も基本的な姿勢は、足、ひざ、腰、上体の位置とバランスにポイントがあります。

足は肩幅よりもやや広く取り足首を軽く曲げ、かかとを少し上げ、親指のつけ根のふくらみ(拇指球)に重心をのせるようにし、身体はシュートの方向に正対させます。

膝はリラックスした状態で、150度程度の角度に保ち、身体をシュートの方向に正対させます。両膝と足の向きを正面に向け、膝を大きく内側に入れたり(内股にする)、外側に開いたり(ガニマタにする)しないように注意します。これは、膝の故障や怪我の防止につながります。

上体は前に曲げないようして、胸を張り、腰の位置からしっかりと起こします。猫背にならないようにする。上体をしっかりと起こすために、腹筋に力を入れて、上体のバランスをとるようにします。

腹はやや力を入れた状態で引き込み、絶対に肩に力を入れたり、前屈みになってはいけません。

 肘はリラックスした状態にして、脇が開きすぎないように注意しながらやや(約20度)外側に開く。

★写真ではボールを保持しているが、ボールの保持に関係なくスタンスの考え方は同じである。


参考文献

  1. 川野哲栄, "下肢のスキル運動(1)", トレーニングジャーナル, 2(1994)90
  2. 川野哲栄, "下肢のスキル運動(2)", トレーニングジャーナル, 3(1994)86
  3. 野村亜樹, "バスケットボールに必要なトレーニング(1)", コーチングクリニック, 7(1998)26
  4. Russ Ball, "The basketball jump shot: a kinesiological analysis with recommendations for strength and conditioning programs", National Strength and Conditioning Association Journal, 5(1985)4-12
  5. 吉井四郎, バスケットボールのコーチング 基礎技術編, 大修館書店, 1977
  6. 倉石平, 倉石平のオフェンシブ・バスケットボール, ベースボールマガジン社, 1995
  7. George Lehmann, "The Art of Shooting", Pro-Keds, 19xx, VHS
  8. Robin Pound, "The defensive stance for basketball", National Strength and Conditioning Association Journal, 5(1990)6-17
  9. Tom Richardson, Pete Schmotzer, Jim Brandenburg and William Kraemer,"筋力トレーニングによるリバウンド能力の向上",NSCA JAPAN Journal,4(1994)5-10