最新劇場映画感想文



 がみた映画は彼女らの一言感想文もつけてみま す。よこぜとの違いを比較してみてちょ。

【降りてゆく生き方】 倉貫 健二郎 10/17wrote

 武田 鉄矢、沢田 雅美、渡辺 裕之、苅谷 俊介。上映会形式でしか上映しないという映画。
 新潟のとある稲作地帯が舞台。ここにグローバル資本がリゾート地帯を開発しようとしている。いわゆる負組リーマンだった川本五十六(武田)はこの用地買収プロジェクトに抜擢される。山本は持ち前のキャラクターで農村の人たちと仲良くなっていく。
 武田が主役というのが大きいのでしょうが、ユーモアと愛あるいい映画です。地域の衰退と大型開発の狭間にゆれ、人々が分断されてしまう町。八ツ場ダムなんかも正にこの構図です。この原因をつくったのはいったい誰?そしてどうすれば解決できるのか。そのヒントがこの映画にはあります。
 タイトルの”降りてゆく生き方”というのは、お金や名誉のために上昇してゆく生き方とは違う生き方もあるんだよ、というのを提示しているのです。映画を上映会方式しているというのもこの映画のテーマをあらわしているもので、映画館にかかっている映画を見に行くというのではなく地域で上映会をつくりあげるということなのです。
 発酵や日本酒のつくりかたなどはじめて聞く話も多く、非常に勉強になりました。発酵とは良い素材を良い環境に置くことによっておこるものでそれが欠けると腐ってしまう。この映画の一つの大きなテーマが発酵。日本酒も安いやつはアルコール添加しているというのは知っていましたが、実は吟醸とか高級品とされているものまでなんとアル添されているのが普通になっているのだそうです。もとは戦中の食料難のときに考え出されたアル添が今は儲けのために普通に行われている。どうも日本酒がアルコール臭いと思っていたらこういうことだったのだ....。また精米歩合をあげて削りに削って良い酒ということにしている。こんなことやってるとポン酒は滅んじゃうぞ。
 この映画みて以来日本酒の見方が変わり、日本酒の選び方もわかってきました。また無農薬は当然で有機でもなく、無肥料でも作物ができるってのは驚きでした。
 今回の上映会は、新宿の根本区議が檜原村の上映会で見て、新宿でも実現したいということで企画し9/23の四谷ひろばで開催したものです。四谷ひろばは元小学校で、廃校になった建物を使っておもちゃ博物館やアートスペース、集会スペースなどとなっている場所。映画を上映したのは元の体育館でした。根本区議も最初は区民ホールを使おうと思ったそうなのですが、それではこの映画の主旨にあわないということでこの場所になったのだそうだ。本作のプロデューサーが映画は見る場で変わるんですと言ってましたが”そうかもしれない!”と私も思いました。極上の映画に発酵したのです。
★★★★☆

のひとこと
 コメディタッチで観やすいけど、地域づくり自然との調和と共生、人と人とのつながりなど示唆に富んだいい映画です!八ツ場でもやった方がいいよ。

【ボルト】 バイロン・ハワード、クリス・ウィリアムズ 9/7wrote

 ディズニーのフルCGアニメ。非ピクサーですが、ジョン・ラセターがプロデュースしています。それだからか、おまけの短編はカーズです。TVドラマのスーパーワンコとして活躍しているボルト。しかし、彼はそれがフィクションとは知らず、ただペニーという少女を守ろうと奮闘していた。いつもハッピーエンドで終わる番組なのだが、マンネリ化を脱却するためにハッピーエンドにしなかった。ボルトは落ち着きがなくなり、スタジオから飛び出し外の世界へ。
 トゥルーマンショーと似たシチュエーションですが、やや映像業界の楽屋オチ的な部分が多い。いかにも業界人ぽいマネージャーのキャラとかは面白いのですが。
 オープニング映像の迫力は十分で、ストーリーもよくできていて、さすがラセター プロデュース作品だなと思わせるところはありますが、ピクサー作品ほどではないですね。
 以下ネタバレですが、最後の話のまとめ方がどうも気に入らない。ペニーは女優をやめ、ボルトは普通のワンコになります。普通のワンコと少女の幸せを見つけた、ということなんでしょうが、だったら今まで彼らがやってたのは何だったの?業界ネタで引っ張ってきてこのオチはないんじゃない(^^;?
★★★

のひとこと
 猫がすてねこだったことを告白するところが良かったよ。
のひとこと
 全部面白かった。なんでねずみは球(タマ)に入ってるの?
のひとこと
 ワンちゃんがガウーってやってた。

【スラムドッグ$ミリオネア】 ダニー・ボイル 5/9wrote

 デヴ・パテル、マドゥル・ミッタル、フリーダ・ピント。2008年のアカデミー賞はじめ、各種映画賞を総ナメにした映画です。イギリス人監督のダニー・ボイルで、舞台はインド。登場人物もインド人。有名な俳優も全く出ていない映画で通常はアカデミー賞とは無縁な映画。むしろ外国語映画賞の対象作と言っても良い感じ。見る前からそう思って見たのですが、やはりその印象は変わりませんでした。つまり、他のノミネート作がそれだけ今一つってことだったんでしょうね。
 映画としてよくできています。映像も本当のインドを撮っているので躍動感にあふれています。原作者はインドの外交官だそうで、映画にはインドの様々な社会問題が織り込まれかなりヘビーなネタも多いのですが、テンポよく前向きに物語は進んでいくので一気に見てしまいます。映画はきれいにまとめられていて、見たあとは、良かった、いい映画だった、という読後感が残ります。しかし、あまりにもきれいにまとまってしまっているので、映画館を出ると描かれていた問題点が飛び去ってしまうかも、と思ってしまいました。でも、多くの人に見てほしい映画です。
 ミリオネアというクイズがあることはなんとなく知っていましたが、テレビは最近見てないのでこのようなルールとは知りませんでした。知ってること前提として話は進むので知らない人(私ぐらいか(^^;)はルールについて予習した方がいいかも。司会役の役者は怪しげな迫力があり、”みのもんた”みたいだなと思ったら、日本のミリオネアは”みの”が司会だったんですね(^^;
 以下ネタバレあり。主人公の二人の少年はスラム生まれとは言えお母さんとつましく暮らしていました。しかし、そこに宗教紛争がありイスラム教徒だったお母さんは殺されてしまいます。そうなるとインドには何もセーフティネットが無いようで、ストリートチルドレンとして暮らすしかなくなってしまいます。そういう子どもを悪い大人たちが利用します。そうして育った子どもは街のチンピラとなり悪い大人が再生産されてしまうのです。また、インドは世界のバックヤードとしての面も持っています。低賃金での工場、コールセンター、プログラミングなど。だから私達とも無縁な世界ってわけでもないのです。
 社会問題をクイズでパッキング。ラブストーリーで味付けしたインド風味の見事な作品ですな。ちなみに最初の問題はDだと思ったよ。そういえばインド人のシャマランも”運命”好きだね。
★★★★

のひとこと
 いい映画だった。いろいろな問題が込められていてすごく良くできてた。司会の人はみのもんたみたいだったね。

【プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!】 大塚 隆史 4/18wrote

 プリキュア映画は秋に一回というのが定番だったのですが、今回は春休みにもプリキュア映画です。新シリーズのフレッシュプリキュアがはじまった直後の公開となりましたが、新プリキュア3人も加わって14人のプリキュアが大集合。仮面ライダー大集合、ウルトラ兄弟大集合のノリですね(^^;
 これだけの大人数ですから、顔見せと変身場面を見せるだけでもたいへん。ストーリーはまあどうでも良い感じでターミネーター3に出てきたようなツルっとした金属光沢おやじがプリキュア達をやっつけに来るという話。プリキュアファン意外は見る必要のない映画(^^;
 もともと映画のプリキュアはプリキュアファンの女の子たちのお祭りみたいなものです。入場者の女の子にはミラクルライトというペンライトみたいなものが配られピンチではみんなで振ります。公開2週目でしたが満員で初回の上映には入れず次回まで待ちました(プリキュアの聖地?の池袋シネサンシャイン)。客層は女の子とお父さんもしくはお母さんのグループが95%ぐらい。ついでに連れてこられた弟が数人。アニメファンらしき大きめのお姉さんが数人。アニオタ風のお兄さんが3人ぐらいという劇場構成です(^^; とにかく女の子たちの期待感に劇場は包まれ一体感があっていい雰囲気。
 ここでプリキュアの分析でもしてみましょう(^^; プリキュアのファンの中心は3才〜小学校低学年ぐらいまでの女の子。彼女たちの心をいったい何がつかむのでしょう。プリキュアはセーラームーンの流れをくんでいますが、もともとはサリーちゃんとか、秘密のアッコちゃんなどの魔法モノの女児アニメの延長線上にあるものなのでしょう。それにキックやパンチなどの格闘シーンが加わったもの。前半は学園モノであり、ホームドラマなのですが後半で変身し水戸黄門のように悪者をやっつけるというのがお決まりのストーリー。この定番のシンプルさと登場するお姉さん達(中学生)へのあこがれ、変身のきらびやかさが、ぐっと彼女らを引き寄せるのでしょうか。男の登場人物も出てはきますが、あくまで脇役でピンチでは何の役にも立ちません(^^; 格闘シーンに眉をひそめる親も多いようです。私も最初は違和感ありましたが、変身後の世界はあくまでファンタジーなのでいいんですよ。
 プリキュアも初代から徐々に変わっています。初代は二人でかなり格闘色の濃い作品で、アニオタ好みの雰囲気がかなり漂っています。2代目はシリーズ的には失敗の部類で1年で終了。3代目がプリキュアブランドを確立することになった5人のプリキュアが登場するプリキュア5です。現在放映中のフレッシュは大成功の3代目を継ぐシリーズになるわけですが、人数を3人に減らし”ダンス”という味付けをしたことにより今のところプリキュアファンの引き留めに成功しています。初代からすると格闘色は薄まりドレスもキャラクターも女児好みに寄っていますが、プリキュアの掲示板が炎上するぐらいアニオタのハートもつかんでいるようです(^^; ちなみにアニオタの間では新シリーズはフレプリと言うらしい。
★★☆

のひとこと
 お祭りだね。私はやっぱりプリキュア5の方が良かった。
のひとこと
 みんな出てきてすごかった。悪者やっつけたね。
のひとこと
 ゴーゴー!ゴーゴー!

【ウォーリー】 アンドリュー・スタントン 1/11wrote

 ピクサーの最新作。ファインディング・ニモのスタントン監督作。29世紀の地球は滅亡してしまったのか人間がいなくなっている。廃墟になった都市で一台ゴミを片付け続けるロボットWALL・Eがいた。”WALL・E”とはWaste Allocation Load Lifter Earth-Classの略だそう。
 評判高い映画でしたが、その評判通りの映画。ピクサー作としても出来の良い方です。登場人物(ロボット)少なく、会話もほとんどなく、感情表現の難しいロボットでよく飽きさせない2時間映画をつくれるものだと感心しました。CG表現の素晴らしさも敢えて言うまでもないですが、ティンカーベルを見た後だけにその格の違いが感じられました(^^;
 以下ネタバレ含みます。登場人物(ロボット)はWALL・Eとゴッキーの他に探査ロボットのイヴなどその後多数出てきて、人間も実は生きてます。米国では公開前にWALL・E以外の存在は隠していたようなのですが、日本ではイヴは我慢できずに宣伝に使っちゃいましたね(^^; しかし、それ以外は隠してるからまあ許せるか。しかし、あの日本の予告編はわざとでしょうが、本編のストーリーと違うぞ!変な予告編はつくらない方がいい。
 映画の冒頭で、人類は滅亡したのかと思われるのですがゴミで汚れすぎた地球をゴミ片付けロボットの残して放棄し、宇宙へ逃げだしているのです。人間は宇宙でロボット任せな怠惰な生活を送っています。2001年宇宙の旅へのオマージュ、そしてマトリックスを彷彿とさせましたがストーリーはオリジナリティがありよくできています。子ども向きというよりよくできたSF映画です。視点をロボットとしたことで、子どもでも飽きさせないつくりになっているのです。
★★★★☆

のひとこと
 ピクサーははずさないね。ロボットだけどかわいいし生きてるみたいだったよ。武田教授(「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の著者)も見た方がいいんじゃない。
のひとこと
 おもしろかった。ゴッキーが出てきて(ウォーリーとイヴが)笑ってるのがよかったよ。うさぎの(ウォーリー前の短篇)が楽しかった。
のひとこと
 ラー、リラリリラ!(ロボット語!?)

【ティンカー・ベル】 ブラッドリー・レイモンド 1/8wrote

 ピーターパンに出てくるティンカー・ベルの誕生秘話の第一章をフルCGアニメで映画化。ものづくりの妖精として誕生したティンカー・ベルだったが、メインランド(人間の世界)に彼らは行けないという。どうしてもメインランドに行きたいティンカー・ベルは他の妖精に挑戦するのだったが。
 りんたんが見たいというので見に行きましたが、子ども向きの並作映画。以下ネタバレあり。妖精界では生まれながらにして役割が決まっており、結局ティンカー・ベルはチャレンジしてもだめでものづくりの妖精へと落ち着きます。話の展開としては、子ども映画にありがちな、自分で災厄のタネをまき大混乱を引き起こすが、それをなんとか自分でおさめるというもの。一人相撲ってやつですね(^^; その混乱を収める手法が、科学好きのディズニーらしく、オートメーションによる効率化です。前日に”いのちの食べ方”という動物などのオートメーション工場のドキュメンタリー映画を見ていたのでそれと見事にオーバーラップ。ティンカーベルがスプレーでテントウムシに色を塗る様子と、ブタが腹をシュコーンと裂かれる映像が重なってしまいました(^^; この映画のココロは、変な野望は持たず、 適材適所でカイゼンせよってことですかね(^^;
 CGは二世代ぐらい前の感じでなんか動きがぎこちなく、テクスチャーも安っぽいと私は感じました。ディズニーってそういえばピクサー以外はフルCGってほとんどつくってないんだっけ。無理しないで、普通のアニメにした方が良かったんでは?
 本作は四章のうちの第一章だそうです。ウェンディがチラッと出てきたり、今後の広がりを予感はさせますが、四章も引っ張るのはやりすぎでは?
★★☆

のひとこと
 なかなかよくできてたよ。一回みれば十分だけど。
のひとこと
 おもしろかった。ティンカー・ベルはつくるの(ものづくりの妖精)がいいと最初っから思ってたよ。
のひとこと
 ダーン!ってやったったた!ダーン!って

【Yes!プリキュア5 GoGo!お菓子の国のハッピーバースデイ♪】 長峯 達也 11/29wrote

 プリキュア5の映画第二弾。のぞみの誕生日、みんなでパーティーしようとしているところにお菓子の国、デザート王国のショコラ姫から同国へ招待される。5人と、ココらは大喜びだったが実はデザート王国はムシバーンというおやじに実権を握られていた。
 ミラクルライト2が今回も子供たちに配られみなさんでプリキュアを応援して楽しい雰囲気でした。大人だけのグループやおやじ一人というのも少しおりましたが(^^;
 以下ネタバレです(^^; デザート王国の支配層はデザート女王とショコラ姫しかいません。そこにラスプーチン的にムシバーンというチョイもて系のおやじが入り込んでいます。王国なのに王様や王子、執事などが全く出てきませんが、病気とかでお亡くなりになってしまったのでしょうか?母子家庭につけこんだチョイもておやじという構図がなんか切ない。ムシバーンの目的は王国制覇なのかと思うと違うんです。究極のおいしいお菓子を探してデザート王国にやってきた海原雄山みたいなおやじだったのです!そしてムシバーンは最期に究極のお菓子を見つけます。「みんなで食べるお菓子がおいしかったんだ」と!
 前作と比較して戦闘シーンをうまく配し、怖い雰囲気を少なくしていると感じました。悪者も究極のお菓子を探す、なんて間抜けでいいじゃない(^^; 主要な客層は小学校低学年以下ですからね。とにかく、本作もプリキュアファンのためのお祭り映画であるということは変わりありません。今回は私のすきなブンビーさんも登場します!
 プリキュアシリーズは好評なのでしょう。なんと春にもプリキュアオールスターが登場する映画をつくる予定だそうです。同時上映の短篇はこの予告編ということだったみたい。
★★★

のひとこと
 リアルシロップが良かった。やっぱり戦いの場面が多すぎ。でもあの人(ムシバーン)なんで服ぬいでたの?
のひとこと
 おもしろかった。なんであの人(ムシバーン)服ぬいでたの?
のひとこと
 りんたんのりんたんの

【イキガミ】 瀧本 智行 10/8 wrote

 松田 翔太、山田 孝之、金井 勇太、風吹ジュン。週刊ヤングサンデーの連載中漫画が原作となっている映画。1000人に一人、18-24才の間に死ぬことがプログラムされたナノカプセルを小学生の入学式で埋め込まれる。その埋め込まれた人は死ぬ24時間前に対象者であると告げられる。その通知書はイキガミ(逝き紙)と俗称で呼ばれている。本作の主人公はそのイキガミを対象者に配る厚生保険省のお役人です。今回の映画では4組のイキガミ対象者が描かれています。;
 この漫画の存在は知っていましたが、読んではいませんでした。漫画のような設定ですが(^^;そうとも言えません。イキガミというのはやはりアカガミからきてるのでしょうが、アメリカを見ればこの世界は現実です。兵士となりイラクへ送られれば死んでしまうかもしれない。映画のイキガミは無作為抽出なので、ある意味公平と言えますが、アメリカのイキガミは貧乏人にだけ届くイキガミです(^^;;;
 現代日本にもイキガミはありますよ。それは死刑です。一応すごく悪いことした人が死刑となることになっていますが、”冤罪”だってありますからね。死にはしないけど、裁判員制度というのもこれに近いものがあります。無作為抽出された人が凶悪犯罪の裁判官になるというもの。ちなみにこれは18歳以上が3000人に1人が当たるという確率らしい。
 イキガミが届くのは18-24才ですので、本作は若者たちとその周辺の人たちの物語です。社会人への助走段階にある人間に”不条理”にも死が国家から押し付けられるのです。4つのストーリーはイキガミを配達する藤本さん(松田)が共通なだけでつながりはありません。なので、ややオムニバス的なのですが、各ストーリーともしっかりつくってあり、監督の力量を感じました。
 4つのストーリーの中で印象に残ったのはまずは俳優の山田孝之。あとでキャスト見て電車男の彼だったと知りました。本作ではチンピラ風だけどやさしい兄を演じています。彼は今の日本の若手俳優ではトップの演技力ではなかろうか。
 イキガミの根拠となっている国繁法を支持している保守系国会議員の息子にイキガミが届く。このストーリーは国家とは何か、法とは何かを問い掛けている重要なストーリー。”決まったことだから仕方ない””私が何を言っても変わらない”という精神では、世の中おかしくなっちゃうんですよ。
 売れ初めのミュージシャンを演じる金井勇太もなかなか良いです。
 結局、各ストーリーの主人公は死んでしまうわけで、話としては暗く重くなりがちなのですが見てほしい映画です。現在の日本社会そして保守政党を暗に批判している、こんなハードな社会派映画をよくぞ監督はつくったなと思います。この映画のスポンサーにTV局(TBS)がついてるってのも信じられない。ということはそのうちTVで放映するんだよね。まあ、その頃は政権交代してることでしょうが(^^;
★★★★☆



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