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私の志望動機の遍歴
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分野をしぼっていく過程と、志望動機の遍歴を公開します。
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ホームヘルパーの資格を取ったことで、少し考えました。
ホームヘルパーの職務姿勢が「相手の視線に立つ」「何を望んでいるのかを引き出す」「受け入れる」というのは、私が目標としていた生き方と同じでした。(その当時は。今の目標は、人のことなんでどうでもよく、自分のことだけ考えて生きたい。)
だけどこの業界の今後の見通し(給料・処遇・仕事の内容)が立ちません。
まだ遊びたい時期でもあったので、何の求職活動もしませんでした。
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15-2
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これまでずっと、子どもの心について勉強してきました。
児童養護施設には、心の問題を抱えた子どもがたくさんいます。(児童養護施設とは、家庭での養育が困難な子どもが暮らす施設です。)
私にも似たような部分があります。
自分に似たような人との関わりは、同感はできるけど、根本的な解決をしようとするだけの力が足りません。傷の舐め合いにしかならないのです。
けっこうな数の施設に見学・面接しました。それで自分の能力の限界を知りました。
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15-3
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自分の最大のアピールポイントは、一般企業の就労経験です。福祉の世界でそれに一番近いのが、作業所・授産施設・福祉工場といったところです。
老人分野と同じく平成15年からは、障害分野も自己独立採算性が求められるようになります。いわば施設も「企業化」されるということです。
そうしたら、利用者を「労働者」「労働力」として仕事を求め、利益を上げて拡大していく面が必要になるのではないでしょうか。そうしたとき「営業」が求められるでしょう。
身体障害者の施設からの求人はまったくなかったので、成り行きで知的障害者にしぼられました。しかし志望動機も定まらず、パートでもと考え、求職活動を始めました。
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15-3-1
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<履歴書の志望動機の内容>
今後の就職活動での志望分野を考える上で、今まで馴染みのなかった障害分野について、本などで再勉強するよりも、たとえ3ヶ月でも実際に働いてみたほうがより理解が増すのではないかと考え、志望しました。
知的障害者について、裏表のない、ストレートな心情表現ができる人がいる、という側面において、興味を持ち始めました。障害分野は、今まで馴染みがなかったので、2/3は仕事、1/3はボランティアのつもりで、しばらくやっていって理解を増していこうと思っています。
門前払いはされないけど、求職意欲もないのは見え見えで、採用されるはずもないものでした。
大学時代に、ちゃんと障害者と接したのは一度もありませんでした。それよりも、仕事を通じて、最重度〜軽度のさまざまな障害者を「見る」だけはたくさんしてきました。しかし、知的障害者に対するイメージは漠然としたものでした。
それが実習や面接を重ねてだんだんと、彼らのストレートな感情表現に興味を持つようになりました。興味を持ったのはなぜか?
私は、言いたいことや感情を抑える傾向が強かったからです。このことは、今まで子どもの心について勉強してきたことにつながることでした。今は、「もっといいかげんでいいんだ」「ストレートに出してもいいんだ」と思うようにしています。
彼らを参考にしたい、見習いたい、という意識があり、ストレートだからこそ彼らと接してて「気持ちがいい」と感じるようになったのです。
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15-3-2
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<履歴書の志望動機の内容>
知的障害者授産施設で数日間、ボランティアをさせて頂いたことがあります。そのとき、利用者が皆軽度であったからなのかもしれませんが、利用者と共に働き、遊び、話しをすることに私は楽しんでおり、それが自分でも驚きを得ました。
授産施設はもともと企業色のある施設だと認識しています。4年間の企業就労の経験も役立てられると考え、授産施設を希望しています。
授産施設での就労が第一希望ですが、知的障害者について勉強するにも、他の施設での就労は重要であり、ホームヘルパー2級を取得していることで、特別養護老人ホームでの就労も適していると考えています。
<面接でアピールした内容>
障害をもろともせず、というか悪戦苦闘の末、仕事に就いている、できるっていう人もいるけど、まだまだ多くの人が就いていかれないと認識している。
既存の企業や団体の職務(やり方)に、障害者を近づけようとする努力だけでなく、その人に合った仕事を見つけ出し、そこに付加価値を見出し、それを武器にした経済活動を求めていくのも1つの手段だと思う。
平成15年から、障害者関係の法改正もあり、これからは認可された法人でも独立採算性が求められる。福祉といえども、利益を求める姿勢が必要になる。そこに、今までの経験を生かしたいと考えている。
知的障害者に対するイメージ、ボランティアでの経験、企業就労経験のメリットをアピールしました。初めて正規職、それも総合施設へ挑んだときのものです。しかしそれ以上のアピールはできませんでした。ヘルパー資格の取得も生かせられませんでした。
<面接官に言われた内容>
- いくらその人に合った仕事があっても、需要と供給のバランスで、需要がなければならない。具体的に「こういう顧客リストがあって、こう販売できる」というものがあればいいが。
- 仕事面だけでなく、生活面での処遇はどういうことができる?
- 利用者の重度化が進んでる。重度者の積極的な活用にどう対応するのか。軽い人はどんどん街で生活していく。グループホームに住む。仕事は授産施設で、というのもあるし、就労もある。重度者ほど施設に残ることになる。
- 仕事面でも、何の仕事ができるのか?陶芸ができる、機械工作が使える、営業・販売が拡大できる見込み・方法があるなど。
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15-3-3
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<履歴書の志望動機の内容>
企業就労を経験してみて、企業の性質を考えてみると、障害者の就労は、好況不況を問わず、難しいものだと感じます。授産施設は、就労のための訓練施設ですが、私は、障害者の就労場所として発展していってもいいのではと考えています。
企業就労に適応できるように訓練するだけでなく、各利用者がやりたいと思い、できる作業を見出して提供するには、各利用者の意欲を見出し、引き出すサポート役に徹し、その仕事を見つける営業マンとなるような職務を目指したいです。
障害者が置かれている立場を理解し、社会の状況を認識し、施設の役割を認識した上で今後のあり方、目指す方向を提示したものでした。
ここで採用となりこれ以上の推考がなくなったので、最終的に出来ばえがどうであるかは、私にはわかりません。
就職した今となっては、こんな展望は考えてもいません。ハッタリにすぎません。それよりも、目の前の事象の処理で手一杯です。
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