35.小林よしのり

<評論等>
「世論という悪夢」
小林よしのり/小学館101新書/\720
マスコミが掻きたてる世論(せろん)と、責任ある公的意見の輿論(よろん)。この区別をすべきだという。大賛成。私が考えるための良い参考書です。
「教科書が教えかねない自虐」
小林よしのり等/ぶんか社/\1200
従軍慰安婦、南京大虐殺については、双方の意見を素直に読んで、日本軍悪玉派には嘘が多過ぎるように思う。常識や理屈に合わない嘘を繰り返すのでは、信じられるわけが無い。しかし狂信者には何を言っても効果が無いからなあ。
「誇りある沖縄へ」
小林よしのり等/小学館/\1000
日本の犠牲になっている沖縄だからといって、何でも正しいわけではないし、まして沖縄だけが被害をこうむる様なことは有ってはならない。その沖縄で、自由な言論がマスコミによって封じられているとは驚きだ。
「国家と戦争」
小林よしのり等/飛鳥新社/\1500
「戦争論」が50万部以上売れ、逆にいわゆる知識人からの批判・非難が多出する。それに対する整理と批判を西部、佐伯、福田の三氏と座談。小林よしのりの漫画はほとんど支持するし考え方は正しいと思う。三氏は応援しているのだけれど、知識合戦の趣がありすぎてわずらわしい。簡潔に自分の言葉で喋る癖を付けなくては。
「武士ズム」
小林よしのり/小学館/\1300
武道家、渡辺正史との対談集。武備恭順、王者と覇者、侍の処世術などほぼ同感。俺もまともに生きなくては。
「本日の雑談2」
小林よしのり・西部邁/飛鳥新社/\905
確かに雑談だ。だが考え方のバリエーションを学ぶという意味では有意義かもしれない。ただし定価では買う気がしないので、ブックオフで見つけたら次の号を買おうと思う。
「わしズム」
小林よしのり/幻冬社/\667
著者が自分の媒体を作り、自らの価値観を掲載して、日本人に対して生きる哲学を問う。やはりここまで来たか、という感が強い。私が東レでCI活動を続けていた時、会社を変えるにはやるしかないと思ったものだった。彼の結末はほぼ想像がつくが、頑張って欲しい。
「朝日新聞の正義」
井沢元彦・小林よしのり/小学館/\1400
元々、マスコミは事実を伝えるものではないと自覚していたが、ここまで堕落していたのか。私と同じ人間がやっているのだから高望みはしませんが、誠実さは失いたくないものです。
「「個と公」論」
小林よしのり/幻冬舎/\1500
いわゆる知識人が、議論ではなく方法としての漫画の優位性・特殊性を喚くので、だったら文章で勝負してやろうじゃねえか、と書いたもの。この人はまともで筋が通っています。
「知のハルマゲドン」
小林よしのり・浅羽通明/徳間書店/\1262
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<思想漫画>
「天皇論」
小林よしのり/小学館/\1500
学問的には疑問視される万世一系という言葉を安易に使っているのは気になるが、よく調べて、祭祀王としての天皇をきちんと擁護している点には共感する。
「パール真論」
小林よしのり/小学館/\1600
東京裁判でただ一人、日本無罪を唱えたパール判事。パール判決書そのものを読まないで、好き勝手に改ざんする風潮に激怒して、小林よしのりは自分で解題した。この人の努力と真面目さは大したものだ。
「平成攘夷論」
小林よしのり/小学館/\1500
南京大虐殺、従軍慰安婦問題など、中国・韓国・米国・ドイツ・ロシアなど、日本に対するいわれ無き反日夷荻論を論破している。この人はきちんと証拠をあげて論理的に反論しているのが偉い。そして最後は日本の売国奴に対する指摘をする厳しさを持ちながら、間違いは受け入れる寛容さを持っている。
「いわゆるA級戦犯」
小林よしのり/幻冬舎/\1400
東京裁判には法的根拠が無く、戦勝国が見せしめのためにゴリ押ししたショーである。日本国内法では、犯罪者ではないと国会決議されている。なるほど納得。根拠のないマスコミの流布で、我々は汚染されていた。
「挑戦的平和論」上下
小林よしのり/幻冬舎/各\900
「わしズム」から平和論関係を収録。「正義は国家よりも上位の価値である」「平和の反対は、戦争ではなく無秩序である。戦争は外交の手段の一つ」確かにその通り。平和を守るためには、正義に基づいて戦う覚悟が必須だ。
「目の玉日記」
小林よしのり/小学館/\1000
よしりんの白内障への対応記。私も目のピントが合わなくて白内障かと心配していたところなので、人ごとと思えない。病気について、信頼できる人が分かりやすく説明するということは大事だ。
「靖國論」
小林よしのり/小学館/\1200
やはり靖国神社は、国と国民のために死んでいった方々を祭る施設として、素直に崇めたいと思う。私の父はシベリア抑留から生きて帰ってきたが、死んでいたら私はここに会いに来たかも知れない。
「沖縄論」
小林よしのり/小学館/\1600
私は復帰後まもなくの沖縄に、1974年は石垣島、1975年は奄美大島へ人類学のフィールドワークに行った。その経験から判断して、ややノロの意味づけや葬制・墓制の理解に違和感があるが、著者はよく勉強していると思う。そして何よりもまず事実を集め、そこから自らの判断力で考察するというオーソドックスなやり方で構成しているのが素晴らしい。本土であろうと沖縄であろうと、著者の価値観に照らしておかしいものはおかしい、正しいものは正しいと旗色鮮明にしているのが好ましい。彼は決して過激でも偏向でもない、オーソドックスなやり方で優れた智恵を披露してくれている。人間としての、民族としての誇りを高く掲げ、なおかつ屁理屈ではない、現実に即した思想を表明している。
「よしりん戦記」
小林よしのり/小学館/\1600
ゴーマニズム宣言は既に12年になるそうで、その中で厳選したものを再録し書下ろしを加えている。SPA!で一号を読んだ時、その通り、と思った気持ちは今でも変わらないし、買うことによって小林さんの活動にプラスになってくれればと思い、この人の本は新刊で買っています。お布施です、寄付です。頑張ってくれい。
「戦争論3」
小林よしのり/幻冬舎/\1600
「米国のイラク攻撃は、そのDNAの為す業である」「ただ生きるのではなく、より良く生きよ」「伝統と文化に裏打ちされた生き生きとした国が日本だった」、まったく同感です。「日本は戦前から豊かであった」、確かに言われてみるとその通りだ。占領軍のお陰ではない。
「戦争論2」
小林よしのり/幻冬舎/\1900
やっぱり天才だな、この人は。そして努力家だ。エネルギーが溢れている。俺も頑張らなくちゃ。
「戦争論」
小林よしのり/幻冬舎/\1500
愛するものを守るために死ねるかと問いかけている。私は家族を守るためなら、命でも懸けると思う。国のためには、まだ覚悟が出来ていない。小林よしのりは、私に覚悟と実践を問いかけてくる。
「台湾論」
小林よしのり/小学館/\1200
台湾は、理想を実現するために、現実と理想の狭間で歴史と民族の壮大な実験をしている。私はあまりにも知らなすぎた。

<ゴー宣等>
「ゴーマニズム宣言 NEO2 日本のタブー」
小林よしのり/小学館/\1300
まともな言論活動が封じられているアイヌ、沖縄、北方領土について、問題点を指摘している。どう見てもこの人の言い分が正しいと思う。事実を確かめ、考え、発言する。正しければあくまで主張し、間違っていれば撤回する。当たり前のことなのだが。
「遅咲きじじい」1〜
小林よしのり/小学館/\952
主人公は62歳の遅咲散太郎。よしりん特有の本質を穿ったちょっとした毒のある人生漫画。これからの展開が楽しみ。
「ゴーマニズム宣言 NEO」
小林よしのり/小学館/\1200
日本人、靖国、チベット、沖縄、パール判決など、日本人が考え行動すべきことに、納得できる強い指針を示している。
「ゴーマニズム宣言 EXTRA パトリなきナショナリズム」
小林よしのり/小学館/\1300
パラオ現地取材で日本統治論を考え、沖縄戦について論ずる。この人のフットワークとまっとうな思考法には感嘆する。岳父はポナペに従軍していたので、それなりの感慨はある。
「ゴー宣・暫」一〜
小林よしのり/小学館/\1100
この人は立派です。真面目できちんと物事に対します。向上心がある。読んでいると、こちらも勉強しなくては、と思う。
「ゴーマニズム宣言 EXTRA1」
小林よしのり/幻冬社/\1400
「わしズム」に掲載された漫画の再録。ほとんど意見に賛成ですが、ちょっと説明調に成りかかって来ている。お勉強のし過ぎだな。古代史と普通のサラリーマンものをきちんと描いてくれると良いがなあ。
「ゴーマニズム宣言・新ゴーマニズム宣言」13巻〜
小林よしのり/扶桑社・双葉社・小学館/\1000?
この人は大したものだ。正論を吐き続けている、戦っている、成長している、凄まじいパワーを発揮している。この勢いで、組織内の人間やサラリーマンを解題すると、深みも出るし、実社会が分かってくると思うのだが。まだまだ勿体ない。

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