2.評論

<哲学>
「事件のカントヅメ」
村野薫/新潮OH!文庫/\543
筆者は三面記事の鬼だそうです。誘拐、殺人等の事件を追いかけ、事実収集を通して、人間の行動の不思議さを描写している。以外と真面目に考えているので、長編を読んでみたくなりました。
「ものぐさ精神分析」
岸田 秀/青土社/\1600
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「民族という名の宗教」
なだいなだ/岩波新書/\
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「シュタイナー教育を考える」
子安美知子/学陽書房/\
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<世間がヘン>
「世間がヘン」
山藤章二/講談社/\2200
正論です。やっぱり世間の方がおかしい。山藤さんの言うことがまっとうだと思います。せめて私の付き合い範囲だけでも、まともなことがきちんと通用する世間にしたい。朗読のCD付きだけどあまり上手ではない。
「傍若無人を叱る」
鈴木健二/青春出版社/\1400
題名に惹かれてこの人の本を初めて買った。主張はその通りで、賛成。きちんとした考えの基に、人生を生き、ボランティアも本来の在り方で実行していて偉い。もう一つ文章にひねりとうま味があれば継続して読むのだが。
「巨泉日記」
大橋巨泉/講談社/\1400
週間現代のコラム、「内遊外歓」からセミリタイアメントに関する物を単行本化。やはり考え方が真っ当だ。
「巨泉」
大橋巨泉/講談社/\1500
彼は56才でセミリタイアメント、後半生を豊かに生きているという。傾聴に値する生き方だ。豊かな後半生をおくるために、一生懸命仕事をする前半生がある。根本は、しっかりとした自分の価値観を持ち、それを実現できるだけの経済的背景と、共に生きてくれる家族友達が必要。よく考え、計画を練ろう。

<田中康夫>
「日本を」
田中康夫/講談社/\1900
長野県知事としての政策・実践と、新党日本を作った著者の政治哲学を掲載している。ヤスオちゃん偉い。評論じゃなく実践してます。道理をわきまえ、筋道を通しています。彼なら総理大臣になって日本を改革できるかもしれない。
「田中康夫主義」
田中康夫/ダイヤモンド社/\1400
各新聞記事を田中流の是々非々で切り取る新聞私評。この人の判断は的確だと思う。当たり前のことを当たり前に実行する日本にするためには、彼のような発言者が貴重だ。皮肉らないで、分かりやすく格調高い文体にしてくれるともっと嬉しいが。
「嗤う」
田中康夫/光文社/\1500
安っぽく貶される場合が多いが、彼の評論は面白い。権威を恐れず、筋の通った事をきちんと述べ、しかも弱者に対する思いやりと、具体的行動を伴っているから。彼の評論は一読に値する。
「神なき国のガリバー」
田中康夫/扶桑社/\
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<その他>
「情報の捨て方」
梶原建二/リュウブックス/\730
57歳になり、本を片付けていたら見つけた。著者はファイロファックスを日本に導入した人。私もずっと使ってます。再読してみると、やはり捨てなくては新しいものを入れられない。
「文章読本さん江」
斎藤美奈子/筑摩書房/\1700
幾多の「文章読本」をまな板に乗せ、バッタバッタとたたっ切る。凄い切れ味です。真面目に分析し、文体の遊びも鮮やかです。結局、文は服なんです。その時々で着替えれば良いけれど、センスも大事。この人の文章は面白い。
「失われたアイデンティティ」
ケン・ジョセフ/光文社/\952
著者はアッシリアの民の子孫。古代日本は人種の坩堝で、アッシリアからの移民、秦氏も日本の礎を築いたという。彼らとともに入った景教は、東方キリスト教。仏教よりも早く日本に伝播していたとの事。 確かに様々な国からの移民によって、日本人が作られたと言う気はするが、キリスト教となると面白いが要検討かな。日本人は誇りを持って、日本人らしい民族性で世界に貢献すればよい、という考え・行動は立派だ。
「あのくさ、こればい」
鳥越俊太郎/プラネット出版/\1480
元サンデー毎日編集長、著名なキャスターという肩書きで、名前は知っていたがほとんど縁が無かった。期待したのだけれど、つまらなかった。表面を撫でただけのコメントで、何の捻りも解決策も無い。この程度の人なのか。
「人にはどれだけの物が必要か」
鈴木孝夫/中公文庫/\590
あの言語学者鈴木先生が、環境問題の解決に繋がるミニマム生活を実践、提案している。確かに我々は欲望のために、必要でもない物を買い、そして捨てている。若い頃からの個性的な生き方も一読の価値あり。

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