こうしゅてつどうしゃりょうゆそう

甲種鉄道車両輸送とは・・・
貨物運送約款により貨物として託送される鉄道車両のうち、貨車に積載しないで、それ自体の車輪を使用して運送するものをいう。とされています。

簡単に言うと列車(車両)を鉄道で輸送する事を言います。
この輸送は列車を製造してメーカーから納入先までを全て鉄道で輸送するのです。
この輸送は主にJR貨物が輸送業務を担当し、一般貨物輸送とは違った種別で運用されます。
ダイヤも旅客会社と打ち合わせをしなければなりません。(一般貨物も同様です)
夜にトラックで輸送する時も有りますが鉄道での輸送が一般的とされています。
また、変電所の変圧器のような特大の貨物も輸送する時もあり『特大貨物輸送』と呼んでいます。
東武鉄道30000系電車を輸送中
機関車の塗装もユニークです
250系電車を輸送中
新製車両は自走できない為、目的地まで機関車で牽引されます
 
青いシートには東急車輌のロゴが書いてある
先頭車両同士連結して輸送された250系
JR貨物 新鶴見信号所に停車中の様子

 

東武鉄道 30000系 東武鉄道 250系

甲種輸送や試運転を得て営業運転ができるのです



輸送依頼会社別 旅客会社から受諾されたJR貨物は製造メーカーから車両を引き取り、目的地まで機関車で輸送していきます

JR四国
(9680レ/逗子→新鶴見)
東急車輛(株)によって製造されたJR四国5000系(マリンライナー先頭車両)
逗子から高松まで輸送され、逗子→新鶴見・岡山→高松ではヘッドマークが掲げられた

JR東日本
JR東日本の総武線緩行線新車E231系(試作車)を輸送中
一般の旅客駅も通過する
甲種輸送される車両は通電されていないので後部車両には
貨車同様に赤い反射板が付けられています
新幹線(E3系)
在来線車両だけでなく新幹線車両も甲種鉄道輸送されますが輸送は新幹線の線路を使わずに
在来線の線路を使って行われます
台車はゲージ(線路幅)が異なるので在来線の仮台車を履かせて輸送されます

(写真提供:M.Sさん

JR北海道
JR北海道で活躍している特急『スーパー宗谷』(キハ261形)を東北本線経由で輸送中の様子
車体本体には輸送中に機関車のパンタグラフからの鉄粉がかかるのを防ぐためビニールシートで保護されている


後部には反射板が付けられています
(写真3枚提供:M.Sさん)


配給輸送
甲種鉄道輸送とは違い、自社で鉄道車両等を輸送する際を『配給』と言います

現在、山手線はE231系に置き換えが始まっており、使用されなくなった205系を仙石線に転属させています
下の写真は土崎工場で改造を施した後に、品川→仙台へ輸送された様子です

牽引はEF81−99が担当 連結器の関係から控え車のマニ50-2186が連結された 最後部は新デザイン仙石線205系



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