パーソナルファイアウォールで
HTTPポートへのアクセスを許可する設定方法

作成日:2004.05.05

 パーソナルファイアウォールソフトの「ウイルスバスター2004 インターネットセキュリティ」や「Norton Internet Security 2004」をデフォルト設定のまま使っていると、そのホスト上で動くWebサーバにアクセスができないという状況が発生する。

 自宅サーバを開設して外部からアクセスできないケースは、以前はルータのIPマスカレードの未設定が多かったのだが、最近ではほとんどのパソコンでファイアウォールソフトが動いていることもあってファイアウォールがアクセスをブロックするケースが増えているようだ、

 以下では、これらのソフトで HTTPポートへのアクセスを許可するための設定方法について説明する。パーソナルファイアウォールには多くの機能があるが、それらについてはここでは関知しない。

 「ウイルスバスター2003」や「Norton Internet Security 2003」など以前のバージョンでもほぼ同様であろう。また、他のパーソナルファイアウォールソフトも似通った作りではないかと思われるので、使っている人は勘を働かせてください。

  1. ウイルスバスター2004 インターネットセキュリティ編

     パーソナルファイアウォールによってHTTPアクセスがブロックされていないかどうかを確認するには、以下の手順でパーソナルファイアウォール機能を一時的に無効にするとよい。
    タスクトレイのウイルスバスター2004のアイコンをダブルクリックする
     ↓
    「パーソナルファイアウォール」をクリックする
     ↓
    「パーソナルファイアウォール設定」をクリックする
     ↓
    「パーソナルファイアウォールを有効にする」のチェックをOFFにし、
    「適用」ボタン、確認の OKをクリックする
    


     上記の設定変更後に Webサーバへのアクセスが不可から可になれば、パーソナルファイアウォールが原因でアクセスが拒否されていたことが分かるし、それでもアクセス不可のままであれば、ルータの設定など他の原因が考えられる。

     パーソナルファイアウォールが原因の場合には、パーソナルファイアウォールを無効にしたままで使い続けるのはセキュリティ上問題である。そのため、以下の手順で 80番ポートを許可する設定を行う。

    • モデムで(ルータなしで)インターネット接続している場合
      「パーソナルファイアウォールを有効にする」のチェックON
      ルール一覧の「ホームネットワーク1」」をポイントし「編集」をクリックする
       ↓
      セキュリティレベルを「中」にする(デフォルト状態)
       ↓
      「除外設定」タブの「Webサービス(HTTP)」にチェックし、
      クリックして選択後、「編集」をクリックする
       ↓
      除外設定の追加/編集を以下のように設定し、OK, OKをクリックする
       ↓
      使用中のルールを「ホームネットワーク1」にし、適用ボタンをクリックする
      

    • ルータでインターネット接続している場合
      「パーソナルファイアウォールを有効にする」のチェックON
      ルール一覧の「ホームネットワーク2」をポイントし「編集」をクリックする
       ↓
      セキュリティレベルを「低」(デフォルト状態)にし、OKをクリックする
       ↓
      使用中のルールを「ホームネットワーク2」にし、適用ボタンをクリックする
      
      (説明)セキュリティレベルを「低」にすると全てのポートがオープンになるが、 ルータを使用している場合にはポートの開閉はルータに任せ、ファイアウォールソフトではポート制御をする必要はない。
       もし、どうしてもセキュリティレベルを「中」や「高」に上げたいのであれば、「設定除外」タブで「追加」ボタンをクリックし、上図と同様な除外設定の追加/編集を行う。

  2. Norton Internet Security 2004 編

     Norton Internet Security 2004(NIS)のファイアウォール機能によってHTTPアクセスがブロックされていないかどうかを確認するには、以下の手順でパーソナルファイアウォール機能を一時的に無効にするとよい。

    タスクトレイの NIS のアイコンを右クリックし、カーソルを無効に移動すると、NISの全機能が無効になる。


    あるいは以下の手順で、ファイアウォール機能のみを無効にしてもよい。
    タスクトレイのNISのアイコンをダブルクリックする。
     ↓
    ファイアウォールの項目がオンであれば、クリックして選択し「無効にする」をクリックする。
    

     上記の設定変更後に Webサーバへのアクセスが不可から可になれば、ファイアウォールが原因でアクセスが拒否されていたことが分かるし、それでもアクセス不可のままであれば、ルータの設定など他の原因が考えられる。

     ファイアウォールが原因の場合には、ファイアウォールを無効にしたままで使い続けるのはセキュリティ上問題である。そのため、以下の手順で 80番ポートを許可する設定を行う。
    ファイアウォールの項目の「設定」をクリックする
     ↓
    「プログラム制御」タブの httpd.exe を「すべてを許可」にし、OKする。
     ↓
    「有効にする」をクリックし、ファイアウォールをオンにする
    


  3. WindowsXP のファイアウォール 編

    WindowsXPには標準でファイアウォールが搭載されている。ただ、デフォルトでは動作しないので、使用するためには設定変更が必要である(ルータでネットワーク接続している環境では設定しても無駄な処理をすることになる)。

    コントロールパネル -> ネットワークとインターネット接続
    -> ネットワーク接続 -> ローカルエリア接続 -> プロパティ -> 詳細設定タブ

    ->「インターネットからのこのコンピュータへのアクセスを制限したり防いだりして、
    コンピュータとネットワークを保護する」にチェック

    -> 設定 -> サービスタブ -> Webサーバ(HTTP)にチェック


     上図では Webサーバ(HTTP)以外に、FTPサーバ、メールサーバ(SMTP, POP3)、SSL(HTTPS)もアクセス許可にしている。

     WindowsXPのファイアウォールはローカルホストへのアクセス(http://127.0.0.1/)に対しては、アクセスを許可する設定をしなくてもブロックはしない。

     アクセス状況を記録するために、必要に応じて「セキュリティのログ」タブで以下にチェックをする。
     v ドロップされたパケットのログをとる
     v 成功した接続のログをとる


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