麻しん
平成20年4月から麻しん・風しん混合ワクチンの接種がかわりました
麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)は、T期:1歳、U期:小学校に入学する前年の1年に加えて、5年間の暫定措置として、V期:中学1年生に相当する1年間、W期:高校3年生に相当する1年間の定期接種がはじまりました。公費の接種です。
福岡県の麻疹情報
福岡県では5月末から麻疹の患者報告数が0となりました。しかし他県では流行の報告が続いています。麻疹は同じ部屋にいただけで100%感染します。ワクチンが未接種の場合は早めに接種をしましょう。
国立感染症研究所の発表 2008.1.25
国立感染症研究所の集計で、はしかの患者が今年も神奈川県などで十代を中心に多数発生していることが1月25日に分かりました。感染研は「このまま患者が減らなければ、昨年を上回る規模の流行が春以降に全国レベルで発生する恐れがある」と警戒しています。感染の恐れがある人に対しては、ワクチン接種を呼び掛けています。
はしか(麻しん)とは(以前、私が新聞に寄稿した文章を以下に記します)
はしかを知っていますか。名前はきいても病気は見たことないお母さんお父さんが多いのではないでしょうか。はしかはまず高い熱がでます。約3日たつと全身に赤いブツブツがでます。高い熱は約1週間続き、咳がひどくなり、からだが衰弱します。まれに息苦しくなる肺炎や、けいれんや意識がなくなる脳炎をおこして命を落とすことがあります。なぜならはしかはウイルスの病気で、はしかウイルスを殺すくすりがないからです。直接的な治療法がないのです。ただし前もって予防接種をしていればはしかにならずに済みます。はしかは昔は「命定め」といわれ、こどもにとってはきつい病気でした。はしかにならないための唯一の方法は予防接種です。小さなこどもさんをもつ保護者の方は予防接種について小児科医とよく相談してください。
麻しん単抗原ワクチン不足
関東地方を中心にした麻しんの流行で、麻しん単抗原ワクチンが不足しています。麻しんワクチンが未接種の場合は麻しん・風しん混合ワクチンを接種してください。
麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)の不足解消について
麻しん・風しん混合ワクチンの不足状態が解消しました。今後はお待たせせずに接種できます。
麻しんの免疫の検査
麻しんの免疫があるかどうかは、血液検査をして、麻しんの抗体価を調べます。
一般的には麻しんの抗体価を調べるには3種類の方法があります。
一時期、検査量の急増で検査試薬がなくなり検査ができませんでしたが、現在は通常に検査ができるようになりました。
HI法:ワクチンの効果が有効かを調べます。検査料金も安く短期間で結果が出るので多用されています。
NT法:過去に麻しんに感染したことがあるかどうかを調べます。検査結果がでるまで日数が長くかかります。
EIA法:EIA-IgM法は現在罹患している病気が麻しんかどうかを判断する検査です。EIA-IgG法は過去の麻しんの感染を調べる検査です。発病中の麻しんでも陽性になることがあります。結果は数日で出ますが検査料金が高いです。


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