デベロッパー販売担当は、宣伝上少しでも多くの唄える仕様を付加しようとする。
当然その分コストはかかる。
私は基本仕様はしっかりと有したうえで、技術進歩が早いことから考えられる将来の拡張性を配慮した企画を目指してマンション作りを実施してきた。
給水主管のステンレス化、屋内配管のポリプデン鞘管ヘッダー方式、電話・インターネット配線の予備線付きスター配線化、等々。
その有難味が理解できるのはごく一部の方達であり、何年か先に分ってもらえるかもしれないのがせいぜいである。
一方販売面では目に訴えるものを要求し、それでいつも販売担当者と衝突してきた。
いまのマンションにはあまり使われていない仕様が結構ついている。
九州や大阪で床暖房は必要か、東北でさえ設置されていても使うお宅はまれである。
浴室用テレビは必要か(見たければ市販のもののほうがずっと安い)。
サッシの機密性をあげたために、結露しやすくなり、換気口を空け、24時間換気設備をつける・・・おかしいと思いませんか
逆梁ハイサッシ・・・モデルルームでの見栄えは良いが、エアコンの設置場所等を考えると壁が要るし、総開口面積は変わらないうえに通風が悪く、採光上もメリットがない。
建設費も余計かかるし、カーテン代も高くなる。
オール電化にも反対である。
めったに無いことではあるが、停電時のバックアップがまったくなくなる。
給湯器のスペースが販売面積の中に入ってしまうことも考えなければならない。
外国製の水栓器具も良く使われるが、デザインは良くても水漏れを起こしたり、日本製のほうが絶対良い。
折り上げ天井は変化があってよさそうだが、その分天井の低くなっているところがあることを忘れてませんか。(ダクトスペース等に一部は利用されてはいますが)
高層タワーマンションのエレベーター待ち、判って買ってますか。
テレビなどの家具の配置考えられたものになっていますか。(コンセント、TV・TELアウトレット等)
パソコンどの部屋で使いますか、自由度はありますか、将来の拡張性はありますか。
等々、見かけにだまされないで、本当に必要なものがついているか、余計なものはついてないか、冷静に判断していただきたい。
私事になるが、12年前に建てた拙宅は内外装は普通だが、設備的にはペアガラス、TV付きドアホン、フルオートバス、ウォッシュレット暖房便座、電気錠等を当時としては最先端のものを採用した。
これは今でも通用する仕様である。
設備は10年先のことを予想して、要否を判断していただきたい。