妙好人才市のうた 第1集

今回は,楠恭篇『定本・妙好人才市の歌・全』(法蔵館)から心に残ったものをピックアップしてみました。
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あさましや。
わしのこころの,あさましや。
どをもせんのに,あさましが,まるで,でるでる,
あさましが,じやけんものでござります。
じやけんものとわ,わたしのこころ,
あさましや,あさましや,
あさましや,あさましや,
あさましいのが,じひにまかれて,
ごをんうれしや,なむあみだぶつ。
   (『妙好人才市の歌 一』第一ノート 67)

わしのうたがい,うみよりふかい。
わしのうたがい,山よりたかい。
わしのうたがい,せかいのごとく,
それに,をじひが,くうちいて,
くださるをじひが,なむあみだぶつ。
ごをんうれしや,なむあみだぶつ。
   (『妙好人才市の歌 一』第一ノート 167)

わしのこころわ,せかいのたから。
なむあみだぶになるたから。
   (『妙好人才市の歌 一』第四ノート 13)

さいちがしやわせ,ぶつになる。
しゆ上さいどの,ぶつになる。
なむあみだぶと,もをすほとけに。

   (『妙好人才市の歌 一』第五ノート 38)

かぜとくうきわ,ふたつなれど,
ひとつのくうき,ひとつのかぜで,
わしとあみだわ,ふたつわあれど,
ひとつをじひの,なむあみだぶつ。
   (『妙好人才市の歌 二』第四ノート 121)

な,によらい三,
いただくちゆわ,
わしのこころい,
ひとつになうてやんなさるのだけ,な。
なむあみだぶつ,なむあみだぶつ。
   (『妙好人才市の歌 二』第五ノート 80)

さいちよい。はたらけよ。
はたらけば,こころがこゑる。
なむあみだぶの。
   (『妙好人才市の歌 二』第七ノート 25)

わしが阿弥陀になるじやない。
阿弥陀の方からわしになる,
なむあみだぶつ。
   (『妙好人才市の歌 二』第八ノート 5)

かぜをひけば,せきがでる,
才市が,
御ほうぎの,かぜをひいた
念仏のせきが,でるでる。
   (『妙好人才市の歌 二』第九ノート 2)

わたしや しやわせ
六十四さいいきたしるしに
をろくじもろて
もろたろくじにみをまかれ
ごをんうれしやなむあみだぶつ
   (『妙好人才市の歌 三』第一ノート 1)

たからのやまにゑをたてて
なむあみだぶのゑをたてて
なむあみだぶのなかにつつまれ
ごをんうれしやなむあみだぶつ
   (『妙好人才市の歌 三』第一ノート 3)

あさましや わしのこころわあくみずで
どこをほりてもあくみずばかり
   (『妙好人才市の歌 三』第一ノート 29)

さぶいさぶいとこたつでごをんよろこぶこのさいち
なむあみだぶつなむあみだぶつ。
   (『妙好人才市の歌 三』第五ノート 82)

うきよわ ぜにとかゑこで
みらいわ こころとかゑこをで
なむあみだぶつなむあみだぶつ。
   (『妙好人才市の歌 三』第七ノート 79)

にょらい三よい
こがなたのしみやないけな
ひとわばかだゆうてもゑけな
   (『妙好人才市の歌 三』第八ノート 62)

ねんぶつわ京くれて
あすもくれて
またくれて
またあけるみだの上をどに。
   (『妙好人才市の歌 三』第十一ノート 91)

ぶつぶつとねんぶつさんがぶつぶつと
あみだぶつぶつなむあみだぶつ。
   (『妙好人才市の歌 三』第十二ノート 92)

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