『ガリヴァー旅行記』を一度も読んだことのない人はほとんどいないでしょう。でも,たいていの人は,子供向けに書き直されたものを読んだはずです。それでは,もともとそこに秘められていたスウィフトの皮肉や批判は,まったく分かりません。もちろん,『ガリヴァー旅行記』は歴史書ではありませんが,スウィフトの鋭い批判は,当時のイギリスやヨーロッパに対して向けられていて,これを読めば,学校で習った世界史などとは違った視点から歴史をとらえ直すことができるはずです。私と一緒に,『ガリヴァー旅行記』を携えて,ちょっと変わった歴史の旅に出かけましょう。地図(テキスト)は岩波文庫版を利用することにします。
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総目次 1.スウィフトと『ガリヴァー旅行記』 2.17〜18世紀のイギリス 3.スウィフトと政治 4.スウィフトと宗教 5.スウィフトとアイルランド 6.スウィフトとアジア 7.スウィフトと自然科学 8.文献ガイド