注1
岩波文庫,p.220。
注2
ニュートンは一つの問題を何時間でも,何日間でも,何週間でも続けて考えて,ついにそれを説くことができた,といわれています。(ケインズ『ニュートン,その人間』[高坂正暁『近代文明への反逆』p.114による])
注3
「5.スウィフトとアイルランド」の「ドレイピア書簡」をご覧下さい。
注4
中野好夫『スウィフト考』,岩波新書,p.69。
注5
岩波文庫,p.224。
注6
高坂正暁『近代文明への反逆』,p.112-3。
注7
岩波文庫p.228-229。
注8
ハレーは長くグリニッジ天文台長を務めた人物で,ニュートンと親交があり,特にニュートン力学の完成と彼の『プリンキピア』の出版(1687)に多大の援助をした人物でした。
注9
岩波文庫,p.227-228。
注10
岩波文庫,p.236。
注11
岩波文庫,p.236。
注12
岩波文庫,p.247以下。
注13
第3篇第3章でガリヴァーがラピュータ島について「科学的な解説」をしています。この「科学的な解説」の原語は,philosophical accountであり,王立協会の『理学報告』(philosophical transaction)のもじりであることは明らかです。
注14
スカトロジー(scatology)とは糞尿譚のことで,ようするに「おしっこ」だの「うんち」だのの話のことです。スウィフトはこの手の話が大好きだったようで,小人国でのエピソードにも,たびたび登場します。くわしくは,富山太佳夫『『ガリヴァー旅行記』を読む』,p.19以下をご覧下さい。
注15
岩波文庫,p.256にその図が載っています。この図を見ると,なにやら文字のようなものがたくさん書かれています。その中のいくつかは,ケンペルが持ち帰った日本語の50音図の文字とほぼ同じであることが指摘されています。そのことについては,「スウィフトとアジア」を参照してください。
注16
ルルス(Raimundus Lullus, 1235-1315)は,スペインの神秘主義的神学者・哲学者で,神の崇高性を学芸(ars)の究極的原理と考え,そのことを記号や図形を用いて説明しようとしました。こうした発想は,現代の記号論理学につらなるものと考えられています。
注17
ライプニッツ(Gottfried Wilhelm Leiniz, 1646-1716)はドイツの哲学者で,哲学のみならず,記号論理学や微積分の考案など,多岐に渡って活躍した人です。主著は『モナド論』で,モナドと呼ばれる無数の実体が全体として調和するという「予定調和」説を唱えています。
注18
岩波文庫,p.244-246。
注19
高坂正暁『近代文明への反逆』,p.139-140。