いのちのメッセージ展
     
       
  交通事故や犯罪などで失われた命の重さを考える「生命のメッセージ展」が日本各地で時期をずらして開催されています。
10月は千葉で、11月は秋田で開催されました。

 会場には飲酒運転など、無謀な運転による被害者の他、リンチや医療過誤などで命を奪われた人達の「オブジェ」が90体ほどが並んでいる。

「オブジェ」は被害者の身長に合わせて作られた白い人型。
訪ねた人たちは生前の写真やマフラーなどの遺品、遺族の
メッセージが添えられた「オブジェ」に見入っている。
01年3月始まった同展は秋田で14回目になりました。



広島でも開催
(平成17年6月17〜19日日)
 広島にても命のメッセージ展が開催されました。
 






訪れた人は、備え付けられているレターにてそれぞれの思いを書き綴っている。

 八向亮への手紙を3編紹介させて頂きます。書いた方ご本人の了解を得ておりませんので、イニシャルにさせて
頂きました。

  
茨城県のH.K.さん

   
僕は、茨城県在住の22才のH.K.と申します。
**大学で被害者学を勉強していて、今回拝見させて頂きました。
僕もずっと長渕とバイクが好きで、今でも壁にぶつかると河原でギターを弾く時があります。
八向さんの文章を読ませて頂いてとても熱いものを感じました。
写真からですが、同じニオイのする人だと思いました。
今回のこの出会いを大切にしたいと思います。
長渕のことも、バイクのことも、一緒に話せば知識負けしてしまうかも知れないけれど、
友達になりたい人だと感じました。
うまく言葉にすることが出来ませんが、八向さんから「自分の生き方」と言うものを改めて学ばせて頂きました。
本当にありがとうございました



  
渋谷区のK.A.さん

   あなたの生き方は夢があって、素晴らしいですね。
すごくロマンチックで、僕には到底できないほどの格好いい生き様が感じられます。
僕は高3の時、となりの席のK.O.君と言う人が事故で死ぬと言う経験をしています。
生前、彼は僕に言ってくれました。「やりたいことやったなら、悔いはないんだぜ」と。
君も100%力を出して生き抜いたんだよね。

 その輝きを天国でも大事にして!  see you again!


  
大阪府のY.H.さん

   たぶん、息子がバイクが好きで良く走っていたらとても心配すると思う。
僕もバイクが好きで、親にも彼女にも友達にも皆に「事故るなよ!」と良く言われます。
事故は全てのことが重なって避けることが出来ずに起こります。
そう、必然なのです。
自分も事故を何回も起こしたことがあります。そして、
毎回もう乗りたくないと思うのですが、やっぱり乗ってしまいます。
亮君もとても大好きだったと思います。
いつも僕は親に「バイクが好きでごめんね。」と思っています。
亮君もそう思っていたのだと・・・思います・・・。


小泉首相も来場
 

去る2月18日、「生命のメッセージ展in国会」が衆議院第一
議員会館第一会議室にて開催されました。
国会議員の先生方87名、議員秘書の方々72名、中央省庁の
方々75名、ならびに全国から駆けつけた参加家族及びスタッフ
など、総勢420名が、理不尽に命を奪われた92名分の
オブジェクトと靴に見入り、その中で小泉首相は
「交通事故や犯罪で毎年一万人近くもの尊い生命が
奪われている今、もう一度 世界一安全な日本を取り戻すために、
政治家がやらなければならないことがある。」と言う貴重な
挨拶をされました

また、セレモニーの後には、全国から駆けつけた遺族らと握手や
言葉を交わして下さいました。
「命のメッセージ展」はこれからも日本各地で開催の予定ですが、
3月11日から高知市で、5月に長崎市で、10月に大津市での
開催が決まっております。

和歌山新聞への掲載記事