残雪の唐松岳から五竜岳縦走

●●展望の素晴らしいコースを紹介します●●

今年のGWは足の回復具合を見て、少し楽なコースを選びました。
本格的な山は久し振りで歩行スピードがあがらず、脚力不足を痛感しましたが、
素敵な仲間と楽しい山旅が出来ました。皆さん、ありがとうございました。
連日の快晴で、素晴らしい展望に、至福の時間を過ごしました。
日焼けで鼻が真っ赤です。今回は写真を多目にアップしたいと思います。
●月日  2008年5月3日〜5日
●天気  3日&4日〜快晴  5日〜曇り
●参加 <敬称略>
  羽峡:さなえ:ヤマメ11:山旅人 <九州さんらく会>
●参考コースタイム
 5月3日
  八方池山荘(11:00)〜八方山ケルン(11:25)〜第2ケルン(11:40)
  (11:45)〜八方ケルン(11:54)〜第3ケルン(12:05)
  〜休(12:43)(12:52)〜休(13:18)(13:30)〜丸山ケルン(13:48)
  〜休(14:42)(14:50)〜唐松岳頂上山荘(15:00)(15:05)
  〜唐松岳(15:24)(15:45)〜唐松岳頂上山荘(16:02)
 5月4日
  唐松岳頂上山荘(6:40)〜鞍部(7:55)(8:15)
  〜アイゼン着脱(9:00)(9:05)〜五竜山荘(10:00)(10:40)
  〜休(11:33)(11:43)〜五竜岳(12:03)(12:30)
  〜五竜山荘(13:30)
 5月5日
  五竜山荘(6:00)〜休(6:35)(6:45)〜中遠見山(7:50)(7:58)
  〜アイゼン着脱(8:27)(8:35)〜滑落停止訓練(9:05)(9:30)
  〜地蔵の頭(9:34)〜アルプス平(9:47)
↑五竜岳から唐松岳を望む

<5月3日>
↑白馬五竜スキー場 ↑八方のゴンドラ駅
前日の夜9時、北九州市を車で出発する。
11時間で白馬五竜スキー場の駐車場に着く。ここに車をデポする。
準備をしてからタクシーを呼び、白馬八方尾根スキー場のゴンドラ駅へ向かう。
その時、メンバーが雪山の重要な装備を忘れたことが判明。その調達に向かう。
品揃えの素晴らしいアウトドアショップを発見。ここで装備をレンタルさせて貰う。
店の名前は『ラッピ-』 
時間があれば立ち寄ってみては? とても親切なお店でした。
スタッフの皆さん、どうも、ありがとうございました。(^^)♪
白馬観光タクシー <0261-72-2144>
↑白馬八方尾根スキー場 ↑八方池山荘
八方からゴンドラ、リフトを乗り継ぎ八方池山荘へ行く。
ここで私はピラフの昼食を食べる。天気は快晴、登山者も多い。
流石GWだ。準備をしてから、唐松岳頂上山荘目指して八方尾根へ!
↑八方尾根へ ↑豊富な残雪
登山者以外では、スノーボーを担いだ若い人が多い。
皆さん若く、足が速いので、スイスイと脇を通って足早に過ぎ去って行く。
私は山スキーがしたくて、5年前からスキーを始めたが、
深雪やコブの滑降が難しく、まだ山スキーを始めるレベルに達していない。
今年、還暦なので、ゲレンデスキーで我慢しょうかな。。。
↑遠くに白馬岳を見る ↑第3ケルン付近
八方尾根には大きなケルンが沢山ある。
見通しの悪い時は尾根が広いので、道を失う危険があるのだろう。
名物の八方池は、まだ雪の下で見ることは出来なかった。
↑豪快な五竜岳 ↑下ノ樺から上ノ樺を見る
快晴なので、道を間違うこともない。しっかりしたトレースを丹念に歩く。
右手に白馬岳、左手に鹿島槍ヶ岳&五竜岳、、正面に不帰キレットが見える。
遠見尾根は長大で、雪がタップリあるようだ。随分前の7月下旬、
八方尾根を単独で歩いたことがある。その時、お花畑に感激したことを思い出した。
↑難所の不帰キレット ↑上ノ樺から丸山へ
この2週間、足慣らしで近郊ハイクは再開したが、本格的な登山はひさし振りだ。
自分では頑張って歩いているが、まったくピッチがあがらない。
焦らず、ノンビリと足を運ぶ。歩いていれば、何時か目的地に着くものだ!
ヤマメ11さんから、歩くのが遅いので助かると、お褒めの言葉?を頂戴する。(^^ゞ
↑丸山ケルンからの唐松岳 ↑唐松岳頂上山荘
丸山ケルンまで来ると、あとひと頑張りで唐松岳頂上山荘だ。
唐松岳頂上山荘に着いたら、荷物を置いて山頂を往復しょう。
山頂で360度の大展望を堪能する。唐松岳の山頂に立つのは、これで3回目になる。
ここから見る、剣岳が大好きだ。雪山初心者だった、羽峡さん&さなえちゃんは、
昨年11月の富士山、お正月の仙丈ヶ岳と雪山の経験を重ねて、
今では立派な山屋さんとなった。今日は、まったくアイゼンは履かなかった。
↑秀麗な唐松岳 ↑唐松岳の山頂
↑五竜岳を望む ↑剣岳方面
この日、泊めて頂いた部屋は新築&綺麗で、トイレは洋式である。
右膝靭帯の損傷が癒えたばかりなので、ここの洋式トイレは有難い。
前夜、ほとんで寝ていないので、芋焼酎を一杯飲んで、PM7時には就寝した。
歳とともに睡眠不足がこたえるようなって来た。

<5月4日>
↑五竜岳へ向かう ↑牛首の鎖場
今日は最初から、アイゼンを着装して出発する。
睡眠たっぷりで、今日の体調は良さそうだ。最初から牛首の鎖場だ。
西側にルートがある。慎重にあるけば問題はない。
↑鎖場をトラバースする ↑鞍部から牛首を振り返る
牛首の難所を通過すると、どんどんと高度を下げる。
大黒岳手前の鞍部で休憩しょう。東側の雪庇の残骸に注意する。
↑白岳へ向かう ↑唐松岳への縦走路
鞍部から僅かな登りで大黒岳を越える。平坦な縦走路を前進する。
しばらく歩くと雪がなくなり、夏道となったので、アイゼンを外す。
白岳への登り、東側or尾根筋の道が雪庇の崩壊で通過出来ず、
西側のハイマツ帯の中を通るルートになっていた。
色々な踏み跡が出来ているので、通過する際はルートを確認しょう。
↑遠見尾根の分岐点 ↑鞍部に建つ五竜山荘
遠見尾根分岐点の標識を過ぎると、五竜山荘はすぐ下にある。
宿泊手続を済ませ、昼食の行動食を食べる。念のため20Mの補助ザイル、
登攀用具をザックに入れ五竜岳の山頂を目指した。
↑登頂の準備 ↑五竜岳へ向かう
↑雪田のトラバース ↑五竜岳への道
GW期間中で沢山の登山者が五竜岳へ登っている。
明確なトレースがあるので丹念に歩いて高度を稼ぐ。気温が高いので雪は柔らかい。
ピッケルをしっかり突いて、確実に歩くよう、アドバイスを送る。
↑G2峰を見る ↑五竜岳最後の登り
明日は同じ山岳会の仲間5名が、遠見尾根からG2稜を登攀する。
10数名のパーティがG2稜をあがって来た。仲間の登攀成功を心の中で祈念する。
<翌日、沢グルメさんたちが見事G2稜を登り、五竜岳に登頂しました>
皆さん、おめでとうございます。\(^o^)/
↑20Mの雪壁 ↑五竜岳の山頂へ
五竜山荘から五竜岳での問題場所は、山頂直下の20Mの雪壁だが、
雪が緩いので、しっかりしたステップがあり、何ら問題はなかった。
持参したザイル&登攀用具は使用せず。
20Mの雪壁を登り、右手に30M歩くと山頂がある。
↑山頂の山旅人 ↑雨飾山から妙高山
山頂は360度の大展望だ。槍ヶ岳の穂先、大きな薬師岳、
立山連峰、剣岳、歩いて来た唐松岳への縦走路。。。
大学2年の秋、妙高山〜火打山〜焼山〜雨飾山を歩いたことがある。
懐かしい、山並みが遠くに見えていた。
↑20M雪壁を下る ↑五竜山荘へ戻る
展望を堪能したら下山しょう。20Mの雪壁は後ろ向きで下降した。
五竜山荘へ戻り、ビールで乾杯する。今日も快晴でラッキー!
五竜山荘の食事は、キャベツの微塵切りが、山のようにでて豪華であった。
この日もPM7時には就寝する。
↑五竜岳から鹿島槍ヶ岳を望む
↑五竜岳から剣岳を望む
<5月5日>
↑五竜山荘前のテント場 ↑遠見尾根へ進む
五竜山荘からダイレクトに遠見尾根へ行くトレースがあったが、
念のため正規の白岳経由の道を歩くことにした。
今朝は曇りであるが雲が高いので、ご午前中の雨の心配はないようだ。
白岳の下降は急なのでアイゼンを着用する。
↑白岳の下り ↑遠見尾根へ下る
白岳の下りはキックステップの練習をしながら歩く。
白岳を下りきった場所で休憩して、G2稜パーティーを捜すが判らない。
2名+2名の2組の人影は確認出来たが、5名パーティーの姿は見えなかった。
我々が通過した時、皆さんは基部付近にいたようだ。
↑テント場&鹿島槍ヶ岳 ↑幕営適地が多い遠見尾根
遠見尾根には幕営適地が多い。
西遠見山にダンロップV6のテントがある。これは仲間のテントだった。
昔の3月、遠見尾根にテントを張り、五竜岳を往復したことがある。
遠見尾根から見る鹿島槍ヶ岳は素晴らしい。
↑残雪の多い遠見尾根 ↑中遠見山の標識
↑今回のメンバーさん ↑アルプス平へ下る
今回のパートナーは、ヤマメ11さん、さなえちゃん、羽峡さん。<左から>
中遠見山の登りで、ガスが出て来たが、たいしたことはなかった。
傾斜も緩くなったので、途中でアイゼンを外す。
さなえちゃんは我々の子供と同じ年齢だ。親子パーティに見られるかな?
↑滑落停止訓練中 ↑地蔵の頭のケルン
羽峡さん&さなえちゃん、正式に滑落停止の練習をしたことがないらしい。
私が模範演技?をして、ヤマメ11さんが教官となり、地蔵の頭手前の斜面で練習をする。
なかなかセンスが良く、基本動作をマスターする。どしどし、雪山へ行って下さい。
その後、アルプス平へ下り、テレキャビンで下山した。
パートナーの皆さん、楽しい山行、ありがとうございました。(^^)♪
↑白馬五竜スキー場 ↑テレキャビンで下山
帰路、ラッピーに寄って、レンタル装備をお返しする。
九州にはない品があるとのことで、羽峡さんとヤマメ11さんは買物三昧となる。
大町温泉の薬師の湯で入浴して、大町駅前のこばやしで蕎麦を食べる。
GWの大渋滞に巻込まれ、大町駅から15時間かかって帰北した。
ヤマメ11さん、羽峡さん、車の運転、ありがとうございました。m(__)m