イチリンソウニリンソウサンリンソウ(No.2)

U3種類の違いを理解しよう!

Back

 それではイチリンソウニリンソウサンリンソウの違いを図鑑風にまとめてみることにします。ついでに比較のためアズマイチゲキクザキイチゲも上げておきましょう。 

イチリンソウ
( Anemone nikoensis )
ニリンソウ
( Anemone flaccida )
サンリンソウ
( Anemone stolonifera )
 ひとつの茎に花をひとつだけ咲かせるのでイチリンソウと呼ばれる。しかしひとつの茎に花を2個つけることもあり、群生地ではかなりの頻度で2花のイチリンソウが見られる。花の径は5cmにもなり3種類中では最も大きくなり華やかである。花期は4月中旬〜5月中旬でありカタクリよりも遅く咲くので同じスプリング・エフェメラルでもすでに上層の落葉樹林は葉を広げていて、明るい林床下で咲いているというイメージはうすい  ひとつの茎に花を2つ咲かせるのでニリンソウと呼ばれる。しかしひとつの茎につく花の数は1〜3個と幅があり、また花期にもずれがあるので花の咲きはじめは花はひとつだけのことが多い。花の径は2cm程度でイチリンソウと比較すると明らかに小さく混生しているところではその違いがよくわかる。花期はイチリンソウとほぼ同時期である。   ひとつの茎に花を3個咲かせるが、1〜4個の場合がありニリンソウ以上に一定しない。形態的にはニリンソウに]よく似ているが、花が3個つくことが多いこと、花の径が1.5cmとやや小さいこと、ニリンソウの葉には葉柄がないがサンリンソウの葉には葉柄があることなどから区別できる。植物を見慣れた方であれば第一印象でも明らかにニリンソウと少し違うことがわかるはずである。


キクザキイチゲ(キクザキイチリンソウ)
Anemone pseudo-altaica

アズマイチゲ(アズマイチリンソウ)
Anemone raddeana
 キクザキイチリンソウともいわれている。花の径は3cmほどであり大きさはイチリンソウと比較すると小ぶりである。花に色があり白、ピンク、紫などになる。花の形はイチリンソウよりもアズマイチゲとのほうがよく似ているが葉の形などで違いがわかる。  アズマイチリンソウともいわれている。花の色は白であり、キクザキイチゲのような花の色の違いは見られないが、大きさはほぼ同じくらいである。印象としてはアズマイチゲは太平洋側で、雪国へ行くとキクザキイチゲが見られるようであるが…

以上で3種類の違いがわかりましたか・・・
えっ? たしかにキクザキイチゲアズマイチゲは花びらが細いのでなんとなくその違いはわかりそうだが・・・ イチリンソウニリンソウサンリンソウは実際に見たときに、ついている花の個数で判断できないとするとすぐに違いがわかるかどうかわからないって!
う〜ん・・・ それではもう少し細かく違いをビジュアルにまとめてみましょうか・・・

Next

V.ここが違うぞ!

 

Go!Menu