山靴通信

2000年6月1日号(毎月1日発行)

『山靴通信』は第3号(6月号)になりました。
季節は春、いやもう初夏ですね。
5月には山スキーをしたり、山菜を採りに行ったり、
会津の山に登ったりしました。
外で遊びすぎたために、『山靴通信』6月号はなかなか出来上がりませんでした。
山ばかりでなく、何ごとも地道に少しづつ進むことが肝要ですね。

ブナ
新緑のブナ(大戸岳)

#11 『吾妻山』での春スキー

 ゴールデン・ウィークに吾妻山でクロスカントリー・スキーをして遊びました。ゲレンデのような平石山の斜面は、私専用のスキー練習場となりました。そのため雪焼けで赤鬼のような顔になってしまいました。

前大巓を望む
吾妻連峰の前大巓を望む


#12 『春雨』の低山

時折雨が落ちてくる中を、標高800mほどの山を歩く。
雨具を着て、足は革の登山靴。
薮の中を歩くので、革の手袋をはめる。
これで完璧、少々の雨ならウェルカム。

頃は若葉の季節、雨に濡れて喜んでいるのか、
山のすべての植物が躍如とした表情をしている。

えっ、何のために雨の中を歩くのかって?
それはね、
山の恵みを少々頂戴して、
天麩羅にして食べようというたくらみなのです。

沢を辿って薮を漕いで尾根に出たら、
そこは木々の淡い緑に囲まれた、下草も短い別天地。
赤い雨合羽の女の人がヤッホーと呼んだら、
意外な方角から返事があった。

春雨の静かな山が賑やかになったので、
山の猪はさぞかし驚いたことだろう。
雨の林道
雨の林道



#13 『ぼとく山』に遊ぶ

 「ぼとく山」という私の名前が付いた山は、茨城の竜神峡近くにある標高約440 mの低山です。地形図の『大中宿』を見ると、双耳岩峰が明山の南側にあることがわかります。1年ほど前に私が荷鞍山を探していて偶然に知った山です。これを山仲間のPATIOで、茨城の無名の名山であると紹介したら、なんどさんが「ぼとく山」と名付けてくれました。正式な山名は、もしかしたら荷鞍山かもしれません。ぼとく山に登るにはいくつかのコースがあります。詳しいコース案内はシモンさんのホーム・ページ(『山で遊ぼう』http://member.nifty.ne.jp/simon99/)にあります。先日も北側コースから新緑のぼとく山に登って充実した一日を過ごしました。


#14 『大戸岳』のイワウチワ

五月に会津の大戸岳に登りました。
この日も小雨。
風薫る五月ということで、五月は晴れる日が多いようなイメージがありますが、
実際は月の半分くらいしか晴れないそうです。
晴れた時の清々しい印象があるのでそう思ってしまうのでしょうね。

大戸岳
風の三郎を過ぎて望む大戸岳山頂(右)

登山道にはイワウチワが一面に咲き競っていました。
里山を歩いていて、思いがけずこの花に出会って感動したことがあります。
私はこの清楚な花が好きですね。
花びらの先端が細かく丸く割れている形がいいのですが、
桜色から白い色にすうっと変化する色合いもいいですね。
初恋の人のようだ、なんて言ったら、
イワウチワ(?)に睨まれてしまった。

イワウチワ
大戸岳のイワウチワ


また7月1日にお会いしましょう。Have a nice day

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暮篤(ぼとく)

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