山靴通信 2008年5月1日号(毎月1日発行)

猩々袴

猩々袴





イギリスの登山家ジョージ・マロリーが、何故山に登るのかを尋ねられて答えた「そこに山があるから」という言葉は、英語では「Because it is there」。日本語だと、「あこがれていた、困難な山が、あの彼方にあるので」というような印象ですが、英語では「暇なので、たまたま近くにあった山に登ってみただけなのさ」というような感じがします。これはまったく個人的な印象であって、根拠もないのですが、英語のほうが肩の力が抜けてのんびりしているようです。





#251 『高鈴山の岩団扇』



パソコン通信の山仲間とお花見に行きました。花は桜ではなく、茨城の里山に咲く片栗(カタクリ)と岩団扇(イワウチワ)の花です。

地元の人が裏山に丹精して育てている片栗は、ちょうど見ごろを迎えていました。そのご本人が出てきて「楽しんでいってください」と、笑顔で対応してくれました。一人でも多くの人に見てもらいたいというような、開放的な片栗のお花畑でした。

片栗の花

片栗の花



片栗のあとは、岩団扇の花を見に行きました。民家の裏側から延びる里山の尾根筋にひっそりと群生していました。ここは今回の花見会の幹事であるシモンさんがみつけた、秘密の花園です。淡い桃色の花は、いつ見ても愛おしくなります。

翌日も岩団扇三昧。花の百名山のうち、高鈴山は岩団扇の山です。この高鈴山の花を見ないことには茨城の岩団扇を語れません。御岩神社からのハイキングコースを歩きました。正直に言いますと、高鈴山は何度も登っているのですが、岩団扇の花を見たのは今回が初めてでした。岩場に咲く花は、昨日の花と同じでも、微妙に花や葉の色彩が違うようでした。

高鈴山の岩団扇

高鈴山の岩団扇




また2008年6月1日にお会いしましょう。Have a nice day

暮篤(ぼとく)



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