山靴通信 2007年4月1日号(毎月1日発行)






山靴は埃をかぶっています。地形図は折り畳まれたまま。ピッケルは錆びたかしら。一番大きな、あの膨らんだザックには何を入れたのだろう。


山便りのない、山靴通信。ご容赦を。




#234 『工工四』



合乙四合中四上合老合四」


これは沖縄三線用の楽譜です。ある唄の一部です。このような楽譜を工工四(クンクンシー)といいます。と、物知り顔で言いましたが、実は最近までこのような楽譜があることを知らなかったのです。

沖縄の三味線、三線を入手しました。ただ今、工工四を見ながら独学練習中です。驚いたのはギターよりも簡単であるということ。三線は弦が3本なので、6弦のギターよりも簡単なのです。さて、上の工工四は何の唄でしょうか。答えは・・・


「川は流れてどこどこ行くの」  (『花』 作詞作曲/喜納昌吉 より)


この唄、とてもいいですね。とくに最後の

泣きなさい  笑いなさい
いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ

この花は、今なら桜かな、沖縄だったらブーゲンビリアかな。人それぞれに、どのような花にも当てはまりそうですね。

沖縄そば

沖縄そば



#235 『上野の桜』



列車が上野駅に近づくと、東京ではもう桜が咲いている。高台の木々は桜色に煙っている。これで花見をしなければ心残りだろう。

うまい具合に仕事も早めに終わったので、常磐線のスーパーひたちに乗り込む前に、上野公園の桜に会いに行った。丁度満開の桜の下を、たくさんの人々がそぞろ歩いている。外国の人も結構来ていて、写真を撮っている。私も携帯電話のカメラでパチリ。

路上には青いシートが所狭しと敷きつめられていて、ネクタイ姿のサラリーマンが夜の宴会のための場所取りで暇そうに座っている。若者の一団は「かんぱーい」。

満開の桜はじっくり鑑賞するものでなく、遠くから、ああとうとう咲いたな、春になったんだな、と見るべきものか。だんだんと、桜よりも、桜見物に来ている人間様を見ているほうが面白くなってくる。皆さん、どの顔を見ても春が来て楽しそうです。

上野の桜1   上野の桜2

上野の桜(携帯電話のカメラで撮影)



また2007年5月1日にお会いしましょう。Have a nice day

暮篤(ぼとく)



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