山靴通信 2006年1月1日号(毎月1日発行)






Tさん、T夫人、Sさん、S夫人、Bさん、B主人、Sさん、Yさん、Gさん、Mさん、Nさん、Uさん、Gさん、Dさん、Fさん、Sさん、Nさん、Fさん、Nさん、Kさん、K夫人、Mさん、Nさん、Tさん、Nさん、 Iさん、・・・


新年明けましておめでとうございます。今年も遊んでくださいね。


T山(さん)、N山、A山、B山、Y山、・・・


また遊びに行きますので、ご機嫌よろしく願います。




#204 『常陸の海岸を歩く(その10、最終回)』



茨城の海岸歩きは最終回となりました。山百合子さんから、銚子に着く時には連絡してくださいという温かい言葉をかけてもらっていましたので、それではと山百合子さんはもちろん、そのほかの山仲間にも海岸を一緒に歩きませんかと声をかけたら、皆さん一緒に歩いてくれることになりました。


集合地点のJR下総橘駅に着いたら、Tさんなど8人の山ヤが大集合。これだけ参加してもらえるとは予想していなかったので感激したのですが、すぐに、果たして面白いハイキングになるか、という不安がよぎりました。お誘いしたものとしては、それなりの責任を感じます。


前回の終点である日川浜に車で移動。ここから歩き始めました。天気はこれ以上は望めないほどの晴天ですが、気温は低めで風が冷たい。犬の散歩に来ている人がいて、われら9人は太陽に向かって砂浜を南下していく。

波崎海岸に現れた

波崎海岸に現れた"7人の侍"

この浜辺には風力発電機が並び、そのプロペラが風を受けて回り、今回のコースのアクセントとなっています。海岸の距離感というものは狂うようで、歩いても歩いてもこの風力発電機に達しないのです。そしてやっと到着しても、このプロペラ塔の区域を抜け出るのがまた長く感じました。


この頃、Fさんから風力発電機の先で待つとの電話連絡が入りました。Fさんはハーブ入りのホットワインを作ってわれわれを待っていてくれました。このおいしいワインの味は忘れられません。


浜辺には、ゼラチンのようなクラゲ、流木、蛤の貝殻、小さなイルカの死骸、など様々なものが落ちています。それらを観察するのも面白い。海鳥のミユビシギやウミネコの集団も見飽きない。

ウミネコも隊列にて我々を出迎えたり

ウミネコも隊列にて我々を出迎えたり

銚子岬の灯台が見えてくるとそろそろ終点が近付いてきたことがわかります。どういうわけか今回はサーファーの姿がありません。茨城の砂浜は浜新田で終わり、港の堤防を越えて、風力発電機のある利根川河口でゴールとなりました。参加された皆さんとともに万歳と唱えて完歩したことを実感しました。その後、銚子駅に向かって歩いたのですが、交通量の多い銚子大橋の狭い路肩を越えなければならなかったのは余計でした。



茨城の海岸歩きは、こうして終わってしまいました。始めあれば終わりあり、との世の定め。そうは思いながらも、終われば一抹の寂しさを感じます。

見果てぬ夢を求めて(シモンさん撮影)

見果てぬ夢を求めて(シモンさん撮影)



#205 『常陸の海岸を歩く(データ集)』




[歩行距離・歩行時間・日付]

第1回  勿来から磯原      19.2 km   6時間28分   2月13日

第2回  磯原から高萩      14.7 km   4時間05分   2月27日

第3回  高萩から鮎川      25.4 km   6時間19分   3月13日

第4回  鮎川から阿字ヶ浦    33.8 km   8時間27分   3月21日

第5回  阿字ヶ浦から涸沼    28.9 km   6時間31分   4月24日

第6回  涸沼から大洋      24.0 km   6時間10分   6月12日

第7回  大洋から荒野台     15.7 km   5時間11分   7月31日

第8回  荒野台から鹿島     29.5 km   7時間01分   8月16日

第9回  鹿島から日川浜     30.4 km   6時間31分   10月16日

第10回  日川浜から銚子     23.6 km   7時間33分   12月10日


合計                 245.2 km  64時間16分



各コースのランク付けをしようかと思いましたが、それぞれのコースにはそれなりの特徴があり、地元と密着した関係を保ち、海にはそれぞれの表情があるので、順位をつけることなどできませんでした。245キロメートルを刻む一歩ごとに思い出が増えていったのです。




[利用した鉄道と駅]

第1回  JR常磐線 勿来駅(下車) --> [海岸を歩く] --> JR常磐線 磯原駅(乗車)

第2回  JR常磐線 磯原駅(下車) --> [海岸を歩く] --> JR常磐線 高萩駅(乗車)

第3回  JR常磐線 高萩駅(下車) --> [海岸を歩く] --> 日立電鉄 鮎川駅(乗車)

第4回  日立電鉄 鮎川駅(下車) --> [海岸を歩く] --> 茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅(乗車)

第5回  茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅(下車) --> [海岸を歩く] --> 鹿島臨海鉄道 涸沼駅(乗車)

第6回  鹿島臨海鉄道 涸沼駅(駐車) --> [海岸を歩く] --> 鹿島臨海鉄道 大洋駅(乗車)

第7回  鹿島臨海鉄道 大洋駅(駐車) --> [海岸を歩く] --> 鹿島臨海鉄道 荒野台駅(乗車)

第8回  鹿島臨海鉄道 荒野台駅(駐車) --> [海岸を歩く] -->  鹿島臨海鉄道 鹿島神宮駅(乗車)

第9回  鉄道の利用なし --> [海岸を歩く] --> JR成田線 下総橘駅(乗車)

第10回  JR成田線 下総橘駅(集合、車で日川浜に移動) --> [海岸を歩く] --> JR成田線 銚子駅(利用せず)



歩き継いで海岸を南下するときにお世話になったのが鉄道です。後半は車を使いましたが、出発点(駐車場)に戻る時も鉄道を利用しました。私は鉄道マニアではないのですが、廃止されることが決まった日立電鉄に乗ったり、無人駅で電車の到着を待ったり、鉄道も楽しむことができました。終着点はいつも鉄道駅であり、歩き疲れても駅舎が見えてくるとほっとするものがありました。

「常陸の海岸を歩く」完歩図(カシミール3Dによる)

「常陸の海岸を歩く」完歩図(カシミール3Dによる)




#206 『千葉鋸山』



波崎の海岸を歩いた翌日は、山百合子さんの案内で千葉の鋸山に登った。総勢6名。登山道は、かつて「車力道」と呼ばれていた、鋸山の頂上で切り出された石を運び出した道だ。鋸山の房州石を木製の荷車に載せ、急斜面をブレーキをかけながら下りたので、石の重みで道の表面には荷車の轍が残っている。しかもこの仕事は女性がにない、一日三往復する重労働であったそうだ。

鋸山は展望に優れる。千葉の山々、房総の海、天気がよければ富士山が見える。この日は雪が降りそうな寒い日であった。期待していた富士は見えなかったけれども、海の見える山歩きを楽しんだ。

鋸山から見える海と山

鋸山から見える海と山



また2006年2月1日にお会いしましょう。Have a nice day

暮篤(ぼとく)



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