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【富良野岳のシマリス】富良野岳山頂に着いて休憩していたら、人なれしたリスが現われた。荷物を開けていたら登山靴の上にまで乗ってくるくらい人なれしている。餌をもらうのが目的であるのは明白だ。仕種が可愛らしいので、登山者はついつい餌を与えてしまう。リスは自分の容姿を武器として、したたかに生きるための知恵として、この富良野岳山頂に陣取っているのだ。
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北海道の日高地方を通る国道237号線を富良野に向けて車を走らせた。平取(びらとり)や占冠(しむかっぷ)の町を通り過ぎる。牧場があって広々としていたり、曇り空で今にも泣き出しそうな空模様なので、とても寂しい景色に見える。小学生が傘を持ってうつむきながら下校している姿にもなぜか侘びしさを感じてしまう。これは一種の旅情を感じているだけであって、そこに住んでいる人にとっては、それは見なれた風景とその中での日々変わらぬ生活なのであろうけれど・・・。
●永井荷風と山歩きはまったく関係ないであろう。しかしその随筆『日和下駄』を読むと、我々が低山歩きをしているときと同じ心持ちで荷風は東京市内を歩いていることに気がついた。[#63 荷風と低山]
●台風一過の良日に北海道の十勝岳に登り、静寂の山を楽しんだ。[#64 十勝岳に登る]
●耳鳴りがするような静けさの夕暮れののち、一人だけの山小屋の夜は風と雨音とリルケの詩集だけであった。[#65 上ホロカメットク山避難小屋とリルケ詩集]

また10月1日にお会いしましょう。Have a nice day
『山靴通信』バックナンバーもあります
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