最終更新 平成20年10月3日(更新履歴は中ほどをご覧下さい。) Babakome Gallery
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| 大牟田の近代化遺産 |
| 大牟田市は福岡県のいちばん南に位置し、西は有明海に面し、東には三池山が威容を聳やかす気候温暖な、住みやすいまちです。現在人口は12.9万人、JR鹿児島本線、西鉄大牟田線、九州縦貫自動車道など交通も便利で、福岡市や熊本市に1時間以内でアクセスできます。 |
近代化遺産とは−日本近代化の証人
江戸時代の鎖国政策で、近代化した世界に遅れた日本が、江戸時代末期から政治、経済、文化、科学技術などの分野で推し進めた近代化。その時代の歴史的遺産が「近代化遺産」です。近代化の主力エネルギー・石炭の産地だった大牟田には、その採掘から輸送、社宅や関連工場まで一連の流れがわかる遺産が残っています。
←大牟田市の位置
三池炭鉱と大牟田市
大牟田は三池炭鉱のまちとして知られてきましたが、1997年3月炭鉱は閉山しました。三池の石炭の発見は、室町時代にさかのぼるとの伝説もあるほど古く、江戸時代の中頃には、この地方を治めていた三池藩などにより、本格的な採掘が開始されました。三池炭鉱が大きく発展したのは、明治になって、新政府が官営として開発に着手し、1889年に三井が経営を引き継いで、強力に近代化を推し進めてからのことです。それまで、寒村に過ぎなかった大牟田地方も炭鉱の発展に伴って、最盛時には20万人を超える人口を擁した中核都市へと拡大していきました 。
大牟田には、三池炭鉱に関するものを中心に、数多くの近代化遺産が残されています。
- 三池炭鉱宮原坑跡……1898(M31)年開坑した、明治後期〜大正期の主力坑。1931(S6)年閉坑。鋼鉄製の竪坑櫓とれんが造の巻上機室建物が残る。国の重要文化財に指定。(map)
- 三池炭鉱万田坑跡……1902(M35)年開坑。大正〜昭和初期の主力坑。1951(S26)年閉坑。櫓、巻上機室のほか事務所棟など各種施設が残る。国の重要文化財に指定。
- 三池炭鉱宮浦坑跡……1888(M21)年開坑。三池炭鉱でもっとも命脈の長かった主力坑。1968(S43)年閉坑。れんが煙突(国の登録文化財)、斜坑入り口などが残る。宮浦石炭記念公園。(map)
- 三池炭鉱三川坑跡……1940(S15)年開坑。戦後の主力坑として、経済復興に果たした役割は大きい。三池争議や炭じん爆発事故の舞台としても知られる。(map)
- 三池港…………………三池炭鉱の石炭を消費地に向け搬出する大型船に積み込むため築かれた港。1908(M41)年開港。有明海の干満差を解消して石炭の荷役ができるよう閘門を設ける。(map)
- 旧三池炭鉱専用鉄道…石炭を港や本線鉄道まで運搬するために敷設された専用鉄道。ほとんど廃線となったが、三井化学専用線約1.5kmが現在も運行。
- 三川電鉄変電所………専用鉄道の変電所として建てられたれんが建築。1907(M42)年建造。現在は転用され、事務所として利用。(map)
- 三池集治監跡…………1883(M16)年に設置された行刑施設。赤れんが塀の一部と石垣の一部が往時のまま遺存しています。(福岡県指定有形文化財)(map)
- 大牟田市庁舎本館……1936(S11)年建造。
- 三井化学J工場 ………1938(S13)年建造の白亜のビルディング。
- 電化カーバイド工場……1928(S3)年建造のコンクリート工場建物。
- その他…………………近代化遺産としては?だが、興味深いものを紹介します。
- 今は無き近代化遺産…三池炭鉱関連の重要な近代化遺産とされながら保存が叶わなかったものを紹介します。
更新履歴 (古い更新履歴)
H20.10.3 宮原坑 世界遺産へ?2のページを作成(1.三池炭鉱宮原坑→宮原坑 世界遺産へ? からリンク)
H20.9.26 團琢磨の胸像のページを作成(5.三池港→5.三井港倶楽部からリンク)
大浦坑遺址2のページを作成(5.三池港→→5.三井港倶楽部→大浦坑遺址からリンク)
H20.8.30 三池炭鉱宮原坑の動画のページを作成(1.三池炭鉱宮原坑からリンク)
H20.6.29 三池式快速石炭船積機の図面のページを作成(5.三池港→2.三池式快速石炭船積機3号機からリンク)
H20.5.19 三井化学J工場5、L工場のページを作成(10.三井化学J工場からリンク)
H20.4.26 三池炭鉱宮浦坑跡のページと宮浦石炭記念公園のページを充実(画像と説明の追加)
H20.3.29 昔の三池集治監のページを作成(8.三池集治監跡からリンク)
H20.3.8 宮原坑のお祭り風景のページを作成(1.三池炭鉱宮原坑→昔の宮原坑の写真からリンク)
H20.2.5 旧長崎税関三池支署2のページを作成(5.三池港→3.旧長崎税関三池支署からリンク)
旧長崎税関三池支署の位置(地図表示)を追加(5.三池港→3.旧長崎税関三池支署からリンク)
H20.1.12 大正15年当時の宮浦坑付近の地図のページを作成(3.三池炭鉱宮浦坑跡→昔の宮浦坑の写真からリンク)
H19.12.25 松屋から見たJ工場のページを作成(10.三井化学J工場→三井化学J工場3からリンク)
H19.11.20 電気機関車運転台紹介ページを作成(6.旧三池炭鉱専用鉄道→電気機関車紹介のページからリンク)
三菱5号と芝浦17号電気機関車のページに塗装後の画像を掲載(同上)
H19.11.10 電化社宅(小浜町)のページを作成(12.その他→3.電化社宅からリンク)
H19.11.7 炭鉱電車一般公開風景のページを作成(6.旧三池炭鉱専用鉄道→電気機関車紹介のページからリンク)
H19.10.7 三川電鉄変電所の位置(地図表示)を追加(7.三川電鉄変電所からリンク)
三池集治監跡の位置(地図表示)を追加(8.三池集治監跡からリンク)
H19.10.3 三川坑の位置(地図表示)を追加(4.三池炭鉱三川坑跡からリンク)
nadeshikoさんのブログへのリンクを設定(↓参考リンクのページからリンク)
炭鉱電車が走った頃(ed731003さんのブログ)へのリンクを設定 (↓参考リンクのページからリンク)
このページは 大牟田市在住の 山田元樹 が作成しました。(初アップロード:平成11年11月2日)
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