北穂高岳


計画では上高地から北穂高岳、大キレット槍、西鎌尾根をたどり双六、新穂高に至るテント3泊の計画を立てたのだが、
加齢によるものか、トレーニング不足のよるものか体力低下は著しく、テントを担いでの山行は今までどうりというわけには
いかなかった。で、つい弱気になり現場で予定変更するのだが。

さて、梅雨が明けたのやら明けぬのやら、上高地に近づくと厚い雲の覆われパラパラときた。暗い気持ちで出発、
歩くにつれやがて太陽が顔を出したり隠れたりほっとする。
徳沢、横尾を快調に飛ばし本谷橋で一本。いよいよ涸沢に向かう。急斜面にあえぎあえぎしながら涸沢が望める場所にで出る。
な、なんと雪で埋まってるではないか。夏用に今回はシュラーフはもって来ていない。ちょうど降りてきた登山者に聞くとええ、
晩はかなり冷えましたとさ。
バテバテで涸沢着。テン場は雪に覆われている。晩はホント冷えました。

明けてテントから出ると上天気朝日に焼けた穂高。美しい早速カメラに収める。
真夏の雪渓上のテント朝日に輝く吊尾根コバイケソウ
今日は強行軍だ朝5時に出発。端から急斜面が続く。お花畑が続きお花の写真をとりながらゆっくり登る。 やがて南稜の取り付きの鎖場を過ぎ岩稜が続く頃よりつらさが増してくる。 下りのおば様が“荷物が重そうやね、まだまだやからがんばりや”の励ましのお言葉にがっくりくる、もっと言い方があるやろ。 バテバテでテン場を過ぎてすぐそこに山頂が見える頃はちょっと休んでは歩きの状態だ。 最後の雪渓を滑落しないように注意しながら登るとやっと山頂に到着。 心身ともに疲れ時間は十分あるが大キレットを超えるなんてとても出来るものではない。テントも張る気力も失せ今日は 小屋に素泊まりで申し込んだ。 夜、明日は行こうかやめようか悩んでいつところへ、 “明日は曇りのち雨、雷雨もあるよ” の会話が聞こえてきたとき下山を決める。 この結論は雨どころか晴の中の下山で後悔半ばであったが結果的には翌日は台風の影響で大荒れの天気を回避できたことで よかったかなと思う。 この山行ではやはり加齢よりもやはりトレーニングが不足しているものとの結論に達した。これからは少し走ろうかな。
明けやく槍朝焼けの穂高ガスの滝谷
上高地(7:45)→横尾(10:20-40)→涸沢(14:30) 涸沢(5:10)→北穂高岳(9:00) 北穂高(5:40)→涸沢(7:40)→横尾(8:50-9:05)→上高地(11:50)