比良 堂満岳 一ルンゼ  
         (平成14年2月17日)       橋本正雄
参加者:稲田さん、市川さん、桜井さん、橋本の4名
  
 2月例会で稲田さんより比良堂満岳一ルンゼに行こうかと誘われた時、何処にあるのかどのような
ルートなのか、ぜんぜんイメージが湧いてこなかった。
「知りたい、行ってみよう」という事で、本日、天候は午後崩れるとの予報の中、決行する。

 大阪経由近江今津行き新快速に乗り、休日のみ停車する比良駅に下車。
比良駅には何時もバス3台が泊まっており、満員になり次第出発する。9時15分頃イン谷口下車。
イン谷口より金糞峠に向け登山道に沿って登ってゆく。

 10時15分、約1時間で一ルンゼ取り付き点になる。なるほど此処だったのか。そう言えば、先々週
ハイキング部長と武奈ヶ岳に登った際、この平坦地で数人のメンバーが登攀準備していたことを思い出す。

 確かに人気コースだ。今日も3人のパーティーが準備しているし、さらに3人パーティー(ぽっぽ山の会、
中央稜に登っていった)が追い抜いてゆく。

 10時30分、防砂提を何個か超えてゆく。雪は少ないがさすがにルンゼだけあって、ルンゼに雪が溜まって
いるという感じ。前に行くパーティーを追い抜くため、左の枝沢に入り、中央稜の取り付き点より一ルンゼ
本流に戻る。この辺りよりルンゼらしい様相を呈してくる。
 
 所々に夏であれば滝状になっているであろうが、雪に埋まり上部だけ岩場が残っている所がある。
一箇所数メーターだが、ちょっと微妙なバランスがいるところがあった。それでもザイルを使うと問題なく
通過、そこから急斜面の斜面、ぐんぐんと高度を稼ぐことが出来る。堂満岳に近づくとアイゼンに雪が付着、
団子状になりだす。

 12時30分、堂満岳頂上。10人位のパーティーと顔を合わす。この頂上からは琵琶湖の展望が良かった。
1057m。比良駅から振り返ると、きれいな三角錐の山容である。

 堂満岳の頂上からイン谷口まで約2時間。最初は結構な急勾配である。アイゼンが気持ちよく効いてくれる
が、すぐにアイゼンの裏が団子状になってしまう。
ピッケルでたたき落としながら予定通り2時間で別荘地に到着。このころ本降りの雨になってきた。
今日は寒くないため、雪ではなく雨だった。

 此処から比良駅まで丁度30分とある。当然のことながら、談笑しながら比良駅まで歩き、3時には到着。
3時35分の新快速で帰ってきた。丁度いい具合の山行であった。



   堂満岳第一ルンゼ       WRIGTEN  BY  市川優子
雪山を楽しもうということで、比良山系堂満岳第一ルンゼに行ってきた。7:45大阪発の新快速は、
ハイカー、ボーダーで満員。比良駅でバスに乗り換えイン谷口下車。
比良山スキー場は110センチの積雪となっているが、このあたりは雪がわずかに残るのみで、落胆の声が
あちこちのグループから漏れてくる。
 一行はゆっくり歩き始める。今回の参加者はベテランの稲田さんと橋本さん、探検部所属の学生桜井さん、
雪山素人の市川の四人である。大山口を過ぎ、約一時間で第一ルンゼの取り付きに到着。
 装備を整えいよいよ登りだ。このあたりで積雪は20センチ位だろうか。稲田さんに指導を受けつつ
進んでいく。砂防ダムをいくつか登り、慣れないアイゼン・ピッケルに苦労しているうちに雪も次第に深く
なりズボッと膝下まで埋もれてしまう。中央稜の左手を進んでいく。
途中一ヶ所、凍った小さな滝でザイル登場。
橋本さんに引っ張っぱり上げてもらう。雪崩跡の残る谷を更に登り息が切れかけた頃、小休止。
下を見ると結構な急斜面だ。もう、あそこが稜線だと言っているうちに堂満岳山頂に到着。
ルンゼの取り付きから約二時間かかった。ついてみると、あっけなかった感じがした。
生憎の天気ながら、琵琶湖がよく見える。背後は雪の武奈ヶ岳。
 下りは登山道を歩く。みるみる高度を下げあっという間に山から出た。下から眺めると、堂満岳は
高く堂々たる山だ。よく登ったと自画自賛しながら比良駅に到着。15:33の新快速で大阪へ帰る。
充実した一日だった。

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