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<< 結婚式日記 >>


三日目 1/29(金)
四日目 1/30(土)

〓〓〓〓〓〓全然思い出せない〓〓〓〓〓〓

今回は特別に二日分をまとめて書こうと思う。 三日目と四日目には「ある共通する部分」がある為である。 何が共通するのかは本編を読んでいただければ御理解いただけると思っている。

常々思うのだが、人間の記憶というのは非常に良く出来ていると思う。 人類の文明がここまで発達したのも「記憶力」があったからではないだろうか。

過ちを知る事で反省し、より良くしようと努力する事が出来る。 成功を知る事で、さらなる向上を目指す事が出来る。

これらは記憶力の賜物ではないであろうか。 「過ち」と「成功」を記憶する事で、それらを生かす事を考えることが出来る。 記憶→解析・検討→実践というプロセスを意識的、無意識に行っているのではないだろうか。

しかしながら、過去の全てを覚えているのではなく、忘れてしまう事がある事も人間の記憶力のあいまいさであり、人間が人間として続いている点であると思う。

どんな些細な悲しい思い出を忘れる事が出来ないとしたら、人としてどうなってしまうであろうか。 子供の頃の恥ずかしい思い出を忘れる事が出来ないとしたら、どうなってしまうであろうか。

過去の出来事を適度に忘れる事が出来る、これも人間として必要な事であると思う。 動物として最頂点に立つであろう人間でも、些細な出来事というのは忘れてしまう動物なのである。


−どうも初めまして。 今回は「月間ナイスカップル」の取材にお時間を割いて頂きありがとうございます。 中村さんの『結婚式日記』の一日目と二日目を読んで、「月間ナイスカップル」の一番の人気コーナーである”今月のナイスなヤングカップル”にぴったりだなと思ったわけです。 早速ですが、三日目のエピソードをお聞かせ願えますか。

三日目ですかぁ。 そうですねぇ.....全然覚えてないですねぇ.....何があったんですかねぇ.....

−あの、全然覚えてないっておっしゃられました?

なんでも人間っていうのは忘れてしまう動物らしいですねぇ。 動物の最頂点なのにねぇ。

−.....おっしゃっている意味が良く分からないんですが? すいません、勉強不足でして。 もう少し分かり易くお願いできますか。

だから、最頂点なんですって

−こちらの資料によりますと、四日目からホテルを移動なさってますね。

そうなんですよ。 ブロックMにあるホテルに移ったんです。 今までは一応仕事してましたので出張扱いでHoliday Innだったんですけど、自分で払うとなると贅沢すぎるんですよね。 それで、一泊2000円ぐらいのここに移ったんです。

以前、夏休みに行った時も、ここだったんですよ。 私の経済事情を妻が理解してくれまして、安いところを探してくれたんです。(中村氏少し涙ぐむ)

2000円のホテルって想像つきます?

−いやー、全然分からないです。 昔のアパートみたいにトイレ・風呂が共同とか?

いや、それがねー、そうでもないんですよ。 確かに古くてぼろいんですけど、一応設備は一通り揃ってて、一週間ぐらいの滞在だったら十分ですよ。
どうせ、高いとこ泊まっても寝るだけなら一緒でしょ。 でも、プールとか無いから南国気分でバカンスは出来ないんですけどね。 まぁでも、ヤングだったらプール無くても大丈夫でしょ?

−はぁ、そういうもんですか。 そういえば三日目は中村さんが仕事している間に奥さんが書類を集める予定だったそうですね。

予定はね。 でも、予定はあくまでも予定だから。 三日目もうちのが具合悪くて。 四日目もなんですけどね。 結局五日目まで具合悪かったんですよ。

−そうすると書類は集められなかったと?

そうだね。 四日目は土曜日だからダメだったんですよ。 幸い、六日目と七日目で書類は集められたんですけど、日程に余裕を持たせておいて良かったですよ。 ぎちぎちの日程にしてたらと思うとぞっとしますね。

−三日目で仕事が終わって、四日目の土曜日から本格的なプライベートタイムとなったわけなんですが、本当に何をしていたか思い出せませんか?

うん。

−何も?

うん。

いやいや、本当に申し訳ありません。 全然覚えてないんですわ。 二日目までは日記をつけてたんですが、三日目から面倒になっちゃって。 HPに結婚式日記を書くことはインドネシアに行く前から決めていたんですが、たったの二日しか日記をつけられなかったんですよ。

なんか、ダメ人間ですね。

でも、三日目と四日目は本当に全然イベントが無かったんですよ。 他の日は日記をつけていなくても印象深い事があったんですけど。

というわけで、ごめんなさい

忘れてはいけないものを忘れてしまった紳士淑女には次の言葉を頭の片隅において頂きたい。

「開き直るのもあり」

 

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