[映画資料室]
*昭和28年当時の東京の主なチェーン館
SY松竹系ー武蔵野館、浅草松竹座、テアトル銀座、池袋ロサ、テアトル渋谷、五反田セントラル
東宝系ー新宿東宝、渋谷松竹、本所映画、神田東洋、浅草大勝館、丸の内スバル座
日活系ー新宿日活、銀座全線座、渋谷国際、浅草日活、上野日活、神田日活
大映系ー浅草電気館、丸の内オリオン座、大井武蔵野館、上野パーク
●チェーン館は原則的に同じ映画を上映しますので、同じチェーン館では同じ映画を上映していた
とお考え下さい。また、有楽座、東京劇場(SY東劇)、日比谷劇場はロードショー劇場ですの
で一般のチェーン館より先に上映していました。ロードショーが終わってから、一般の館での上
映になるという順番でした。従って、同じ映画が一月くらいの遅れで二度上映されていることが
多いで、資料として小説やドラマに使う場合には気を付けて下さい。
*映画館入場料の変遷(普通入場料)
| 明治33年 | 10銭 | 昭和23年 | 40円 |
| 明治36年 | 20銭 | 昭和26年 | 80円 |
| 明治42年 | 15銭 | 昭和29年 | 100円 |
| 大正 7年 | 20銭 | 昭和32年 | 150円 |
| 大正10年 | 30銭 | 昭和35年 | 200円 |
| 昭和 5年 | 40銭 | 昭和38年 | 350円 |
| 昭和 8年 | 50銭 | 昭和41年 | 500円 |
| 昭和14年 | 55銭 | 昭和44年 | 700円 |
| 昭和17年 | 80銭 | 昭和50年 | 1000円 |
| 昭和20年 | 1円 | 昭和55年 | 1400円 |
| 昭和21年 | 3円 | 平成 1年 | 1600円 |
| 昭和22年3月 | 10円 | 平成 3年 | 1700円 |
| 昭和22年9月 | 20円 | 平成 4年 | 1800円 |
出典ー「値段の風俗史」「戦後値段史年表」(朝日文庫)より
(参考資料)
1.昭和29年の東京の一流館の入場料
<有楽座>早朝割引170円・一階自由席250円・二階指定席300円
<ピカデリー>早朝&学割150円・自由席200円・指定席220円&250円
<SY東劇>友の会130円・女性&学生&早朝150円・自由席180円・指定席250円
<日比谷劇場>早朝170円・自由席200円・指定席300円
<丸の内日活>学生&早朝150円・自由席200円・指定席300円&350円
2.昭和29年の雑誌の値段
サンデー毎日、週刊朝日 30円
岳人 70円
文藝 80円
平凡 95円
オール読物 95円、地方価 98円
明星、映画ファン、小説新潮、中学時代、文學界、群像、文藝春秋 100円
キング 118円
装苑、改造 120円
婦人公論、スタイル、映画の友、世界 130円
中央公論 130円、地方価 135円
ドレスメーキング 都内 140円、地方 145円
アサヒカメラ 160円
主婦と生活 180円
婦人倶楽部 190円
(当時の新聞より)