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Note.324【雪について】

ニ、三日前に降った雪もどうやら峠を越えたのこと。一昨日、福井はすごい吹雪だったらしい。僕は京都のほうに出張して福井にはいなかったので知らなかったのだが、昨日帰宅すると、親父がそんなことを言っていた。それで、ふと思ったことがある。「雪」(ゆき)という語感はどうしても、空からチラチラと舞い落ちるイメージである。豪雪地帯北陸のに生まれ育った僕がそういうイメージを持っているのだから、おそらくそれより雪の少ない所の人も同じイメージではないだろうか。いや多くの人がそういうイメージを持っていると思う。が、吹雪の雪は違う。強風に乗って地に叩きつけるような降り方をする。顔に当たるような場合は息が出来なくなるくらいに。その場合の雪は(ゆき)という語感のイメージとは全く違う。言うなれば吹雪の(ぶき)というイメージなのだ。ふと、そんなことを思った。別にどうってこともないけれど…。

2003-01-31(金)