027-Scaling 0% [2002-4-26(金)]

拡大・縮小0%の効用について

オブジェクトを数値で拡大や縮小しようと思えば、一般的に「拡大・縮小」パレットを表示させて数値を入力します。そこでもし0%を入力しても点になってしまうだけで余り意味がないように思います。しかし、0%を指定することによっていろいろと便利な使い方が出来ます。ちょっと掲示板でも話題を出しましたので、ここで説明します。

ラインを水平(または垂直に)に揃える
下図のようにランダムな垂直の線が多数あります。
この垂直線を一度の操作で下の水平の線まで延長させます。


参考図の最初の状態です

まず英数モード(以下は全て英数モードです)にして、キーを押し、「ダイレクト選択ツール」に切り替え、垂直線の下側の端点を全て選択します。また、で「スマートガイド」をONにしておきます。
次に、 キーを押して「拡大・縮小ツール」に切換えます。次にキーを押しながら水平線上でクリックします。この操作によって拡大または縮小するための基準点が何処になるか決まります。「スマートガイド」をONにしておくと正確に基準点を指定出来ます。


基準点を設定しているところです。

「拡大・縮小ツール」の設定は下図のようにします。縦だけ0%とします。


パレットで設定しているところです。

無事に垂直線が延長され水平線と揃いました。
また横を0%にすることによって水平線を揃えることも出来ます。


完了しました。

ラインを一点に集める
同じことですが、今度はラインの端を一点に集めてみます。全ての垂直線の端を一つのアンカーポイントに集めます。先ほどと同じように「ダイレクト選択ツール」で垂直線の端を選択し、「拡大・縮小ツール」に切換え、基準点にしたいアンカーポイントで+クリックします。


参考図の最初の状態です。

次に「拡大・縮小ツール」のパレットで「縦横比を固定」の部分をチェックし、0%にします。


パレットで設定しているところです。

これにて無事に完成しました。


完了しました。

また、一つ目の方法の応用を考えれば、45度や11度、58度の線に延長やカットして沿わせることも出来ます。
いままでのこのTIPSを読んで頂いていたら分かると思いますが、環境設定で「角度の制限」の数値を変えれば良い訳です。


045°の線に沿わせた例です。

最近やっと掲示板もオープンさせましたので、おかしいとこや、もっと良いアイデア等がありましたら、どんどん御意見をお願いします。