020-Perspective [2001-7-24(火)]

展開図から透視図の作り方について(保存資料)

イラストレーターでパッケージデザインなどをし、展開図から透視図を作ったり、簡単なパースを作ったりすることがあります。透視図をつくる投影法はいろいろあります。正確な数値で透視図を作る方法をここでまとめておきたいと思います。

投影法の種類

投影法の種類と最低限必要な数値を一覧表にしてみました。

投影法名
参考図
垂直縮小率
水平シアー角
回転角度
アクソメ
トリック
100.000%
0度
-45度
アイソメ
トリック
86.602%
30度
-30度
ダイメ
トリック
96.592%
15度
-15度
メトリック1
86.602%
30度
-15度
メトリック2
70.711%
45度
-15度

作例(メトリック2)

試しにメトリック2を作成してみます。
下図のような展開図を用意します。

これから行う変形作業は、すべて、図のA点を基準に行います。
今回は、上面を整形し、その他の面はそれに追随するように変型していきます。変形は、拡大・縮小、シアー、回転、を切り替えて使いますが、すべてショートカットで切り替えて使うと素早く出来ます。

(1)上面を垂直に縮小します。 70.711%です(一覧表ヨリ)。
(2)上面を水平にシアーします。 45度です(一覧表ヨリ)。

 

(3)上面を回転します。 -15度です(一覧表ヨリ)。
(4)前面を水平に縮小します。三角関数を使えば、96.592%とわかりますが、ここではガイドラインを引いてそれに吸着させます。それから、上面に吸着させてシアーします(この場合は15度ですね)。

 

(5)側面も同じようにガイドラインを引いてから整形します。
(6)すこし陰影をつけて完成としました。

 

透視図を作る時に、その度に雑誌などで角度を調べていたので、この際にと思い、一覧表を作りました。よければ活用して下さい。