009-OpenType 2002-04-17(水)
  • 万能なエディターTextEdit
  • ことえりも使いやすくなっています。
  • 異体字が入力出来ます。
  • Fireyサーバーと交信出来ました。

Mac OS Xになって日本語環境が大いに進歩しました。本格的に文字規格がユニコードになり、OpenTypeフォントが採用され、PDFフォーマットが標準ファイルフォーマットになりました。ユニコードとOpenTypeフォントのおかげで、OS X付属のヒラギノフォントは約2万文字扱えるようになりました。(但し、ヒラギノ角ゴ std W8だけ約8000字です。)また、PDFフォーマットが標準ファイルフォーマットになったおかげでどのソフトからもPDF書類を作ることが出来、プリントも出来ます。

OS Xに付属のTextEditで異体字の入力を検証してみました。
まずTextEditは、いままでのSimpleTextに相当するテキストエディターですが、大いに進歩しました。PDFやHTMLを開くことが出来ます。カーニング、ベースラインのシフト、タブ等の修飾機能を適用出来ます。また、他の書類や、アプリケーション、ムービー等を貼付けることが出来ます。つまり、標準フォーマットが「リッチテキストフォーマット(.rtf)」になり、RTFD(添付書類付きRTF)に対応しているからです。

注意点があります。普通に使っていると、全て標準フォーマットのRTF形式で保存されてしまいます。プレーンなテキスト形式にしようと思ったら、フォーマットメニューから「標準テキストにする」を選び、OKします。保存時にテキストのエンコーディング方式も選べます。

このTextEditで異体字を打ち込むことが出来ます。OS Xでは、当たり前かもしれませんが、ことえり(Ver.3)が異体字に対応しています。
で「関連文字に変換」にアクセス出来ます。 候補パレットもOS 9までのものに較べると大変大きくなり見やすくなりました。(下の画像は17インチモニターで1024×768表示にした場合の原寸です。)

また、OS 9までと同じように で「文字パレットを表示」を呼び出して変換出来ます。

文字パレットも非常に大きくなり見やすくなりました。異体字は「関連文字」の欄に表示されています。因に文字が薄く表示されているものが、異体字です。番号は画数です。例えば「OSAKA」のように異体字が含まれていないフォントを選ぶと右下の文字欄が空きだらけになってしまいます。
それから、右下の候補文字が非常に小さく表示されている時があります。その時は、このパレット自体をドラッグして大きくすれば、文字も大きく表示されます。

このように異体字も簡単に切り替え出来ますが、ヒラギノに含まれる全ての異体字を表示出来るわけではないそうです。例えば、「吉」という字は、異体字として下側の横棒が長いものがありますが、ユニコード上のコード番号が同じです。これは「バリアントタグ」という字体切替の仕組みで管理されているそうです。これには「ことえり」が対応していないそうです。
これらの文字に対応し、入力出来るのが「EGWORD」と「EGBRIDGE」の最新バージョンの組み合わせだそうです。その他にAdobe InDesign 2.0も可能だそうです。

OS Xでは出力環境も改善されて、同OS上で扱えるフォントはどのようなプリント環境でもとても美しく、使用するプリンターに応じ出力出来ます。ただ、プリンタードライバー等の整備の問題があり、プリンターの能力を最大限に活かせないと言う問題もあります。

出力に関しては、また改めて検証する予定です。
現在、いろいろな種類の4台のプリンターを使っており、取り敢えずイーサーネットによる接続のものは一応認識しています。モノクロレーザープリンターの「LP9100PS2」はプリンター固有の機能も使えず、A3出力出来るはずのものがA4でしか出力出来ない状態です。「PS-SI__700-800~」というのは、カラーコピーにFireyのサーバーを接続した環境ですが、ほぼ完璧にプリンター固有の機能なども使えます。OS X上にFireyのサーバーからドライバー(たぶん!)を取得出来、取り込めました。サーバーの色調整に関してはOS 9上ですれば完璧と思います。