007-Mail Softs 2002-04-14(日)
  • 電子メールソフトは「Mail」にしました。
  • 「Address Book」とも連係出来ます。

いままでOS 9上では、電子メールソフトとして、Outlook Expressを使ってきました。現在の使用バージョンは、最新の5.0.3です。いろいろ不満はありますが、使い慣れているので使い続けたいところですが、どうやらOS X用は出ないとのアナウンスがありました。ただ、要望は多いと思うので、どうなるかは分かりませんが。それで、OS X用の電子メールソフトをいろいろ検証する事にしました。

以前から、目につけていたソフトがあります。「ARENA Internet Mailer」です。気に入った長所が3点程あります。
一つは、メールを読む時に行間を広げて読み易くできる、ということです。長時間、多数のメールを読む時は欠かせないと思っていたのです。ただ今回、試用したところ、そんな機能を見つけることが出来なかったので、勘違いかもしれません。(不確かなことを書いてすいません!)またOS Xではフォントの設定によって行間が広がり読み易くなるので問題なしです。
もう一つは、フォルダごとに整理したメールを、フォルダごとに別のところにバックアップしておくことができる点です。あるフォルダを通常は別のところに保管しておき、必要な時だけ読み込んで参照出来ます。私はいま現在5000通以上のメールがたまっていますので、ぜひ欲しい機能です。

最後は検索がとても早いということです。といってもOutlook Expressが遅すぎるだけですが。
もう一つ付け加えると、OS 9版とOS X版でメールの設定や、データーを共有出来る点です。最新バージョンの2.1.1でのことです。
ただ、いままで無料だったものに、3800円(ダウンロード版の価格)を払うのは少々悩みますが!

さっそく試用することにしました。しかし、Outlook Express5.0.3のメールの取込みには対応していないことが判明しました。メールデーターを移行するには、移行支援ツールの「A-Porter」を使うのですが、Outlook Expressのバージョンは4.xまでしか対応していませんでした。
この 「A-Porter」は、古くからあるメールソフトのEudoraには対応しているので、一旦、Eudoraに移行してから、Arena Internet Mailerに持って行くことにしました。
Eudoraというメールソフトも愛用者が多くて期待を持てますが、価格が高いことと、何よりもOS X版がアナウンスされていないようなので除外です。
ということで EudoraはOutlook Expressのバージョン5.0.3の取込みに対応しているので、作業をしてみました。取込みは、ほぼ自動的に問題なく終了しました。しかし、取り込んだメールを見ると、大問題が発生していました。多くのメールで部分的に文字化けが発生していました。取込みの設定方法とかがあったのかもしれません。また、私のメールは、送信先から時々文字化けしていることがあるといわれるので、私的な問題があるのかもしれません。この文字化けしたメールをArena Internet Mailerに移すと直っていないかな、との希望を抱き変換してみましたが、結果は同じでした。ということで、Arena Internet Mailerを使用することには、断念してしまいました。
それから、OS X対応の電子メールソフトで、マイクロソフト社の「Entourage X」というソフトがあります。高機能で結構使われているようです。最近、Webで30日間の体験版が無料でDL出来るようになっています。
しかし、試用する気にはなりませんでした。この試用版を使ってみて気に入って、ずっと使おうと思ったら「Office」を買う必要があります。「Entourage X」だけ別売してくれるならまだしも、どうも納得出来ません。

本当に前置きが長くなってしまいました!OS X上でのメールソフトは、標準で付属している「Mail」を使うことにしました。無料ですし! 尚、「Mail」はアドレス管理機能を内蔵していないので、同じく標準付属の「Address Book」を使うことにしました。

「Mail」の最新バージョン1.1はOS Xのバージョン10.1.3に付属しています。このバージョンでメールボックスの取込みに対応しました。Outlook Express5.0.3にも対応していますので、取り込んでみると全く文字化けすることなく取り込めました。但し、それなりの時間はかかります。 また特筆すべきところは、フォルダごとに選択出来る点です。例えば、Aというフォルダは取り込むが、Bというフォルダは取り込まないとかをチェックボックスで選択出来る点です。とても便利です。完璧です!
(注意点は、読込む時に自動的に Outlook Expressが起動するので、Classic環境を立ち上げていた方が良いかと思います。)

「Address Book」ももちろん取込みが可能です。
手順は、まず Outlook Express5.0.3のファイルメニューの「アドレス帳のエクスポート」を実行して、アドレスデーターを取り出します。次に「Address Book」のファイルメニューの「読み込み」を実行して先ほどのデーターを読込みます。項目名の対応を設定しなければいけないかもしれませんが、大概はそのまま実行してもOKです。

ただ「Address Book」は最低限の機能しかついていません。しかし、「Address Book」と「Mail」は連係機能が働いているようで、「Address Book」にデーターを入力した後は、Outlook Express5.0.3と同じように、宛先欄に直接メールアドレスを打ち込んでいく時に自動補完機能が働きます。ルール機能も付いています。フラグも付ける事が出来ます。英文スペルチェック機能も付いています。もちろんHTMLメールも読めます。(実は、Arena Internet MailerはHTMLメールを直接読むことが出来ません。HTMLメールの時は、ブラウザが立ち上がり、ブラウザの中で読むような仕様になっています。)送信時には、標準テキストとリッチテキストの選択になります。
それから特に気に入った機能があります。 メッセージメニューの中に
「差出人に戻す」というのがあります。内容は下図の通りです。よく、ダイレクトメールで配信を希望しない旨のメールを送っても送っても、配信される時があります。そんな時に使ってみたいと思います。

現在見つけた欠点は2つあります。
一つは検索機能です。大欠点は、日本語の検索に対応していません。 いずれ対応するかと思いますが、残念です。英文の検索に関しては、全て一瞬で検索出来、たぶん、業界一の早さだと思います!この検索方法は特殊で、iTuneと同じ検索方法だ、といえば分かりやすいかと思います。事前に、検索のために索引を作っているような方式なので、メールが大量になると起動などに時間がかかるのかも知れません。
もう一つは、添付ファイルの形式です。どうもエンコード方式や圧縮の設定をするところがありません。添付ファイルは送れるようなので、試しに自分自身に送ってみました。問題なく到着しました。添付ファイルの形式を調べてみると「AppleDouble」になっていました。少々不満ですが、ウインドウズとのやり取りも通常では問題なく出来るので、OKです。(実際にウインドウズで受け取っていませんが一度試してみます。)

それから、以前に雑誌の載っていたのですが、ある特定の文字列で必ず文字化けするバグがあるそうです。それからバージョンアップされているので解消されていることを希望しますが、未検証です。

全体的に見て「Mail」及び「Address Book」の連係で充分合格点です。なんといってもcocoaのアプリケーションだということで安心感があります。
私は、OS X用の電子メールソフトは「Mail」に決めました。

それから、試しにフォルダごとに別のところに保存出来ないか、試してみました。「Mail」の中のあるフォルダをディスクトップにドラッグしたところ移動出来ました。しかし、調べてみると単なるエイリアスでした。(何か使い道があるかも知れません!)

最後に、OS X用の 電子メールソフトは、あと「SweetMail」と「NetscapeCommunicator」のメールがあるのですが、検証していません。

(たいへんダラダラと長くなってしまいました。最後までお読み頂き有り難うございます。)