スライドショー 御神花ささゆりの行列を追いました 2009・6・16 奈良
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ささゆり、日本原産のゆり。学名もリリー・ジャポニカ。日本を代表するのはこの笹ゆりです。
奈良の大神(おおみわ)神社の広報部長さん(神職のお方)に取材を申し入れたのは、今月に入ってからでした。
6月17日に大神(おおみわ)神社の摂社である率川(いざがわ)神社の「三枝(さえぐさ)祭りが行われますが、人出が多いので前日にまいることに致しました。
その日はご神花「ささゆり」を本社から摂社のここ率川神社に届ける重要な行事があったのです。当日、梅雨の季節とも思えない晴天のなか、友人と奈良駅で待ち合せ。12時過ぎゆり祭りの行列に出会いました。
まず、簡単に整理してみましょう。
率川神社とは、
○推古天皇(593)元年鎮座という奈良市最古の神社。奈良市にその名も「子守町」にあります。
○御祭神はみめ美しい乙女。(ひめたたら いすずひめのみこと)。「媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)・伊須気余理比売
○さらに、御祭神を崇敬されてお祀りされ、この神社を建てられたのが、推古天皇なのです。東アジアで最初の女性君主とされていますが、おおらかですばらしい時代だったようですね。
○いすずひめのみことは若き神武天皇の求愛を受けられ、正式に皇后となられた女性。
○その物語は古事記の記述に、大和のさい川の辺に咲くゆりの花にちなみ、ゆりの古名である「さいくさ」三枝(さえぐさ)の辺りと地名の特定がみられ、ひめを愛した神武天皇の次の和歌が記されています。
○葦原の繁しき小家(さや)に菅畳 いや清(さや)敷きて 我が二人寝し
(古事記、神武天皇)。
日本で畳というものが出来た最初のころではないかと伝わっています。それにしても現代的な求愛と結婚ですねえ。(*^_^*)。
○万葉集にみられるゆりの歌のその1つ。
○春さればまづさきくさの幸くあらば 後にも逢はむな恋ひそ吾妹 柿本人麻呂 巻十 1895
○万葉集のゆり (姫ゆり、やまゆり、さゆり、草深ゆり、と書かれていて特定は難しいけれども、ささゆりであるとする説が大方の意見になっているようです。
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