いかるが便り 第8回
御本尊様 東京博物館御出開帳

中 宮 寺 門 跡 

  200538日〜417  
                                       写真と文  日野西 光尊

東京国立博物館のたってのご依頼を受け、この度中宮寺ご本尊如意輪観世音菩薩さまが、東京へご出張遊ばされました。東博の本館、過去には西洋のモナリザが一体で展示された部屋に、本尊様もこの部屋にご一体でのお出ましになりました。



上は、3月7日本尊様開眼法要の際に撮影。


3
8日会館法要及び献茶式

 初日 38930分からは、門跡はじめ、尼僧16名による法要と、続いて裏千家お家元
坐忘斎宗室宗匠によるお献茶式が、厳かに執り行われました。



 尚 東京国立博物館の庭園に有るお茶室応挙館に於きましては、
 裏千家東京支部のご奉仕によるお釜がかけられました。


38日 裏千家東京道場による掛釜席 於応挙館



中宮寺門跡 雛人形その他のお飾り 於 九条館

本尊様のお出ましを記念して、九条館に於きましては、中宮寺の宮門跡として、ご在籍の宮
 様方のお品々をおかざりし、斑鳩の里の在りし日の雅びを偲んでいただきました。

 因みに 中宮寺は、伏見宮さまからお二方、後西天皇の内親王さま、有栖川宮さま皇女さま
 お三方の計六方がご入寺遊ばしていらっしゃいます。



お雛様は、明治天皇の内親王さま
宮様の初節句お雛様を、

昭憲皇太后様
が、三笠宮百合子妃殿下におあげになられたお品を、このたび、
中宮寺に賜
ったものでございます



* 左上写真の手前にあるお袈裟は、昭435月高松宮妃殿下の思し召しによって、耐震耐火の本堂が落慶致しまして、その記念に、妃殿下の御母君の御み帯にてお作り遊ばされ、賜ったお品でございます。
(箱書きは妃殿下お直筆 による)


326()27() 中宮寺御流による記念茶会

上記2627日の両日、本尊様 東京国立博物館御出開帳を記念して、博物館内のお茶席に
 おいて、お茶会を催すことになりました。

濃茶席 於 九条館





注 ↓ 茶会記は それぞれ クリックしていただきますと 大きくなります

薄茶席 於 春草


点心席 於 応挙


点心席には先日のお雛様をはじめ門跡寺院としてのお品々を飾り、ごゆっくり眺めながら
 寛いで点心を召し上がって頂く趣向で、その広縁には、斑鳩流の美しいお花も活けていた
 だきました。

426日には、三笠宮崇仁親王同妃両殿下にお成り戴く事が出来有難いことでした。



記念講演会 「斑鳩御所中宮寺の歴史と文化」

200542() 13:3014:30 於 平成館大講堂

ご本尊様の東博に御出開帳中に、同博物館に於きまして、講演会を開催致しました。
 東京では、尼門跡寺院は珍しいのでございましょう、お蔭様で定員を上回るお申し込みを
 頂いたようで、恐縮いたしました。

                   




ご 本 尊 様 お 帰 り

 

会期が417日迄でございましたので、17日には東京へお出迎えに参りまして、18
朝から撥遣を致し、早速お帰り頂きました。

 本尊如意輪観世音菩薩様のお留守中、天寿国曼荼羅繍帳(国宝)をお寺にお戻り戴いてお
 り又当時中興の信如比丘尼さま
(鎌倉時代)が、紙でお作りになられました文殊菩薩さま
  (
重美)
にもお里帰りをして頂いておりましたので、中宮寺の三つの有り難い宝物が揃い
ました。何れも本年
(2005)515日迄ではございましたが・・・

                     


折りしも、中宮寺の境内には 花々が咲き競い、ご本尊様のお帰りを歓び、寿いでいるよ
うでございました。


上は、本堂のまわりの山吹の花や蘇芳の花

  新殿の八重桜  

ピンクのハナミズキと山吹の花

本堂裏の日光椿 内の花蘇芳

2005年6月29日UP

メール


椿 わびすけ 様
お変わりございませんか。有楽流をはじめ、続きの山吹茶会の インターネットを拝見致しました。
有り難うございました。何でも良くご存知でご勉強なさっていらっしゃいまして、感心し、勉強させ
て頂きました。色々有り難うございました。CD-Rを送らせて頂きました。ご覧下さいまして、
ご教示いただきとうございます。
よろしくお願い申し上げます。取り急ぎ拝見のお礼を申し上げます。   
      
     中宮寺 光尊 合掌

椿 わびすけ さま
こんばんわ ! 只今 「お見代わり 中宮寺観音ぼさつの お役目は」を拝見させていただきました。
先生のお手に掛かると、中宮寺の境内も本当以上に美しく見えるようでございますね !
 唯 お台所の汚いところそのままで、お恥ずかしい限りです。
未だもう少しきれいにしている時も有りますのに・・・博物館のほうは、CD-Rにて送らせて頂きます。
 蒸し暑く不順でございます。くれぐれもおいとい下さいませ。
           中宮寺 光尊 合掌

椿 わびすけ 様
少し訂正致しましたので、又違う方法でおくってみます。
椿 わびすけ 先生のホームページは、何時も楽しく、お写真を拝見しております。
東京の先生は美しく惚れ惚れと拝見致しました。          光尊 合掌




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