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2002年2月某日
中国では「一年之際在於春、一日之際在於晨」と言う言葉があります。日本風に言えば、「一年の計は元旦にあり、一日の計は朝にあり」でしょうか。私が日本に来て十数年来、元旦は一年のうちで最も楽しみにしている日です。なぜなら、この日は、私が気功をご指導した全国各地の方々から年賀状をいただけるからです。とくに、長年子宝に恵まれなかった方にお子さんが生まれた、重病が快方に向かったというようなお葉書を拝見すると、この上もない喜びを感じるのです。
新潟からわざわざ集中コースを受講しにこられたAさんには、経穴(ツボ)への刺激、漢方に基づく食事指導、血行の改善と骨盤の調整を目的とした気功の型をお教えし、女のお子さんを授かったといううれしい年賀状をいただきました。
千葉のBさんは、ガンが子宮から肺に転移し、放射線療法等が膀胱に影響したのか尿失禁にも悩まれていましたが、やはり食事指導や各種の内気功をお教えしたところ、検査の結果、腫瘍が見えなくなったという喜びのお便りを下さいました。
他にも同様のありがたい年賀状を何通もいただきましたが、年の初めにこのような賀状を読むことで、私は非常な喜びを感じるとともに、自分の選んだ仕事に対する誇りも覚え、新たな一年への意欲がわいてくるのです。
2001年某月某日
早いものですが、私が日本に来てもう14年目になります。主宰する気功教室でご指導する他、ホリスティック医学の導入で知られる川越市の帯津三敬病院でも患者さんにお教えしていますが、ますます痛感することは、すでに病気が表れて病院を訪れた方のみならず、一見ふつうに生活している方の体も現代という時代の悪影響を確実に受けているということです。
ストレスの侵蝕は人々の胃腸を蝕み、たまった疲れは神経を逆なでし、大気の汚染は心肺を損なっています。最近では環境ホルモンなどという厄介者の心配もしなくてはなりません。
気功は中国古代に生まれた養生法ですが、この大競争の時代、汚染の時代においては、古代からの養生の知恵がますます重要になっているように思います。気功によってくつろいだ心身は、何事が起こっても対応しうるだけの余裕を持ち、いわば強い鎧をまとっているのと同じです。
これから、日々の生活や気功をご指導する中で気づいたこと、中国の養生の知恵などをこのコーナーでお話ししていきたいと思います。
☆楊 秀峰 宮廷気功養生院
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