電子部品のうち受動部品(抵抗器、コンデンサ、コイル、発振子など)を写真で紹介しています。
このwebでは部品の外観と名称のみ紹介しています。 技術的な解説は書籍「電子部品図鑑」を参照ください。
抵抗、コンデンサ、コイル、発振子以外は「その他の部品編」に移動しました。
2005-06-02 新規作成, 2010-07-06 更新
働き
- 電流の変化を電圧の変化に変換
- 電流の大きさを制限する
- 同調回路での振動を制限する(Qを小さくする)
- ディジタル回路ではプルアップ、プルダウン、ダンピング、ターミネーションとして使用する場合が多い
用途
増幅回路、発振回路の負荷。
共振回路のQ低くするためのダンピング。
高速なディジタル信号でリンキングを防ぐ ダンピングとターミネーション。
ディジタル回路で電位が不安定になるのを防ぐ プルアップ、プルダウン。
LEDなどの流れる電流を制限する。
分類
- 炭素皮膜抵抗器 (小電力・一般精度)
- 金属皮膜抵抗器 (小電力・高精度)
- 酸化金属皮膜抵抗器 (中電力)
- セメント抵抗器 (大電力)
- ホーロー抵抗器 (大電力)
- 集積抵抗器 (小型化)
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抵抗器の回路記号
上の図は抵抗器の回路記号。 破線内は古い図記号または慣例で使用されている図記号。
新しいJISではギザギザで表す抵抗が廃止になったが、民間企業内ではまだ古い図記号を使っている所が多い。
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抵抗の単位
抵抗の単位はΩ(オーム)。
補助単位にはMΩ(メグオーム), kΩ(キロオーム), mΩ(ミリオーム)が使用される。
1Ω = 1000mΩ
1KΩ = 1000Ω
1MΩ = 1000KΩ
カラーコード
抵抗器はカラーコードで抵抗値を表示する。
定格電力は大きさによってほほ推定ができる。 (小型の抵抗器の場合、電力の表示はない。)
金または銀を右側にして見て左の3本は抵抗値を表し、右の1本は精度をあらわす。
(金属皮膜の場合は抵抗値は左の4本、精度は右の1本。)
左の3つの帯の変換
| A,B,C,Dの色 | 意味する数値 |
| 黒 | 0 |
| 茶 | 1 |
| 赤 | 2 |
| 橙 | 3 |
| 黄 | 4 |
| 緑 | 5 |
| 青 | 6 |
| 紫 | 7 |
| 灰 | 8 |
| 白 | 9 |
抵抗値精度 (右端の帯)
| Eの色 | 許容差/精度 [%] |
| なし | 20 |
| 銀 | 10 |
| 金 | 5 |
| 赤 | 2 |
| 茶 | 1 |
| 緑 | 0.5 |
| 青 | 0.25 |
| 紫 | 0.1 |
通常 炭素皮膜は5%, 金属皮膜は1%。
抵抗値の計算方法
R1 = (A * 10 + B) * pow(10, D); /* C言語の式 線が4本 */
R2 = (A * 100 + B * 10 + C) * pow(10, D); /* C言語の式 線が5本 */
R1,R2: 抵抗値 [Ω]
| Dの色 | 抵抗値 |
| 銀 | 0 .AB Ω |
| 金 | A .B Ω |
| 黒 | AB Ω |
| 茶 | AB0 Ω |
| 赤 | A .B kΩ |
| 橙 | AB kΩ |
| 黄 | AB0 kΩ |
| 緑 | A .B0 MΩ |
帯が4本の場合、実用的には左のように暗記する。
E24とE12
| 10 | 11 | 12 | 13 |
15 | 16 |
| 18 | 20 | 22 | 24 |
27 | 30 |
| 33 | 36 | 39 | 43 |
47 | 51 |
| 56 | 62 | 68 | 75 |
82 | 91 |
抵抗値や静電容量の種類を各メーカーが独自に決めていると種類が多くなりすぎるので、
値として使用する数字の集合がJIS C5063で決められている。
抵抗器/コンデンサの値は、許容差が5%ならばE24、10%ならばE12、20%ならばE6、
20%を超える許容差ならばE3を使用することが推奨されている。
*右の表を全て使うのがE24、黄色を除いて使うのがE12
| 100 | 102 | 105 | 107 |
110 | 113 |
| 115 | 118 | 121 | 124 |
127 | 130 |
| 133 | 137 | 140 | 143 |
147 | 150 |
| 154 | 158 | 162 | 165 |
169 | 174 |
| 178 | 182 | 187 | 191 |
196 | 200 |
| 205 | 210 | 215 | 221 |
226 | 232 |
| 237 | 243 | 249 | 255 |
261 | 267 |
| 274 | 280 | 287 | 294 |
301 | 309 |
| 316 | 324 | 332 | 340 |
348 | 357 |
| 365 | 374 | 383 | 392 |
402 | 412 |
| 422 | 432 | 442 | 453 |
464 | 475 |
| 487 | 499 | 511 | 523 |
536 | 549 |
| 562 | 576 | 590 | 604 |
619 | 634 |
| 649 | 665 | 681 | 698 |
715 | 732 |
| 750 | 768 | 787 | 806 |
825 | 845 |
| 866 | 887 | 909 | 931 |
953 | 976 |
E96とE48
許容差が5%より狭い抵抗器/コンデンサはE48とE96、E192を使用する。
JIS C5063にて、E24は特別な要求がない限り使わないとなっているが、1%の金属皮膜抵抗などはE24の方が使われているようだ。
*右の表を全て使うのがE96、黄色を除いて使うのがE48
*E48の中にE24が全て含まれるわけではない(上位互換ではない)
一般的な抵抗器
炭素皮膜抵抗器 (Carbon Film Resistor)
上: 1/2W形状 {TE} CFR50J220R {R} \15
中: 1/4W形状 {YGO} CFR-25JB-10K {D} \6.8
下: 1/8W形状 {TE} CFR16J180R {R} \15
抵抗値の精度や温度特性が要求されない、かつ小電力の用途で使用される。 安価、一般用途。
小型化されたものでは1/4W形状で1/2Wの抵抗器があり、必ずしも大きさから定格電力はわからない。
電力:1/8W〜1/2W、精度:5%
金属皮膜抵抗器 (Metal Film Resistor)
上: 1/4W形状 {VSH} SMA0204-1k {R} \15
下: 1/8W形状 {YGO} MFR-25FBF-10K0 {D} \12.4
抵抗値の精度や温度特性が要求される、アナログ回路などで使用される。
帯の本数が5本で一番端に「茶色の帯」があるのが精度1%。
電力:1/8W〜1/2W、精度:1%
高精度金属皮膜抵抗器 (Metal Film Resistor)
{TAM} RLC25BY 100Ω {S} \110 (100Ω 0.1% 50ppm/℃)
計測器などでは特に高精度な抵抗が必要であり、1%以上を使うことがある。
一番端に「紫の帯」があるのが高精度(0.1%)の目印。
*許容差だけでなく、温度特性にも注目。
T:±10ppm/℃, Z:±25ppm/℃, Y:±50ppm/℃, X:±100ppm/℃,V:±200ppm/℃
*高精度な抵抗はE24ではなくE96やE48が使われることに注意
1W金属皮膜抵抗器 (Metal Film Resistor, 1W)
{KOA} MOSX1C2R2J {M} \21
{KOA} MOSX1C3R3J {M} \21
抵抗範囲:10〜68kΩ、温度係数:300ppm/℃
⇒コーア(KOA)
ほうろう抵抗器 (Enamelled Wirewound Resistor)
{TO} RWH5G8ΩJ
セメント抵抗器よりも大きな電力が必要で抵抗値が比較的低い用途で使用される。
酸化金属皮膜抵抗器 (Metal Oxide Film Resistor)
{YGO} RSF100JB-1K0 {D} \19
{YGO} RSF200JB-1K0 {D} \23
大きな電力が必要で抵抗値が比較的高い用途で使用される。
小型酸化金属皮膜抵抗器 (Metal Oxide Film Resistor)
{TAM} RLF1S2ΩJ {S} \20
酸化金属皮膜抵抗器でありながらかなり低い抵抗値までそろっています。
(1W, 2Ω)
セメント抵抗器 (Wirewound Resistor, Ceramic Case)
{TAM} RWBS10 1Ω {S} \60
{TAM} RWBS5 1Ω {S} \50
大きな電力が必要で抵抗値が比較的低い用途で使用される。
⇒タクマン電子
巻線抵抗器 (Wirewound Resistor)
{HEI} ALSR-5-1.0-1% {D} \160 (1Ω/5W/1%)
大きな電力が必要で抵抗値が比較的低い用途で使用される。
チップ抵抗器 (Chip Resistor)
{PA} ERJ-6GEYJ103V {D} \9.7
上: テーピングされた状態, 下: テープから外した状態
小電力で小型化が要求される部分で使用される。
温度特性が炭素皮膜相当と金属皮膜相当のものがある。
メタルグレーズ抵抗器 (Glazed Metal Film Resistor)
10MΩ 1/4W {TAM} RMG25FX 10MΩ {S} \50
炭素皮膜抵抗器や金属皮膜抵抗器で実現が困難な高い抵抗値を実現する抵抗器
サージに対して強いという利点もある。
{BIT} M8-3-560J {S} \20
部品点数削減、小型化のため複数の抵抗器を1つのパッケージに収めたもの。
機能は普通の抵抗器とまったくおなじ(抵抗器を参照)。
ディジタル回路のプルアップ、プルダウンなどに使用すると部品点数を削減できる。
パッケージはDIP,SIP,SOPがある。
SIPに収められた集積抵抗器(下), SIPに収められたIC(上)
複数の抵抗器を1つのパッケージに収めたもの。
外観からはICと見分けるのはむずかしい。
(型番で確認する必要がある。)
電流検出用抵抗器 (Resistor)
{OHM} 630HR025E {D} \57
極めて低い抵抗値を実現する抵抗器
大きな電流を検出するために使用される。
スパークキラー/サージアブソーバ (Spark Killer / Surge Absorber))
{RYC} 125MCRA104120MDP B0768 {S} \70 (0.1μ+120Ω)
抵抗器とコンデンサを直列にしたものが1つのパッケージに入っている。
リレーやスイッチの接点の寿命を延ばす働きがある。
抵抗値を調整できるようにした抵抗器
つまみを付けて頻繁に調整を行う目的の可変抵抗器と
機器製造時に1度だけ調整して後は固定として使用する半固定抵抗器がある。
可変抵抗器の用途
ラジオ・テレビなどの音量や映像をアナログ的にコントロールする。
現在は回路のディジタル化で使用する機会が少なくなった。
2連の物はステレオなどで左右の音量を同時に調整するために使用する。
半固定抵抗器の用途
精度が必要なアナログ回路で、ICや抵抗器の部品ばらつきを補正するために使用される。
最近はディジタル化に伴いあまり使用されなくなってきた。
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可変抵抗器(ボリューム)
{ALP} RK163111S20C0B103L {S} \90 (1連)
{アイコー電子} RV16A01F10-20S-A10k {M} \262 (2連)
抵抗器の抵抗値をシャフトを回転させることで調整できるようにしたもの。
スイッチ付ボリューム (1連)
写真はボリュームとスイッチが一体になった部品。
左いっぱいに回すと電源スイッチがOFFになる。
かつてはラジオなどに良く使われていた。
いろいろなボリューム
10回転ポテンショメータ (Precision Potentiometer)
{BOU} 3590S {A} \700 (200Ω)
{BOU} 3590S {A} \700 (20kΩ)
アナログ的に正確な設定をしたい時に使用する可変抵抗器。
バーニヤダイヤルと併用することにより、0.25%程度の精度で電圧を設定する。
1回転半固定可変抵抗器 (Trimming Potentiometer, Single turn)
{CTS} 307UC103E {D} \19 写真右
{BOU} 3362P-1-501 {D} \105 写真左
抵抗器の抵抗値をドライバーなどで調整できるようにしたもの。
良く使われる安価なタイプ。
1回転半固定可変抵抗器 (Trimming Potentiometer, Single turn)
{TOC} GF063P1B102 {M} \47
1回転半固定可変抵抗器 (Trimming Potentiometer, Single turn)
{KOA} KVSF637AC103 {S} \30
民生品向けの安価なタイプです。
面実装半固定抵抗器 (SMD Trimming Potentiometer)
{BOU} TC33X-2-103E {D} \25
多回転半固定可変抵抗器 (Trimming Potentiometer, Multi turn)
{MMC} PV36Y103C01B00 {D} \107 (三角形)
{BOU} 3296W-1-502 {S} \150 (一直線)
25回転、垂直調整タイプ(基板の上からドライバーで調整)
足の並びが一直線のタイプと三角形のタイプがあるが、
三角形のタイプは1回転半固定抵抗とプリント基板穴位置の互換性があり、途中で1回転→多回転、多回転→1回転に変更が容易。
そして逆向きにつけてしまう失敗がない。
2端子使用のための接続
ボリュームを2端子で使用する場合は中央の端子と端の端子をショートする。
コンデンサは電荷を蓄える部品。
端子電圧を変化させると単位時間あたりの電圧変化に比例した電流が流れる。
用途
- コイルと組で使用してある特定の周波数を選択 (同調)
- コイルまたは水晶発振子と組み合わせて特定の周波数の交流を発生 (発振)
- ノイズによる悪影響を排除 (フィルタ)
- 電源回路でエネルギーを蓄積、安定化
絶縁体材質による分類
- アルミ電解コンデンサ
a) アルミ非固体電解コンデンサ b) アルミ固体電解コンデンサ (OSコン、機能性高分子、有機半導体) - タンタルコンデンサ、ニオブコンデンサ
- セラミックコンデンサ
- フィルムコンデンサ
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コンデンサ 回路記号
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静電容量の単位
静電容量の単位にはF(ファラッド)が使用される。
補助単位として μF(マイクロファラッド), pF(ピコファラッド)が使用される。 日本ではnFはあまり使用さない。
1 μF = 1000000 pF
1 nF = 1000 pF
1 μF = 1000 nF
1 F = 1000000 μF
コンデンサの表示の見方
セラミックコンデンサ,フィルムコンデンサは通常3桁の数字で静電容量を表わす。
読み方は抵抗器のカラーコードとほぼ同じ。 (単位はpF)
静電容量の右に静電容量・精度を表す英字 1文字が追加される場合がある。
形状の大きなコンデンサは精度の右端に耐圧表示がある。
100pF未満の場合はそのまま静電容量が捺印される場合がある。
セラミックコンデンサ,フィルムコンデンサには極性がない。
耐圧表示が無い場合、メーカによって大きさが異なるため外見から耐圧を推測するのは困難。
(一般的には50Vのものを使用することが多い。)
E3とE6
許容差が20%のコンデンサはE3またはE6を使用する。
許容差が10%ならE12、許容差が5%ならばE24となるが、
E3とE6はE12とE24に対して上位互換であるので、E3とE6から選択しておけば問題ない。
*右の表を全て使うのがE6、黄色を除いて使うのがE3
電解コンデンサ
アルミ電解コンデンサ (Aluminum Electrolytic Capacitor)
{TSK} 1CUTES102M {S} \30 (85℃ 2000H)
最も大きな静電容量を実現可能で安価なコンデンサ。
ただし高周波でのインピーダンスが高い、電解液を使用しているので寿命が短かく、高温/低温に弱いなどの欠点がある。
電源の平滑、電源ラインのパスコン、低周波のカップリングとして使用される。
電解コンデンサは静電容量と耐圧がそのまま印字されている。
電解コンデンサは極性があり、長い方が+で、ケースに帯がついている方が-。
バイポーラ(両極性)と呼ばれるものは例外的に極性がない。
一般的な電解コンデンサの寿命は85℃で2000時間程度であるが、2000時間とは換算して3ヶ月弱にしかならない。 電解コンデンサはアレニウス則に従い温度が10℃上昇すると寿命が1/2になる性質がある。 現実的には寿命が3ヶ月しかない電子機器は認められないので温度を低減する。 コンデンサの温度が35℃であれば寿命は32倍(7年強)となる。 セットの動作温度上限を配慮し、もしも寿命が不十分であるならば高温高信頼性の電解コンデンサを選択する。
コンデンサ自身が発熱するため、あるいは近くにある発熱部品の影響のため、外気温度=コンデンサの温度ではないのでそのマージンを含めた温度で考える。
UTWRZシリーズ (105℃・低インピーダンス・アルミ電解コンデンサ)
{TSK} 1CUTWRZ471M {S} \30 (470μF/16V)
{TSK} 1EUTWRZ222M {S} \80 (2200μF/25V)
寿命特性105℃、5000時間を保証しているアルミ電解コンデンサ。
民生用ではコストを優先するため、85℃で2000時間(実質35℃で使う)の一般用を使う事が多いが、産業用では高い周囲温度、高信頼性が求められるので、高温長寿命品を使うのが望ましい。
アルミ固体電解コンデンサより安価。
⇒東信工業
オーティオ用 両極性コンデンサ
(Aluminum Electrolytic Capacitor, Bi-Polarized for Audio Equipment)
{NCH} UES1H4R7MEM {S} \30 (4.7μF/50V)
音質を考えれば、オーティオ用にはフィルムコンデンサを使いたいところ。
しかし1μF以上の静電容量になるとサイズが大きく、高価になってしまう。
サイズやコストを考えるとアルミ電解コンデンサにせざるをえないことがある。
ESシリーズはオーディオ用として音質を考え、交流(直流バイアス無し)で使用できるコンデンサ。
*極性のない電解コンデンサはバイポーラ、ノンポーラなどと呼ばれることがある。
*電解コンデンサは電圧のかかっていない状態で長時間放置すると漏れ電流が増加するので、使う場所に注意されたし。
アルミ固体 電解コンデンサ (Aluminum Solid Electrolytic Capacitor)
{SAY} 10SS100M {S} \110
{NCC} APS-160ELL181MHBS5 {R} \200
電極はアルミ箔だが、電解液を使わないコンデンサ。
JIS正式名称はアルミニウム固体電解コンデンサ。
通常のアルミ電解は内部抵抗が大きいため高い周波数で電気特性が劣化する。
また大電流を流すと発熱してしまう。
これらの特性を改善している。
写真左(紫)はOS-CON。
OSコンの寿命は105℃で2000H、20℃の温度低減で10倍になる。(周囲温度65℃で23年弱)
写真右:PSシリーズは105℃で2000H。
⇒SANYO(電子デバイスカンパニー)---コンデンサ
ラグ端子型コンデンサ (Lug Terminal Capacitor)
電解コンデンサのうちでもプリント基板に実装せずにシャーシにネジ止めをする、大型のものを特にラグ端子型コンデンサ(端子がネジになっているものはネジ端子型)と言う。
大きな容量が必要な電源の平滑で使用される。
タンタルコンデンサ/ニオブコンデンサ
タンタル・コンデンサ (Tantalum Solid Electrolytic Capacitor)
{AVX} TAP225K016SCS {D} \56
電解コンデンサよりも温度特性やリーク電流などが重要とされる場所で使われる。
電解コンデンサよりも内部抵抗(ESR)が低く、フィルムコンデンサよりも大きな容量を実現できる。
タンタルコンデンサの場合は静電容量と耐圧がそのまま捺印されている。
タンタルコンデンサは極性があり、長い方が+。
電解コンデンサはマイナスに線がついているがタンタルはプラスに線が付いている。
タンタルコンデンサを改良したものにニオブコンデンサがある。
チップ・タンタル・コンデンサ (Tantalum Chip Capacitor)
{NCH} F931C106MBA {D} \32.8
⇒ニチコン
フィルムコンデンサ
プラスチック・フィルム・コンデンサ (Plastic Film Capacitor)
{PA} ECQ-B1H562JF {D} \9.1
{TSK} 2AUMS103K {S} \10
フィルムコンデンサは比較的静電容量が少なく、温度に対する静電容量の安定性が必要な所で使用される。
低周波のフィルタ、オーティオ用などで使用される。
フィルムコンデンサには極性が無い。
誘電体の種類でマイラー、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリスルホンなどの種類がある。
⇒Panasonic
ポリエステル・フィルム・コンデンサ (AMZシリーズ)
{ニッセイ電機} 1HAMZ473KE {S} \160@10個 (0.047μF/50V)
{ニッセイ電機} 1HAMZ153KE {S} \110@10個 (0.015μF/50V)
{ニッセイ電機} 1HAMZ152KE {S} \110@10個 (1500pF/50V)
{ニッセイ電機} 1HAMZ471KE {S} \110@10個 (470pF/50V)
一般用のフィルムコンデンサ (50Vタイプ)
メタライズド・ポリエステル・フィルム・コンデンサ (MMSSDCシリーズ)
{TSK} 2EMMSSDC155KE {S} \105 (1.5μF/DC250V)
{TSK} 2EMMSSDC474KE {S} \74 (0.47μF/DC250V)
{TSK} 2EMMSSDC154KE {S} \53 (0.15μF/DC250V)
高い電圧、または大きな静電容量が必要な場合。
スチロール・コンデンサ (Polystyrene Capacitor)
スチロールコンデンサはサンプル&ホールドなどの精度が必要な場所で使用される。
ポリスチレン・コンデンサとも呼ばれる。
セラミックコンデンサ
セラミック・コンデンサ (Ceramic Capacitor)
セラミックコンデンサは比較的容量が少なく、高周波でのインピーダンスが低い。
高周波回路、ICの電源ラインにいれるパスコンとして使用される。
セラミックコンデンサは電気的特性によって以下の3種類がある。
- 種類I: 温度補償型
- 種類II: 高誘電率型
- 種類III: 半導体型
温度特性が重要な場所には種類Iを使用する。
種類II、種類IIIは端子電圧を高くすると静電容量が小さくなる性質があり温度特性も良くない。
同じセラミックコンデンサと言っても温度特性がまったく異なるので注意を要する。
積層セラミックコンデンサ
P-02183 {A} \200@10個入り (4.7μF/16V)
P-02216 {A} \200@10個入り (10μF/10V)
誘電体を積層することで小型、大容量を実現したコンデンサ。
ICのパスコンとして104〜224(0.1〜0.22μF)がよく使用される。
最近では大容量化が進み、従来は電解コンデンサが必要であった10μF程度の静電容量も積層セラミックでカバーできるようになってきた。
電解コンデンサを積層セラミックに置き換えると漏れ電流や寿命の点で有利。
チップ・コンデンサ (Chip Capacitor)
{PA} ECJ-2VF1C104Z {D} \7.3
セラミックコンデンサを小型化、表面実装にしたもの。
最近は技術の進歩で大容量を実現可能になったためタンタルコンデンサ、電解コンデンサの置き換えも進んでいる。
貫通コンデンサ (Feed Through Capacitor)
{?} 1000pF {シオヤ} \50
2端子のコンデンサはリードインダクタンスのため、高周波では十分な減衰ができない時がある。
その場合に写真のコンデンサを使用する。
高周波回路やノイズ対策に。
ここで紹介するのは静電容量を可変できるようにしたコンデンサ。
つまみをつけて頻繁に可変する用途で使用される可変コンデンサと
機器製造時に1度だけ調整(ドライバで回す)し後は固定として使用する半固定コンデンサがある。
可変コンデンサの用途
かつてはラジオの受信周波数のチューニングによく使用された。
現在は可変容量ダイオードを使用することが多い。
半固定コンデンサの用途
発振回路などの周波数を微調整する、または
微妙な電気特性の調整(たとえばオシロ・スコープのプローブなど)に使用される。
右の図はコンデンサの回路記号。 破線内は古い図記号または慣例で使用されている図記号。
電解コンデンサを表すために、コンデンサの電極間に斜線を入れる図記号が使われていたが、
新しいJISでは廃止されてしまったようだ。
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ポリ・バリコン (Variable Capacitor)
{?} 1VC {S} \250
シャフトを回転させることでコンデンサの静電容量を調整できるようにしたもの。
可変コンデンサとも呼ばれる。
これはゲルマラジオ/1石ラジオを自作する時に利用する安価なタイプ。
[バリコンにダイヤルを付けた状態]
バリコン
{?} CBM-113B-1C4 {M} \241
メーカー不明、中国製らしい?
*「ポリバリコン」というのはミツミ電機の商品名であるので、他社のバリコンをポリバリコンというのいは厳密には正しくない。(販売店の方は注意した方が良いかも?)
2連/4連バリコン
{?} PVC-2Y {シオヤ} \250 (写真左)
1つのシャフトで、同じ静電容量の2つのバリコンを同時に可変できるようにしたもの。
2連になると大抵、背面にトリマーコンデンサが付属している。
スーパーラジオを作成する際に使用。
ゲルマラジオ/1石ラジオなどを製作する際、単連のポリバリコンが入手できなかった場合、2連のポリバリコンで代用できる。
大抵は中央の端子がコモン(共通)になっているので中央の端子と端の端子のいずれかを使えばよい。あまった端子はオープン(未接続)にする。
{ミズホ通信} VC-340P {シオヤ} \580 (写真右)
AM用2連バリコン(340pF)とFM用2連バリコン(20pF)が1つのパッケージに入ったバリコン。
AM/FMラジオを作る際に必要になる。説明資料、延長シャフト、皿ネジ付。
トリマーコンデンサ4個付属。
4連バリコン背面
VC-340Pの背面をみると4つのトリマーがついている。AM用のトリマーが別端子になっているので端子数が多い。
*秋葉原・ラジオデパート・
シオヤ無線電機商会
に行くと、他では入手しずらいラジオ用部品が置いてある。
バリコン用シャフト
ポリ・バリコンは通常、円盤型のつまみを付けるようになっているが、それをボリューム用のつまみがつけられるようにするもの。
FMラジオ用バリコン
{?} FM-PVC {シオヤ} \280 (20pF 2連)
FMラジオを作る際には20pF程度のバリコンを使う。
高周波の測定器(オシレータ、ディップメータなど)を作る際にも活躍。
付属品:皿ネジx2
*裏を見るとCBM-223と刻印がある。(たぶん中国製?)
エアー・バリコン
空気を誘電体として利用したバリコン。
現在ではなかなか入手しずらくなった。 (秋葉原で入手できるが価格は高騰している)
可変容量ダイオードに置き換えを推奨。
半固定コンデンサ (Trimmer Capacitor)
{MMC} TZ03Z070E169B00 {D} \49
コンデンサの静電容量をドライバーで調整できるようにしたもの。
フロントパネルにつけるのではなくプリント基板に実装し、製品出荷時に1度だけ調整して後は変更しない場合に使用される。
コイルとは流れる電流が変化した場合、その単位時間あたりの電流の変化に比例した起電力を発生する部品
高い周波数の電気信号をできるだけ通さないで直流または低い周波数の交流のみ通す性質がある。 インダクタと呼ばれる場合もある。
*破線で囲まれた部分は古い図記号あるいは慣例で使われている図記号
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コイル、トランスの回路記号
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コイルの働き
- コンデンサと組で使用してある特定の周波数を選択 (同調)
- 特定の周波数の交流を発生 (発振)
- ノイズによる悪影響を排除 (フィルタ)
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トランスの働き
- 1次側と2次側の絶縁
- 電源などの交流電圧を昇圧または降圧
- 音声信号、高周波などのインピーダンス変換
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コア材質による分類
- 空芯: インダクタンスが小さく温度特性が重要な場合
高周波発振用など(VHF帯)
- フェライト: 高周波(MHz帯)
IFT(同調)、フィルタ用など
- ダストコア:
- 鉄心: 低周波、大きなインダクタンス
電源トランス、オーディオトランスなど
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磁路による分類
- 開放: 大電流(外に磁界が漏れる)
- 密閉: 磁気シールド構造
- トロイダル(ビーズ型を含む):
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コイル/インダクタ (Inductor)
チョーク・コイル (Choke Coil)
{TY} LHLZ06NB471K {S} \25
{JWM} 79F471K-RC {D}} \15
チョーク・コイル (Choke Coil)
写真は秋葉原で購入した小電流用 リード実装タイプ
フェライト・コア付ボピン (Solenoids Bobbin)
高周波など、自分でコイルを巻く時に使用する。
コアを回転させることでインダクタンスが調整できる。
秋葉原で購入可能だがメーカや型番が不明な場合が多い。 (使用可能な周波数上限、透磁率すらわからない)
トロイダル・コイル (Toroidal Inductor)
110μH/3A {TZC} SK-10M-5Y {?}
外形が大きくなりがちではあるが外部に磁束がもれない、電気的特性が優れているなどのメリットがある。
チップ・コイル (Chip Inductor)
機器の小型化に便利な表面実装タイプ。
小型であるがゆえに直流抵抗が高かったり、大きな電流を流すとコイルの性質を失うので 定格電流や直流抵抗を確認して使うこと。
バー・アンテナ (Bar Antenna)
{あさひ通信} SL-55GT {シオヤ} \250 (写真下)
{?} BA-200 {S} \200 (写真上)
コイルの性質とアンテナの性質をあわせ持つ部品。
AMラジオに使用される。
ラジオデパートで販売されているSL-55GTは最近(2007年)外観が変更された。
去年買った時はラグ端子付、今年はリード線引出しになっている。
清水電子研究所からあさひ通信にメーカ変更。
ピン番号は旧SL-55GTと同じになっているが電気的な互換性については不明。
[実測データ] サイズ: L51/W10/T7, 直流抵抗: 1-2間 4.1Ω/3-4間 0.4Ω
{清水電子研究所} 旧SL-55GT {シオヤ}
バーアンテナの感度はその断面積が大きいほど高くなる。
またQはフェライトの長さが9〜12cmで最大となる。
小型化されたバーアンテナは増幅度の大きな回路(ICなど)との組み合わせて使用することを前提としており、トランジスタ1〜2石のラジオでは感度が不足してしまうことが多い。
バーアンテナを買う際に小型(または安価)なものを選択してしまい、音が出ないという失敗をしやすい。
長いビニール線のアンテナをつけるのであればバーアンテナは小型でもかまわないが、バーアンテナのみで電波を捕らえるのであれば大きめを選択した方が良い。
トランス/変成器 (Transformer)
プリント基板用・電源トランス (Power Transformer)
{SEL} SL-09055 {M} \556 (一次:100V 二次:9Vx2, 55mA)
{SEL} PK-12017 {M} \1113 (一次:100V 二次:6V-12V, 170mA )
トランスとは、1次側に入力させた電力をいったん磁気にエネルギーに変換して、2次側で再び電気エネルギーに変換する部品。(電圧の変換)
1次側と2次側を絶縁するために使用する、もしくはインピーダンス変換をする目的に使用される。
中間周波トランスなど高周波で使用する場合はもっぱらインピーダンス変換の目的。
⇒菅野電機研究所(SEL)
↑いろいろな電源トランス
{TYD} HTシリーズ {TYD}
⇒トヨデン
オーディオ・トランス (Audio Transformer)
{HAM} ST-30 {S} \375 (1次:12.5kΩ/2次:50kΩ)
低周波でもかつてはインピーダンス変換のためにトランスが使用されたが現在ではIC化された回路が多く、小型化が要求されるためトランスは敬遠される。
インピーダンス変換の代わりにトランジスタ、ICで増幅した方が小型化ができ周波数帯域も広く取れる。
*山水電気のトランスは昭和54年に橋本電気に移管された。
オーディオ・トランス (Audio Transformer)
{HAM} ST-41A {S} \590 (1次:200Ω/2次:8Ω)
オーディオトランスは一次巻線を駆動する信号源のインピーダンスと
二次巻線に接続する負荷インピーダンスが指定されたものでないと、
規定の周波数特性が出ない。
データシートに書かれているインピーダンスは二次側をオープンにして一次側を測定した
インピーダンスのことではない。
IFTと可変コイル
{FCZ研究所} FCZ10M455 {M} \210 (455kHz, AMラジオ用)
{FCZ研究所} FCZ10M10R7 {M} \210 (10.7MHz, FMラジオ用)
IFTはラジオや無線機で使用され、インダクタンスが可変できるトランス。
中間周波トランスとも呼ばれる。
トランジスタが主流であった時代のラジオではIFTは必須であったが最近のラジオはIC+セラミックフィルタで構成され、あまりIFTは使用されなくなた。
セラミックフィルタを使用したラジオでも発振回路(局発)用にコイルを使用する。(IFTと局発用のコイルは外観が同じ)
IFTは秋葉原で購入可能であるが仕様が不明であることが多い。 (一次側の自己インダクタンス、二次側の自己インダクタンス、使用周波数が必要)
メーカーや型番がはっきりしており、アマチュアでも入手可能なものとしてFCZ研究所のコイル/IFTがある。 残念ながら(有)FCZ研究所は2007年10月1日に解散になったらしい。ただしコイルなどの製造は個人で継続。
⇒量産を考えている方はミツミ電機、東光などを参照。
フェライト (Ferrite)
左:フェライトビーズ(Ferrite Bead), 右:トロイダル・コア(Toroidal Core)
EMI用フェライトビーズは、高い周波数の信号に対して高いインピーダンスを有すると言う意味ではコイルと似ている。
しかしこの部品はリアクタンスを発生することを目的としておらず高い周波数で損失を発生させてノイズの放射を防ぐ目的で使用される。
発振回路や同調回路は高いQが要求されるのでこの部品は使用できない。
トロイダル・コア(Toroidal Core)
{TDK} H5A T12x3x6 {アイコー電子}
*秋葉原・ラジオデパート・
アイコー電子2号店に行くと他では入手しずらいフェライトコアが置いてある。
↑フェライト・コア(Ferrite Core)
スイッチング電源を作る際はこのようなフェライト・コアを使用する。
(秋葉原ラジオ・デパートで購入)
フェライト (Ferrite)
EMI対策用としてケーブルにはさむタイプ
⇒TDK
⇒NECトーキン
働きと用途
ある特定の周波数で強く共振する。
正確な周波数の電気信号を発生させる発振回路の要素として使用される。
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分類
- 水晶振動子(水晶発振子)
- セラミック発振子
- 水晶発振器
- セラミック・フィルタ
- SAWフィルタ
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水晶振動子/クリスタル (Crystal Resonator)
32.768kHz {CWC} CFS-308 {S} \100
HC49US/20MHz {ABC} ABL-20.000MHz-B2 {D} \58
特定の周波数で強く共振し、高精度の発振回路を構成するための部品。
水晶振動子は水晶をある特定の形状にカットし、電極を取り付けた構造をしている。 発振回路は内蔵していないので別途用意する必要がある。
MHzオーダの発振子の場合はHC-49/U,HC-49/U-Sと呼ばれるパッケージが一般的。
時計用の32kHzの物は円筒形をしている。
最近はSMD化が進んでいる。
HC-49/UA {ECS} ECS-80-32-1 {D} \49
[水晶振動子の分類]
水晶振動子の電気的性質をみると共振回路(コイル+コンデンサ)とほぼ同じ。
内部構造は誘電体の薄い板の両面に電極を貼り付けたものであるので、コンデンサに近い。
異なるのは、コンデンサができるだけ振動しないように作られるのに対して、
水晶振動子は自由に振動するように作られる。
誘電体は程度こそ差があれ、交流電圧を加えると変形/振動を起こし、コンデンサではそれが鳴きの原因になるので好ましくないが、水晶振動子では自由に振動させないとQが低くなる。
用途から見ると水晶振動子は発振回路の要素となり、コイルを水晶振動子に置き換えた回路が多く使われる。 私は水晶振動子をコイルに近いものとして扱っている。
水晶発振器 (Crystal Oscillator)
{EPS} SG-531P 14.31818MC {D} \362
水晶振動子と発振回路を1つのパッケージに収めたもの。
マイコンやPLDのクロック源として使われる。
電源電圧は5V用が多いが中には3.3V用もあるので購入時に注意。
最近はSMD(表面実装)のものもある。
セラミック発振子/セラロック (Ceramic Resonator)
20MHz {ABC} AWCR-20.00MD {D} \42
セラミック振動子はセラミックを特定の形状にカットしある周波数で強く共振するようにした発振回路を構成するための部品。
水晶に比べて、低価格、小型、高温でも使用できるなどのメリットがあるが、水晶に比べて周波数の絶対精度は低い。
あらゆるディジタル回路のクロック源として使用される。
最近は周波数の絶対精度が向上したためUSBのクロックなどにも使用可能になった。
kHzオーダの低い周波数のラインナップがそろっているのも特徴。
余談だがセラミック発振子、水晶発振子は半導体ではない。
セラミックフィルタ
{MMC} SFULA455KU2A-B0 {A} 2個\100 (455kHz, 写真左)
セラミックの圧電効果を利用して鋭い周波数特性を実現するフィルタ。(AMラジオ用)
テレビ、ラジオの中間周波増幅で使用される。
セラミックフィルタはスプリアスがあるのでIFTと組み合わせて使用するのが良い。
ムラタのデータシートを見ると「安全設計のためセラフィルの出力はD.C.カットコンデンサを介して...」となっているが、これはマイグレーションに配慮してのことと推測される。
たしかに直流をかけないようにするのが最も安全であるが、実際の応用回路ではセラフィルに直流をかけてしまっているものを見受ける(コンデンサなし)。ユーザとしてはセラフィル1個に対してセラミックコンデンサ2個が必要と言うのは経済的ではない。本当にセラミックコンデンサが必要かどうかは直流電圧が何Vで周囲温度が何度、その時の寿命(マイグレーション発生率)がどのぐらいであるかで判断すべき。マイグレーションに関するデータが公表されていないのでユーザで測定の必要があるかもしれない。
面実装セラミックフィルタ
{MMC} SFECS10M7GA00-R0 {D} \160 (10.7MHz±30kHz, 写真右)
FMラジオ用
SAWフィルタ
水晶の圧電効果を利用して鋭い周波数特性を実現するフィルタ。
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- JISC2529 電気抵抗用エナメル線・油性エナメル絹巻線
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