<<なぜなに地獄先生>>

Q01Q02Q03Q04Q05

このページでは、「地獄先生ぬーべー」の秘密にせまります。


Q01.白衣観音経の、22巻で紹介された全文に、9巻の106頁や
    3巻の表紙に出てきた一節と一致しない部分がありますが?

A01.よくそんな細かいことまで気づくねぇって、そりゃ俺自身のことか(笑)。
    それはさておき、まずは22巻で紹介された全文及び、私が資料に
    あたって調べた全文を以下に示します。赤色になっているのは
    もう片方には表記されていない部分で、黄色になっているのは
    もう片方と表記が一致しない部分です。
    なお、9巻の106頁や3巻の表紙に出てきた一節については、
    私が調べた方に一致します。(黄色の部分)

「地獄先生ぬーべー」22巻より 資料「現代中国の仙人」より
南無大慈大悲救苦救難広大霊感観世音菩薩 摩訶薩
南無仏 南無法 南無僧
南無救難観世音菩薩
妲姪(口多)(口奄) 伽羅伐(口多) 伽羅伐(口多)
伽訶伐(口多) 伽羅伐(口多) 伽羅伐(口多) 娑婆訶
天羅神 地羅神 人離難 難離身
一切災殃化為塵
南無摩訶般若波羅蜜
南無大慈大悲救苦救難広大霊感白衣観世音菩薩
南無仏 南無法 南無僧
南無救苦救難観世音菩薩
怛只(口多)(口奄) 伽羅伐(口多) 伽羅伐(口多)
伽訶伐(口多) 伽羅伐(口多) 伽羅伐(口多) 娑婆訶
天羅神 地羅神 人離難 難離身
一切災殃化為塵
南無摩訶般若波羅蜜

    注 : 括弧でくくった二文字は、該当するJISコードの無い文字を、
       無理矢理二文字で表現したものです。ちなみに、Unicodeに対応した環境
       (私のマシンはそうでないが)ならば、以下にきちんと表示されます。
       (口多) : 哆 (口奄) : 唵


Q02.玉藻が唱える「貧狼 巨門 隷大 文曲 廉貞 武曲 破軍」とは、一体何でしょうか?

A02.実は北斗七星を構成する星の名前……と言いたいのですが、
    北斗七星の配置とそれぞれの星の名前を以下に示しますので、
    まずはそちらをご覧ください。

北斗七星の配置図 七つの星の名前(中国/アラビア)
    β  γ

         δ
   α         ε       η    
                 ζ
α星 : 貪狼/ドウベー
β星 : 巨門/メラク
γ星 : 禄存/フェクダ
δ星 : 文曲/メグレス
ε星 : 廉貞/アリオト
ζ星 : 武曲/ミザール
η星 : 破軍/ベナトナシュ

    実は、「貧狼」は「貪狼」の間違いです。また、正しい読みは「とんろう」や「たんろう」です。
    また、「隷大」は「禄存」の別名かも知れないけど、正確なところは不明です。
    余談ながら、北斗七星を構成する星には8つ目があります。それはζ星の伴星です。
    それは「輔星」と言い、アラビア名「アルコル」で和名「そえぼし」です。
    なお、「輔星」は『北斗の拳』で「死兆星」と呼ばれた星の正体ですが、これは
    視力が良いと見える星で、アラビアでは視力検査に使われていたそうです。


Q03.白衣観音って、作品中には全然出てこないけど、どんな仏様なの?

A03.半拏羅縛悉尼(パンダラヴァーシニー)と言う、阿弥陀如来の妃たる女神で、
    白衣妙妃とも白衣観自在母とも呼ばれます。なお、一般的に「観音様」と
    呼ばれる観自在菩薩とは異なる神格で、性別も異なります(観自在菩薩は男性)。
    なお、白蓮華の中に住んで白衣を着た姿として描かれます。


Q04.ぬーべーがチャブクロの力で過去に戻った際に、美奈子先生を救おうとして
    鬼の手を出したら、何故強制送還されたのか?

A04.78話では、元来鬼の手は邪悪な鬼の力を持つからだと説明されたが、
    鬼の手は、その時に救えなかった美奈子先生の魂を喰らった鬼を、美奈子先生の
    力を借りて封印したもの故、鬼の手で美奈子先生を救うとタイムパラドックスと
    呼ばれる矛盾が生じるために、それを避けて強制送還したものとも考えられます。


Q05.「結成!! 童守少年妖撃団編」でぬーべーの分身、陽神明が使用した
    霊殺石の玉に書かれているのは一体何だろう?

A05.梵字のうち、「人知を超越した存在」を表す「阿字」と呼ばれる文字です。
    阿字はあらゆる仏の本性を現すものとされ、あらゆる種字(仏を表す梵字)の
    代わりに用いる事ができる「別種字」と呼ばれます。密教には、この文字を
    本尊として用いる「阿字観」と呼ばれる瞑想法があります。
    なお、「特訓! いずなとゲドの巻」でいずなが伝説のくだ狐を管乱坊から
    かくまう際に結界墨で書いたのもこの阿字です。