☆最近プレイしたゲーム☆(04/04〜04/12)

   上井密度弐號が最近プレイしたゲームのショートレビューです。
    日記に掲載した感想の再編集なので、日記をいつも読まれている方には
   特に読む意味は無いかも?

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■■■「双恋-フタコイ-」■■■
【ADV/PS2/全年齢】

 「シスタープリンセス」『12人の妹とラブラブになる』 という破天荒な設定でユーザの度肝を抜いた 電撃G'sマガジンのシスプリの後継となる読者参加 企画のゲーム化作品。

 12人の妹でも十分にムチャクチャなのですが、今回は何とヒロインは 『6組の双子』という、もはや 神秘的とも言えるキャラ設定です。

 電撃G'sマガジンは、シスプリで『妹ブーム』 の口火を切り、今回も、最近アニメ業界やゲーム業界で萌えキャラの流行となっている、 『双子萌え』のムーブメントを作った事になる訳で…
 正直な所、良くこんな企画を次々と思いつくなぁ… と感心する事しきりですよ。


 ゲームの中身に関しても、まあ色々と凄いゲームです。

 ゲームの内容は、 オーソドックスなマップ移動型のアドベンチャーゲーム で、ゲーム開始から5日程度がオープニングストーリーなのですが、何が凄いって、 最初の5日間で主人公が5組の双子から次々と告白 される事!!

 シスプリは、まあ何だかんだ言ってもヒロインが妹なので、 兄である主人公が最初から好かれていても分からなくは無い 訳ですが、「双恋」では 最初に一大告白大会が繰り広げられる 訳です。

 しかも、その告白の理由が…
一条姉妹 『主人公の幼馴染み』  :まあ、コレは分からなくは無いです。
雛菊姉妹 『主人公の従妹の小学生』  :まあ、コレも有りでしょう。
千草姉妹 『捨て猫に餌をあげる主人公を見て好きになった』  :ありがちな設定ですが、まあ許せる範囲でしょう?
白鐘姉妹 『街で見かけて一目惚れ』  :かなり無理があるけど、許すとします。
桜月姉妹 『双子が夢の中で主人公に出会って一目惚れし、本人を探していた』  :いやいや、それは幾らなんでも無理があるでしょ…
  っていうか、既に神懸かってますよ!?

 しかも、全ての双子から5日の内に続けざまに告白ですよ…ここまで来ると、 ご都合主義とかそういったレベルを超越して、 大宇宙の意思とか超次元的な力とかが働いたとしか思えないです。

 ゲームの内容に関しては、先述のとおりオーソドックスなタイプのアドベンチャー ゲーム。
 しかし、普通はギャルゲーといったら、女の子と仲良くなっていく過程を ゲームとして楽しむ訳ですが、 「双恋」では 最初から全ての双子に告白 されており、 普通のギャルゲーで言うとエンディングのフラグが立ったような状態 です。

 そんな駆け引きも何も無い状態で、どうやってゲームを成立させるんだ? と思いきや、このゲームのキャッチコピーにある 『私たち、二人一緒じゃダメですか?』 というのに秘密がありました。

 このゲームの双子達は 『2人と一緒にラブラブになれる』のではなくて 『2人と平等にラブラブにならなければならない』のです。
 要は、 双子の一方ばかり贔屓してるともう一方が拗ねてしまい、結果的に 2人と仲良くなれない ので、二人に対してバランスよく好感度を上げないといけないと言った具合です。

 この双子の好感度のバランスを表現する為に、通常のアドベンチャーモード の画面の他に 『ツインビューモード』という独自のシステム が採用されています。
 このツインビューというのがどういう物かと言うと、 『左右に2分割表示された 画面が、双子の好感度のバランスに応じて広さが変化する』 というシステムで、具体的に説明すると…

 桜月キラ・ユラ姉妹のツインビューが発動した 場合に、ひたすらキラが喜ぶような選択肢を選び続けると、キラの画面の面積が どんどん大きくなっていき、逆にユラはどんどん狭くなっていく… といった具合。
(言葉で説明するよりも、 本家のHPを見て貰った方が早いかも?)
 この画面の面積の推移に加えて、選択肢によって カットインとしてコミカルなCGが表示 されたり…と漫画的な演出がなされていて、 このモードは非常に面白いです。

 実際の所、ツインビューで上手くバランスを取る事がこのゲームの肝…というか、 『ゲームの攻略に影響するのは、実質ツインビューモードの結果のみ』 という、ある意味分かりやすいシステムなので、この ツインビューモードが発動すると 『おっ、来たな!!』って感じになって、 TVの前で思わず姿勢を正してまったりしたり して…なんともゲームの緊張感を保つ為の良いアクセント になっています。

 他にも、正確に素早い選択肢の選択を要求される 『バキューンタイム』や、 ストーリー分岐に関わる『ジャンクション』 等、選択肢に対して特別な 意味付けや重み付けを持たせる事で、プレイヤーのモチベーションやプレイ アビリティを高めようする非常に凝ったゲームシステム が作られており、 力が入ってるなぁ…というのを素直に感じる 作りです。


 またグラフィック等に関しても、非常に力が入っており 普通のイベントグラフィック(120枚) に加えて、上記のツインビュー時にカットイン的に デフォルメキャラが表示される「コミックグラフィック」 ってのがあるのですが、 この総枚数が580枚 という、ギャルゲーとしても史上空前の物量作戦。
 まあ、実際には殆どが服違いの差分グラフィックなのですが、それにしても 最初にグラフィック回想モードを開いたときに 『達成率: 0/580』と 表示された時は、一瞬気が遠くなりましたよ…

 ちなみに、この「コミックグラフィック」 が超可愛いので、ちょっとだけ勝手に載せてみたり…

 システムやグラフィックに関しては、良く作られてるなぁ…と素直に感心する 本作なのですが、 ストーリーに関してはちょっと微妙な感じ。
 シスプリと同様に『あって無いも同然』といった程度のレベルの内容 で、少年誌のマンガ的なラブコメの体裁は取っており、まあ楽しめなくは無いレベルではある のですが…
 実際の所、 とりわけドラマチックな訳でもなく、全体的にちょっと 盛り上がりに欠けるかなぁ? と言った感じ。

 また、萌え要素に関しては、 一部のキャラを除いてはシスプリと比較しても萌え レベルが高いという訳でも無く、正直残念なところだったのですが…

 一部の姉妹に関しては………………
 端的に言ってしまうと『白鐘姉妹』に関しては別格。

大予言:
 来月の「電撃G'sマガジン」の『好きなゲームキャラ』 のランキングにおいて、1位は「白鐘双樹」、2位は「白鐘沙羅」となるであろう!!

 いや、もう正直言って個人的には、 このゲームの全ての価値が白鐘姉妹に 含まれていると言い切っても過言では無いレベル。

 素直で可愛い双樹と、意地っ張りでツンデレラな沙羅やり取りのあまりの可愛さに、 思わず部屋を一人で転がりまわったり、パッドを投げて暴れだしたい 衝動に何度も駆られましたよ。

 あー、もう可愛いなぁっっっ!!!!

 そんな訳で、G'sマガジンなりアニメ版を観て、 白鐘姉妹を可愛いと感じた 人は迷わずに即プレイするべし。
 これは、要望ではなく『命令』です!!


 後は、ちょっとネタバレになりますが、各姉妹に関して簡単に雑感なんか。
 ネタバレしても困らない程度の内容ですが、一応隠し文字で。

<桜月キラ・ユラ>
 街一番の豪邸に暮らしてリムジンで登校する、世間知らずの超絶お嬢様双子。
 『主人公と夢の中で出会った…』なんてファンタジーっぽい設定なので、 ストーリーの方もそういったファンタジー系の展開になるのかと思いきや、 意外と普通のお話。
 主人公を追いかけて転校までしてきた世間知らずのお嬢様に、お嬢様を 過剰に保護しようとする執事…とかいった感じで、なんとも一昔前の ラブコメ風のテイストなんだけど、今ひとつ弾け切れて無いかな?って 感じがあるのが残念なところ。
 もうちょっと世間知らずっぷりを発揮して、回りの人間をバンバン振り 回すぐらいのムチャがあっても良かったかな?

<一条薫子・菫子>
 主人公の幼馴染みで、ファンクラブまで存在するという学園のアイドル的 双子。
 一見、一番の常識人っぽく見えるけど、実際には主人公の事をいきなり 『ダーリン』呼ばわりしたりと、一番やる気まんまんでアグレッシブな性格。  主人公が悪くても決して文句を言わない上に、他の女の子達と仲良く しててもヤキモチも焼かない、究極よい子…なんだけど、よい子過ぎて ちょっと面白味には欠けるかも?
 シナリオは『幼馴染み→恋人』への過程という王道的なパターンだけど、 あんまり双子って特性は活かせてないかな?

<白鐘沙羅・双樹>
 気が強くて意地っ張りでややシスコンの気のある沙羅と、素直で可愛い双樹 という対照的な性格の取り合わせが面白い双子。
 双子なのに、あんまり顔も似ていないし…二卵性双生児か?
 素直に気持ちを表現する双樹に対して、素直になれない沙羅の反応が可愛くて 面白い。…というか、イチオシな萌えっぷり。
 ただ、沙羅がその性格から、どんな選択肢を選ぶと好感度が上昇するのかが 分かり辛く、他の双子に比べて若干難易度が高い。
 キャラの性格付けのお陰か、シナリオも他のキャラよりも少し変化に富んで いて面白い…が、最終話とかは、せっかく(?)双樹が病気で倒れるんなら、 もうちょっとドラマチックな展開でも良かったかな?
 ちなみに、この双子も自宅に乗馬場や厩舎があったりとムチャクチャな 大富豪っぷり。
 金持ちの双子が多い街だ…

<雛菊るる・らら>
 主人公が居候する親戚の家の娘で、主人公の従妹に当たる双子の小学生。
 ロリキャラ担当…と言うよりは、どっちかって言うとお笑い担当で、 ウチが忍者屋敷だったり、唐突にネコミミが生えたりと変な話が多い。
 シナリオもラブコメと言うには普通にコメディ色が強くて、面白いと言う 点では面白いんだけど物語性とかはあまり無いかな?
 個人的には、るる(長谷川静香)の舌っ足らずな喋り方がたまらん。
 実は『イヌのナナ』をやってた頃から、結構好きだったり…

<千草初・恋>
 主人公より年上で、動物病院の娘の双子のメガネっ娘。
 気が弱く自分に自信が持てないため、臆病で常にオドオドしている…って設定 なのは分かるんですが、序盤のビクつきっぷり少々行き過ぎで、台詞を一言喋る たびに謝るのは流石に鬱陶しいです。
 気の弱い娘に対して、動物病院の院長であるお父さんは意味も無く アグレッシブでやる気まんまんで、良い味を出しています。
(っていうか、まんま漆原教授(「動物のお医者さん」)ですな。)
 お父さんのインパクトが強すぎて、微妙に印象に残らない姉妹でしたが、 『タコの代わりに、ピータンの入ったタコ焼き』のネタとか、個人的に 物凄くウケてしまったネタもあったり…

<桃井愛・舞>
 小さい頃に主人公のお隣に住んでいた双子の美人お姉さん。
 現在は、主人公の通う双愛中学に教諭&保険医として勤務している。
 このキャラがメインのシナリオってのは存在せず、他のどのキャラの エンディングも観れなそうな時に登場する、言わばバッドエンド救済キャラ。
 年上の美人姉妹って事でお色気担当かと思いきや、その実はお笑い担当 だったりする。
 千草姉妹や雛菊姉妹のシナリオに妙に絡んできたり、双子で入れ替わって 主人公をダマそうとしてみたりと、賑やかしとしては面白いキャラなので、 せっかくだからメインシナリオも入れて欲しかったなぁ。


 総評としましては、基本的に 非常に丁寧に作りこまれたギャルゲーです。

 全体の ボリュームもグラフィックも演出も、十分に及第点以上のクオリティ を達成しているゲームだと思いますので、 『原作の電撃G'sマガジン版やアニメ版が好きな人』、『キャラクターが気に入った』という人や、 『設定が変で気になる』って人は プレイしておいても損は無いでしょう。

 ただ、ツインビューやバキューンタイム等の特殊なシステムに関しては、 セーブ&ロードを繰り返さないと攻略出来ない 『非常にゲーム的な部分』が多く、 『ギャルゲーにゲーム性なんか必要無いんじゃ!!』というプレイヤーから すると、ちょっと面倒臭く感じるかもしれません。
 個人的にはシステム自体は面白いと思ったので、せめてセーブとロードを 何時でも出来るような仕様にしてくれれば良かったかも…

 あと、 『ストーリーに重きを置くのでストーリーが面白くないと絶対ダメ』 とかって人には、ちょっと辛いかも?
 ストーリーは、あって無いも同然です。

 まあ、ギャルゲー好きとしてはシスプリ以来に久々の 『マイルストーン的な存在になるお祭りソフト』 なので、 ネタとしてもプレイしといて間違い無い一本かな?

 ちなみに、ギャルゲー好きじゃない人がプレイするような事は無いと思いますが、 一般人が興味本位でプレイすると余りの下らなさに脳が腐る かもしれないので、普通の人は手を出さないように。(笑)




■■■「ひぐらしのなく頃に」■■■
【ノベル/Windows/全年齢】

雛見沢村連続怪死事件(1979年〜1983年)
毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。
巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。
昭和中期に隠蔽された怪事件が、蘇る。
陰謀か。偶然か。それとも祟りか。

 私は、このゲーム、『ネットで評判になっている』 という程度しか知らずに 全く前提知識無しでプレイしたのですが、てっきり ADVゲームかと思ってたら、全く選択肢が出てこないままゲームが終わった ので、何事かと思いましたよ。 (っていうか、オプションメニューの『次の選択肢 までスキップ』って何?)

 ゲームというよりは、完全にビジュアルノベルといった体裁 で途中で選択肢等は 一切登場せずに、 『雛見沢村・連続怪死事件』という一つの事件をパラレルワールド 的な何通りかの視点から見ることで、 事件の裏に隠された真実を推理して読み解く といった形式の作品です。

 以下、微妙にネタバレを含みます。
 隠し文字で無い部分には致命的なネタバレは無い ですが、全く予備知識無しで このゲームを楽しみたい人は、ここから先は読まないようにして下さい。

 やや、ネタバレ改行……
 やや、ネタバレ改行……
 やや、ネタバレ改行……
 やや、ネタバレ改行……
 やや、ネタバレ改行……
 やや、ネタバレ改行……
 やや、ネタバレ改行……

 結構怖いミステリーものと聞いていたのですが、プレイしはじめての 序盤はノリ的にはどっちかっていうとライトノベルっぽいノリで、 『なんか萌え系のギャルゲーっぽい話だなぁ』 と油断していたら、後半以降に一気にシリアス で猟奇的な『伝記ミステリー風展開』 になるさじ加減が面白いです。

 特にギャルゲー世代(笑)的には、 前半でキャラに思いっきり感情移入出来てしまうので、 後半の展開が辛い事辛い事…

 日本の『遠くない過去』にあった因習と、それに関わる暗部 といった部分にスポットを当てるという、 コンシューマでは許されそうに無い思い切ったネタのチョイス も個人的には気に入りました。

 少しでも内容に触れると即ネタバレになってしまう ので、あんまり詳しく感想は書けませんが、 ミステリーものとかを自分で推理するが好きな人なら十分にハマれる と思いますので、その辺が好きな人ならやっておく価値はあるでしょう。

 ちなみに、現在まで発売されているシリーズ「鬼隠し編〜暇潰し編」 では、謎が提示されるだけ提示されて、投げっぱなしの状態 になっているのですが、なんでも 今冬(2004年冬コミ)に全ての回答編となる 「目明し編」 が発売されるらしいので、 どのようにこの謎が明かされるのか楽しみな限りです。

 当然の如く私も色々と推理を行いましたので、 各シナリオと登場人物に 関して、現時点で判明している情報と個人的な推理 なんかを簡単にまとめてみました。

 猛烈にネタバレなんで、当然隠し文字で。

 本編をプレイしていない人は絶対に読んではダメ です。
 本当に読んではダメです。
 もし先に読んだら、本編の楽しみが甚だしく損なわれます。
  超ネタバレ注意、ネタバレ改行……
  超ネタバレ注意、ネタバレ改行……
  超ネタバレ注意、ネタバレ改行……
  超ネタバレ注意、ネタバレ改行……
  超ネタバレ注意、ネタバレ改行……
  超ネタバレ注意、ネタバレ改行……
  ネタバレを読まれる方は、マウス右クリックの『すべて選択』で文字を反転させて下さい。

<本編>
◆鬼隠し編◆
 竜宮レナ編とでも言うべきシナリオ。
 レナの過去に関する情報と、多重人格的な性質が語られる事も重要な点だが、 それよりも注目すべきは『富竹さんの死亡現場』の様子が最も克明に語られて 居る事。
 5年目の殺人事件の重要な手がかりが得られると思われる。

◆綿流し編◆
 園崎魅音編とでも言うべきシナリオ。
 雛見沢村の歴史や、御三家の秘密といったストーリー上の核となるべき設定が 多く語られる、非常に重要なシナリオ。
 雛見沢村の性質から考えると、1〜4年目の連続怪死事件が何らかの形で村ぐるみ で関わった犯罪で有る可能性が非常に高い。(犯人を知っていたり、現場を目撃したり していても、それが隠蔽されていると思われる。)
 また、園崎家の地下の拷問部屋の存在も非常に重要な手がかりとなりそう。
 このシナリオで最も気にかかる部分は、鷹野さんの死亡推定時刻に24時間の 誤差があるという情報が与えられる点。
 個人的には、鷹野さんの死体が実は鷹野さんの物では無い…というトリック では無いかと推測されるが…(詳細は◆鷹野三四◆の解説の部分にて)

◆祟殺し編◆
 北条沙都子編とも言うべきシナリオ。
 「オヤシロさまの祟り(村民全滅)」で煙に巻かれてしまった感はあるが、 2年目の事件(沙都子の両親の事故死)と4年目の事件(沙都子の叔母の撲殺) に関して重要な手がかりが得られる。
 他にも、主人公が沙都子の叔父を殺した後に、殺害現場に関する情報や死体が 隠蔽されたように見られる点からも、1〜4年目は村ぐるみで事件を隠蔽していた 様子が伺われる。

 また、このシナリオでは鷹野さんが富竹さんを殺害した実行犯であるかの ように匂わせる描写がある点も注目すべき点。(でも、鷹野さんには富竹さんを 殺す動機が余り見当たらないのが疑問。)


<キャラクター>
◆竜宮レナ◆
 「鬼隠し編」を見ると多重人格的な要素を持っているようだけど、本物の 多重人格なのか、何かの拍子(『オヤシロさまの祟り』というキーワード?)で 凶暴な人格が発露するのかは不明。
 でも、レナと玲奈という2種類の呼称があったりする辺りから、多重人格っぽい イメージが匂われる。
(しかし通常は多重人格の場合は、副人格が現れた場合に取った行動の記憶を 主人格は持っていない筈なので、多重人格の線は薄いか?)
 過去に「オヤシロさまの祟り」に絡んだ秘密がありそうだけど、なんとなく 利用されてるだけっぽいので主犯格では無いと予想。

◆園崎魅音◆
 「綿流し編」だけ読むと、園崎家が全ての事件の実行犯(若しくは裏で 手を引いていた真犯人)のように見えるが、実際には村で起こった事件を事後に 隠蔽するための『始末屋』のような存在では無いかと推測。
 ただ「鬼隠し編」と「綿流し編」で共に、性格が豹変するようなシーンを見せて いるので、その部分は気にかかる。
 個人的に魅音が一番好きなキャラなので、真犯人であってほしくないと思う のは単なるファンの贔屓目かも?

◆北条沙都子◆
 「祟殺し編」での手がかりを元に考えると、2年目の沙都子の両親の事故死 は沙都子本人が仕組んだ物(あるいは殺人の実行犯)である可能性が考えられる。
 もしくは誰か共犯者が居り、突き落としたのを沙都子が目撃したのか?
 2年目と4年目の事件に何らかの形で関わっているのは間違いないが、少なくとも 全ての事件の主犯格って事は無さそう。
 どっちかっていうと、巻き込まれ型のキャラか?
 「祟殺し編」の最後で『行方不明』となっていたのが、ちょっと気になる。

◆古手梨花◆
 このキャラが主役となるメインシナリオが存在しないため、一番正体不明な 感じのキャラ。
 「綿流し編」では、得体の知れない注射器(富竹氏が打たれた薬物か?) を持ち歩いていたりと非常に謎が多い。
 事件に何らかの形で『深く関わっている』事は間違い無いのだろうが、詳細は 不明。
 「暇潰し編」を読む限り、主犯格というよりは予知能力のような物を持っている のでは無いかと思われる。
 (赤坂の奥さんの死は、明らかに他の事件と関係が無さそうだし…)

◆園崎詩音◆
 魅音との入れ替わりトリック等が使える事から、主犯格となる可能性もある けど、次回の謎解き編である「目明し編」の主人公は彼女らしいので流石に犯人 では無いだろう…って事で容疑者からは排除していいか?
 あ、でも「目明し編」は、本編(5年目の事件)の1年前の話なので、過去の 事件の真相を知った詩音が、復讐のために翌年の殺人事件を計画する…とかって 展開も有りえるのか?
 動機は、行方不明になった悟史絡みって感じで…って、なんかあってもおかしく ない展開に思えてきた……

◆富竹ジロウ◆
 本編(5年目の事件)の犠牲者。
 少なくとも彼が犯人って事は無いだろう。
 自分で自分の喉を掻き毟って出血性のショック死をするという、異常極まりない 死に方をしている。

 死ぬ前に複数の人間から暴行を受けた形跡があるが、反撃は一発も掠りもしな かった…という点も興味深い。
 実際には暴行を受けたのではなく、薬物による錯乱状態で自傷行為に走った か、催眠暗示のような状態で何か幻覚を見ていたのでは無いかと推測。(暗示の せいで殴られたような痣が出来た?)

 富竹さんの死に方以外にも、後催眠暗示でも使わないと成立しないような トリックが幾つかある(4年目の覚せい剤常習犯の自殺とか)ので、催眠術の 可能性は結構捨て難い。
 そうなると、梨花や魅音の持っていた注射器はフェイクという事になるが…

◆北条悟史◆
 沙都子の兄で、恐らくは4年目の沙都子の叔母殺しの真犯人。
 現状で行方不明の生死不明だけど、彼が生きていた場合は何か重要な手がかり を握っている気がする。

◆入江京介(監督)◆
 怪しいと言う点では、ブッチぎりで怪しい人物。
 医師という立場から、梨花の父親の病死でも死亡診断書の内容を誤魔化す事も 可能(本当は病死ではない可能性もある)だろうし、富竹さんや主人公を殺す為に 怪しげな薬物を使ったのだとしても、比較的楽に入手する事が可能だろう。
 何にしても、何らかの形で事件に関与している事は確実と思われる。
 事件の犯人として疑うなら『極めて黒に近い灰色』とでもいうような容疑者。
 「鬼隠し編」でレナ達が口にする「監督」とは、やはり彼の事か?

◆鷹野三四◆
 5年目の事件の犠牲者…っぽいんだけど、非常に怪しい点の多い人物。
 死体発見の状況等からも本当に死んでいるのかも怪しい。(歯形のカルテ のみ偽造、もしくは替え玉(自分の保険証を使って他人に歯の治療を受けさせて、 他人の歯形を自分の名前のカルテに登録させた)を使った可能性もアリ。

 (24時間前に、以前に自分の保険証で歯型を登録させた人物を殺害しておき、 富竹さん殺害の後に死体をドラム缶で焼却、警察に歯型を照合させて鷹野三四は 死亡したと思い込ませて逃亡というトリックだとすれば、鷹野さんの死亡推定時刻 の24時間の誤差の説明が付く。)

 医療関係者で、怪しい薬物を手に入れやすいって立場なのは監督も彼女も 同様だし…まあ、死亡診断書の偽造は困難だろうけど……

 なんというか、監督と並んでブッチ切りで怪しい。
 事件の犯人として疑うなら、監督同様に『極めて黒に近い灰色』。
 特に、富竹さん殺害に関わってる可能性は非常に高い。

◆その他・覚え書き◆
 御三家として、園崎家と古手家の人間はメインキャラとして登場して、話に 大きく関わっているのに、公由家の人間が全く登場しないのは何故か?
 単に現在の公由家が、雛見沢村で実行力を持っていない為とも考えられるが、 或いは公由家に縁の人間がメインキャラの中に居るのでは無いか?

◆推理◆
 個人的には「人間犯人派」ですが、梨花の予知能力の様に『オカルト的な 要素も全く皆無では無いのでは?』と予想しています。
 (ただし、その要素は事件には直接的な関係は無い。)

 1〜5年目の各々の事件は連続しているように見えて、その実は『幾つかの 独立した殺人事件が連続しているように見えている』のでは無いかと推測。
 といっても、実行犯と動機が毎回異なるってだけで1〜5年目の事件全てに 、何らかの関連はありそう。
 (始末屋的な立場で、園崎家が証拠隠滅に暗躍している可能性は高いので、 ある意味全てが関連しているとも言えるか?)

 ここまでの情報を纏めて見る限り、事件の真相は…

◆1年目(現場監督バラバラ殺人事件)
主犯:XXX(本編で名前が出てこない)
共犯:園崎家
 計画的犯行ではなく、単なる突発的な暴行による障害致死事件。
 後々の事件とは、特に関連性は無い。
 証拠隠滅(及び真犯人の殺害)に園崎家が関わっている可能性あり。
 綿流しの日に発生したのは単なる偶然。

◆2年目(北条沙都子の両親の死亡)
主犯:北条沙都子
共犯:???
 沙都子が両親に対して過剰な悪戯を仕掛け、その際に偶発的要素が重なり 本当に両親が死亡してしまった。いわゆる過失致死。
 共犯者の有無は不明。
 綿流しの日に発生したのは、これも単なる偶然。

◆3年目(古手梨花の両親の死亡)
主犯:???
共犯:入江(監督)
 穏健派である古手家の態度に反感を持つ何者かの犯行。
 あるいは入江本人が主犯で、医師と言う立場を利用して何らかの薬物か 病原菌を投与したか?
 綿流しの日に発生したのは、2年続いた「オヤシロさまの祟り」に見立て て殺すため。

◆4年目(北条沙都子の叔母の撲殺)
主犯:北条悟史
共犯:園崎家
 沙都子を家庭内暴力から救う為に、兄の悟史が叔母を撲殺。
 綿流しの日に発生したのは、悟史が殺害を「オヤシロさまの祟り」に 見立てたため。
 犯行の証拠と悟史の身柄は園崎家が隠滅。

◆5年目(富竹ジロウ・鷹野三四殺害(?))
主犯:鷹野三四
共犯:入江(監督)
 鷹野三四が富竹ジロウを、薬物もしくは催眠暗示を用いて殺害。
 他県にて自分の歯型カルテを作らせた何者かの死体を焼却し、自分は死亡 したと思わせ逃亡。
 後に雛見沢へと戻り、共犯の入江(監督)を睡眠薬にて殺害。
 継いで、古手梨花を薬物で眠らせて殺害して逃走。

 動機は、伝説にある「オヤシロさまの祟り」を完成させるため。

 ガスの噴出は単なる自然災害だと思うが、梨花の死と時期が一致するため ある意味、これは『本当の祟り』と言えるかも?

 といった感じでしょうか?

 この推理の最大の欠点は、5年目の事件に関して鷹野さんにせよ監督にせよ 『富竹さんを殺害する動機が非常に弱い』点。
 また、1〜4年目の事件と5年目の事件を関連付ける要素も薄い事。
 (1〜4年目の事件に監督が関わっている可能性はあるが、鷹野さんが関わって いるかは疑問)

 さてさて、こんな感じに予測してみましたが、どんなもんでしょうか?




■■■「どろろ」■■■
【ACT/PS2/全年齢】

 父である醍醐景光が天下を取るために魔神と契約したために、生まれながらにして 体の48の部位を魔神によって奪われた姿で誕生した百鬼丸は、川に捨てられてタライに 乗って流れていたところを、医師・寿海によって拾われ全身に義体を組み込む事 によって人間として育てられた。
 成長して自分の体の秘密を知った百鬼丸は、48の魔神を倒して自分の本当の 肉体を取り戻す為に魔神討伐への旅に出るが、そこで自称・大盗賊と名乗る 一人の子供「どろろ」と運命的な出会いをする事となる…。

 手塚治虫作品としては メジャーでは無いものの、密かな固定ファンの多い 妖怪退治伝記マンガ「どろろ」 を原作としたアクションゲーム。
 私も幼少期にこのマンガを読んで、 魔神を倒して自分の肉体のパーツを 取り戻すという斬新な設定に結構影響を受けたクチだったので、今回の ゲーム化の件を聞いて楽しみにしておりました。

 ゲームの内容は、オーソドックスな剣戟アクションゲーム といった感じで、 基本的には太刀(帯刀)か両腕の仕込み刀で妖怪や魔神を 斬りまくって倒していく のですが、主人公の百鬼丸の武器が原作の仕込み刀に加えて 「サイボーグ009」 ばりに腕から機関銃や足から大砲が撃てる ようになっているのは、 なかなか面白いゲーム流のアレンジ です。
 また、 48の魔神(ボス)を倒して、体の部位を取り戻す度に 百鬼丸が少しずつパワーアップしていく というシステムも原作の設定を活かした上に ゲームとしてのやり込み要素としても上手く働いている のですが、逆に序盤は百鬼丸も弱くて思うように 戦う事が出来ないという足枷となっており、 最初の2〜3時間は『何だこのゲーム』 と思ってしまうのが少々辛いところです。
 最初の数時間を我慢して百鬼丸が強くなりだすと、 一気に面白くなってくるのですが…

 あとSEGAのアクションゲームというと、「Shinobi」 みたいにとてつもない高難易度 を想像して身構えてしまいがちですが、 序盤は若干厳しいもののそこまで無茶な難易度でも無く 、逆に後半面は一度倒した魔神の再生怪人的なボスが多い上に百鬼丸自身 がパワーアップしてるせいで、 ボスが全然弱くて少々拍子抜けさせられた感も…

 また、 原作では結構中途半端なところで打ち切り的な終わり方を していたストーリーがゲーム版ではきっちりと最後まで描かれているのは良いとは 思うのですが、 ストーリーの面白さ的には『まあ及第点かな?』といった レベルを脱しきれてないのは少々残念な所です。

 あと、ネタバレになるので隠し文字で記載しますが…
  原作では百鬼丸の復讐と同じぐらいのウェイトを占めていた、どろろの宝の地図の ネタが本編にはいっさい登場しないのは残念なところ。
 一応、クリア後のオマケモードで『どろろの宝探し』として出てくるのですが、 まあ確かに本編で48の魔神に加えて宝の地図の話を出しても収拾がつかなくなり そうなので、この辺は致し方ないところでしょうか…
 ちなみに、どろろの地図は『背中の刺青』ではなく『マフラーの裏地』に 隠されていました。
 流石に幼女の背中に刺青は、PS2の倫理的にマズかったのでしょうか…

 総評としましては、 基本的に非常に原作を良く活かした佳作クラスのアクションゲーム だとは思うのですが、もともとがクセの強いマンガなんだし、 もう少し アクションゲーム寄りでクセが強い内容でも良かったかな? とも思います。
 特に難易度的には若干食い足りない感じ… 隠しボスなんか、もうちょっと強い奴が居ても良かった気も…

 まあ、逆に 原作を全く知らなくても十分に楽しめて、難易度的にも 万人に遊べるレベル だとは思うので、気になってる人はとりあえず買っておいても良いかも?
 少なくとも、後悔するようなレベルのゲームではありません。

 でも、『今すぐ急いでプレイしないと!!』ってようなゲームでも無い ので、若干値崩れを待ってもいいかも? ってのが、コストパフォーマンスも含めた正直な感想 かな?




■■■「NINJA GAIDEN」■■■
【ACT/PS2/全年齢】

「  TVでもバンバンCMを放映してたし、雑誌等でもかなり話題にもなってた ので特に説明の必要も無いと思いますが、 Xboxの大作忍者アクションゲーム。

 Xboxの性能をフルに活用した、超美麗な グラフィックと大人向けのシビアな難易度がウリ (後者はウリなのかどうかは微妙ですが…) で、中身に関しても 売り文句に偽り無しな内容のゲームです。

 グラフィックや音楽(&効果音)に関しては、 とにかくハイクオリティ で存在感が抜群に有り、 グラフィックの美しい事で定評のあるXboxの ソフトの中でも群を抜いた完成度 で、流石にここまで来るとPS2とは比べ物にならない程のクオリティ なのですが、割と バタ臭いデザインを狙っている風もあって日本人の 感性に会うかは微妙な所?
 あと人間って贅沢な物で、綺麗な分にはスグに慣れてしまうんですなぁ…

 難易度に関しては、 各所で『激烈に難しい』とかって話題になっている ようですが、確かに日本のゲームとしては難しい事は難しい物の、海外ゲームの ように『どうやっても無理だろう』と言うようなムチャを要求される程では無く、 まあ頑張ればなんとかなるかな?といった程度の難易度 です。
 クリア時の評価(得点)を気にしなければ、ゴリ押しでなんとかなる局面 も多いですし、この程度なら 普通にアクションゲームがプレイ出来る人なら 誰でもクリア出来るレベルでしょう。

 ただ、どちらかというと難易度の問題よりも、 不条理な敵の攻撃で殺されるような局面が多く て、こっちがコンボを入れてる最中に敵が平気で割り込み投げ をしてきたり、 敵に掴み投げを食らってる最中に他の敵が集団で打撃技 を重ねてきて (投げられている最中も他の敵の打撃が当たるって仕様はどうよ?)体力満タンの状態から回復薬を使う間も無く瞬殺 (「デスクリムゾン」かよ…) されたりと、『気をつけてても死ぬときは死ぬ』 みたいな 納得いかない死に方が多くて結構ストレスが溜まる のが気になりました。

 まあクリアした時に爽快感はあるのですが、 個人的にはストレスの方が爽快感を上回るかな… と感じた部分も多く、プレイしてて結構疲れるゲーム でした。
 上手くならなくてもゴリ押しで進めてしまう局面が多いのが、爽快感を 素直に感じれない所以なのかも…

 あと、クリアした後のオマケ要素の片方の、 『コスチュームが増えるだけ』ってのは若干物足りない (せめて違うキャラが使えるぐらいの要素は欲しかった) 感じだし、もう一方のFC版の「忍者龍剣伝」 が遊べるって方は非常に難易度の高い内容 (『スカラベを50個集める』ってのは辛すぎ…果たして プレイヤーの内、何人が達成できたのか?) だしで、オマケの為に頑張る気がイマイチ起こらないのが辛い所です。

 ちなみに ストーリーに関しては…まあ、どうでもいいや……って感じの話 でした。


 総評としましては、 全体的に非常に良く作りこまれた良質なアクションゲーム ではあると思うのですが、 コレは!!というウリや個性に乏しくイマイチ突き抜けた感が無い のが残念な作品です。
 あと、 プレイするためにはテクニックよりも色んな意味での『根性』が重要 なので、万人にお薦めという内容では無いかなぁ?
 洋ゲーとかに慣れてる人は平気だろうけど、 親切極まりない日本のゲームに慣れきってしまった人には、ちょっと辛い内容かも?

 とは言いながらも、 国産のXboxのアクションゲームとしては間違いなく最高の 出来の一本だと思うので、Xboxユーザで根性のある人はプレイしてみる価値がある 作品でしょう。




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