
季節は4月、朝は世話焼きな幼馴染に起こされ、従姉妹とケンカしながら学校に登校
し、馴染みの友達と一緒に部活動を行なう。
そんないつもと変わらぬ日常を送っていた主人公:久住直樹は、ある日、屋上で
昼寝をしていると、翼を生やして空中から降ってきた(ように見える)少女と偶然にも
ぶつかってしまう。
程なくして、彼女は転校生と言う事で主人公のクラスメートとして再開する事となる
が、どういう訳か彼女は主人公の事を誰か別人と勘違いしているようだ。
そんな彼女との出会いを契機として、主人公の周りの日常は少しずつだが変化を
始める事となっていく…
といった感じの、
かなりコテコテ風味な設定の学園ラブコメ物
アドベンチャーゲーム。
「月は東に日は西に」というと個人的には
蕪村の俳句よりも真っ先に、
わかつきめぐみ先生がその昔にLalaで連載していたマンガのタイトル
を思い出してしまうのですが、このゲームでも
主人公を含むヒロインの殆ど全員が文科系クラブ出身
だったりと非常に共通点も多く、おまけに
『●●●●装置』
なんてもの(「So What?」かよ!?)
まで登場した日には、
あながち全く関係が無いとは思えません。
ライナーノーツとかにも何も書かれてなかったけど、やっぱ関係があるんだろう
なぁ…
あとこのゲーム、
パッケージを手に取ると異様に重い
事に気付くかもしれませんが、その秘密は
SYSTEMSOFTのフライトシミュレーター程も
厚さのあるようなマニュアル
が添付しているからです。
と言っても、アクマで
原画集とかがオマケに付いている
だけで、別に
異様に操作が複雑で、プレイする際に
インメルマンターンとかローGヨーヨーとかを要求されたりする訳では無い
のでご安心を。
なんか初っ端から、思いっきり話が逸れてしまいましたが…
ゲームの内容の方は、ホントに
コテコテな感じの学園ラブコメ
といったところで、
可愛らしいキャラクターとほのぼのしたストーリーで、
終盤でちょっとだけシリアスな展開
と言う、
この手のギャルゲーでは掃いて捨てるほどに
あるような使い古された設定
ではあるのですが、それがありきたりでツマんないかと言うとそうでもなくて…
このゲームの場合、
キャラの可愛らしさもストーリーのほのぼの具合も超A級
で
萌えの見本市
みたいな内容なので、
それが十分にゲームの長所となっているのが非常に良いところ
です。
特に、ほのぼのしたストーリー
に関しては
コレでもかっ!!
ってぐらいに徹底されており、普通はほのぼの系ゲームとは言っても多少は憎まれ役
とかが登場したりするものですが、このゲームでは
主人公から脇キャラまでを含むゲームの登場人物に、およそ
『悪意』という物が存在しておらず、
完全に善意だけで構成された
『とことん温かい(というか生ぬるい)世界』
が描かれており、
絵空事とは分かっていてもなんとも和んでしまう話
ではあります。
基本的に暴力表現すらも殆ど無いも同然で、本当に
『ちょっと良い話』的な内容の集大成みたいなストーリー
なので、これなら
お子様の教育上も安心してお薦め出来るようなゲーム
です。
(エロゲーだけどな!!)
ただ、ほのぼのした世界の部分は良いのですが、
後半のシリアスな展開の部分に関してはどうにも展開が急で説明不足
な部分が多く、
クリアするキャラによっては『何ソレ?』となってしまう可能性も…
後で他のキャラをクリアすると納得出来るような内容ではあるのですが、この辺は
もうちょっと丁寧に説明して欲しかったかなぁ?と思う部分も多々ありました。
(プレイしてて混乱しないためには、最初に「美琴」か「保奈美」
をクリアしておくのがお薦めかな?)
あとHシーンに関しては、
ほのぼのな絵柄の割にはやたらと濃くてボリュームも多目。
コレに関しては
『そんなの期待して無いよ』って人も居ると思うので、
まあ賛否両論あるところでしょう。
ただ『濃い』と言っても、
無駄にマニアックだったり鬼畜だったり、Hシーンだけ
主人公の人格が変わったようになったりするようなエロゲーにありがちな展開
な訳では無く、
アクマでラブラブな感じ
なので個人的には好感触でした。
総評としましては、とにかく
『ほのぼの&萌え』な感じののんびりした空気のゲーム
です。
ゲームをプレイして、激しい展開とかよりも
『まったりとした気分』に浸りたいと
いう人には、特にお薦めの一本でしょう。
まあ、それじゃなくても
ゲーム自体もシステムも含めて基本的に良く出来ているの
で、キャラが好みならプレイしておいても良いかな?
ただシナリオの構成とかは甘い部分も多いので、シリアスな物語とかハードで
緻密な展開なんかを期待する場合はプレイしない方が良いかも?
あとネタバレになるので、各キャラの感想なんかを隠し文字にて…
<天ヶ崎美琴>
空から降ってきた謎の転校生。
『謎の転校生』と言うと、未来人か宇宙人と定番は決まっているものなのか?(笑)
元気系でノリの良いキャラで、キャラの印象がなんとなくミルフィーユ・桜葉と
被ってしまうのは俺だけ?(って、あそこまで天然じゃないけど)
一応、本編のメインヒロインなんだけど、キャラの濃さに比べてなんとなくストー
リーの印象が薄い感じ…。
キャラ的には、このキャラが一番好きかも?
<藤枝保奈美>
主人公の幼馴染にして、美人でスタイル抜群、性格も良く成績優秀で、おまけに料理
が得意(料理部のエース)で世話好きという眉目秀麗の完璧超人。
こんな幼馴染なら、俺も欲しいです…
シナリオの展開はありがちなから、実はメインヒロインを差し置いて本編の謎が一番
明確に明かされるので、最初のほうでクリアしておくと話が分かりやすいかも。
≪このシナリオを見る限り、主人公の両親が死んだのは未来人の実験のせいみたいなん
だけど、それならばもっと結先生辺りは罪の意識を感じても良さそうな物だが…≫
<渋柿茉理>
主人公と一緒に暮らす従妹の金髪ツインテールのハネッ返り系妹キャラ。
最近この手のギャルゲーではハネッ返りの妹系キャラは、『金髪のツインテール』と
いうのがお約束になっているらしい…。
主人公の事が好きなんだけど素直になれない…といった辺りがなかなか可愛いくて
良いんですががストーリーの展開がやたらと急で、もし最初にこのキャラをクリアする
と、訳が分からなくてちょっと面食らうかも?
≪結局、茉理は何で助かったんだろう?現代人は未来人には無いウィルスの抗体を
持ってたとかなのか?それともちひろの差し入れた鉢植えのおかげ?≫
<橘ちひろ>
ショートカットで線が細い系の後輩で園芸部員の『守ってあげたいタイプ』のヒロ
イン。
他のキャラに対して影が薄い気もするけど、まあキャラ自体がそういうキャラなので
しょうがないと言えばしょうがないか…
オーガストのHPの人気投票では、メインキャラの中で最下位争いをしてるような
状況なんだけど個人的にはこのキャラのシナリオが一番好き。
≪序盤で茉理と仲良くしていたので、てっきり現代人だと思っていたら…思わず
『お前も未来人かい!?』と素でツッコンでしまったよ…≫
<野乃原結>
最近、一部で流行(?)の子供(のような)先生。
身長138cmって事は、「秋桜の空に」のカナ坊よりも更に身長が1cm低いんじゃない
カナ?(って、どうでもいいか…)
部活動の時にカフェテリアの天文部席に、『ちょこん』といった感じで座ってるグラ
フィックが可愛くて何か好き。
シナリオの方は、全キャラ中で一番二転三転するようなストーリーだけど、異常に
話の展開が速いため『ふーん?』って感じになってしまうのは、何かなぁ…って感じ。
≪結局、この人が子供みたいなのは単なる体質なのか…≫
<仁科恭子>
主人公の通う学園の美人専属校医にして、本編唯一のお姉さんキャラ(って、結先生
も一応年上ではあるのですが)…なんだけど、どうにも影が薄い。
割とプレイヤーが自分から積極的に会いに行かなければ出番が少ない上に、他の
キャラのシナリオでも余り大きく絡んで来ないので、今ひとつ存在を忘れがちに
なってしまうなぁ。
シナリオは、全キャラの中でも1〜2を争うぐらい深刻な話なんだけど…
西暦1910年、アフリカのギアナ高地の奥地、周囲を断崖絶壁で囲まれ周辺の自然から
完全に隔絶された状態にあるその『失われた大地』には、驚くべき事に有史以前に
絶滅したとされる恐竜達が、独自の生態系を築き未だに生き続けていた。
この世紀の発見を成し遂げたアーク財団は、絶滅の危機にある恐竜の保護を行なう
ために各国より選りすぐりのハンターを集め、恐竜を麻酔弾で眠らせ捕獲するという
作戦を開始した。
かくして、国家対抗の『恐竜狩り』という、世紀の一大プロジェクトが始動された
のだった。
とまあ、
ギアナ高地、断崖絶壁で隔離された土地に恐竜
といえば、その手のファンならずとも有名な、コナン・ドイルの著作である
「失われた大地(ロストワールド)」
を思い出すものと思われますが…
このゲームはまさに、その
『「失われた大地」の世界でハンターとなって、恐竜を
麻酔弾で捕獲しよう』といった内容のゲームです。
なんつーか、男の浪漫を絵に描いたようなゲーム
ですな。
今まで、同じようなジャンルの恐竜の出てくるゲームは存在しましたが、
このゲームの良いところは、何より
Xboxの高いスペックによる空気を感じさせる程の表現力と、
最新の学説と製作スタッフの恐竜に対する愛情とに裏付けられ
て、非常にリアルな恐竜王国の再現が成されている事。
特に、恐竜のモーションやモデリングは非常に良く作りこまれており、
『ホントに恐竜が生きてたらこんな動きするかも?』
ってぐらいに、
恐竜が好きなスタッフが作った
と言う事が分かる程に作り込みに愛を感じる、
なかなか好感触な作品です。
はっきりいって
恐竜好きの人間なら、コレだけで感動もの
でしょう。
ゲームの内容は3Dタイプのアクションゲーム
で、ターゲットとなる恐竜を探しつつ、ある時は密林を、ある時は沼地を、ある時は荒地を探索し、
襲い来る肉食恐竜を撃退(ついでに捕獲)しつつ恐竜を捕獲して行くといった感じのシステムになり
ます。
捕獲といっても要は
麻酔銃で恐竜を撃って眠らせる
訳でして…
そういう意味でゲームのタイプ自体は、そこまで目新しいものでも無い
のですが、ここで前述の
リアルな恐竜王国の再現というのが効果を発揮しており、
どこから襲い掛かってくるか分からない肉食恐竜の気配にビビり
ながら、また
巨大恐竜の大きさに圧倒されながら
探索を行なう緊張感は、
他のゲームの追随を許さぬ抜群の完成度
です。
特に、5.1chのサラウンドシステム
を使用できる環境の場合は、
あたかも自分が密林の中に居るような存在感と、
巨大恐竜と戦う際の頭上から聞こえる咆哮は鳥肌物
です。
プレイする際は、可能な限り5.1ch環境でのプレイをお薦め
します。
さてこのゲーム、恐竜を捕まえるために恐竜の足跡や屍骸などといった痕跡を追跡し
ながら、恐竜の弱点となる麻酔の調合率を調査して、恐竜をなるべく無傷で捕らえる
といった事がゲームの目的となるのですが…
この、
恐竜の痕跡を追跡しつつ獲物を追いかけていく
というハンティングの楽しみと、
調合弾を作る事で巨大な恐竜を一撃で
倒して高得点を狙うというゲーム的な攻略要素とが
非常に上手く融合
されており、ハンティングという題材を上手くゲームに取り入れているなぁと感じました。
ただゲーム的に見た場合、
一度プレイして恐竜の配置と麻酔の調合率等の攻略
パターンを覚えてしまう
と、再度同じ面をプレイした場合には、同じ位置に恐竜が居て
同じ調合弾で倒せるという
『単なるパターンゲーム』になってしまうので、飽きが
早そうなのが欠点
かも?
せめてフリーハントモードでは、恐竜の配置がランダムに変化するとか、2周目以降
は調合パターンが変わるとか、恐竜の配置の難易度が変化するといった要素が欲しかっ
たところです。
難易度も突然難しくなる最終面を除けば基本的に簡単
ですし、20時間強もあれば殆ど全ての要素が遊び尽くせてしまうのは、
コストパフォーマンス的に微妙な所です。
オマケ要素に関しても、
フリーハントモードで主人公以外のハンターが使えるとは
言っても、基本的に攻略パターンが変わる訳では無いので、あんまり意味無いですし…
オマケの
恐竜図鑑も、ポリゴンのグラフィックと恐竜の簡単な説明が見れるだけ
で、ちょっとイマイチな感じだし…
とにかくやり込み要素に乏しく割とスグに遊び尽くせてしまう
ので、もうちょっとコレはというような、やり込み精神を刺激するようなオマケ要素が欲しかったところ
ですなぁ。
総評としましては…
ゲームとしては
傑作…とまでは行かないまでも非常に丁寧に作られている佳作
といった感じのタイトルです。
基本的にプレイしといて損は無いゲームである事は間違いない
ですが、
最大のネックは、やはりコストパフォーマンスかなぁ?
(まあ、実売4,980円程度なので、そこまで高いものでもないのですが)
個人的には、
Xbox作品では1〜2を競うほどに非常に満足出来たタイトルです。
「ジュラシックパーク」
とかが大好きな人や、恐竜が好きな人になら間違いなくお薦め
出来ますが、それ以外の人はお好みで…興味があればプレイしておいてもいいかな?
ちなみにこのゲーム、どこにいっても攻略法とか転がって無さそうなので、
異常に難易度の高い最終面と
『アルビノティラノサウルス』の捕獲
についてのみ簡単に隠し文字で攻略法を記載
しておきます。
<最終面:「頂上へ」攻略パターン>
・ステージ開始前に、まずライフル弾とショットガンの弾を補給して下さい。
ショットガンは10発ぐらいあれば事足りますが、ライフル弾はかなり重要で最低でも
30〜40発ぐらいは持っておいた方が無難です。
・スタート地点にラムフォリンクスが4匹飛んでいますが、フリーハントモード以外
では無視して問題ありません。
・対ベロキラプトル
最初の部屋でベロキラプトルとアルビノベロキラプトルが襲ってきますが、ショット
ガンで撃退します。
ハマると意外と怖いので、ヤバそうなら閃光弾を使って下さい。
・対スピノサウルス
3部屋程進むとスピノサウルスが出現します。
戦闘が始まったら、一旦部屋の入り口の細い通路まで撤退して下さい。
細い通路に入り込むとスピノサウルスの攻撃は届かなくなるので、調合弾を作成して
じっくりと頭を狙って仕留めましょう。
・対ケラトサウルス(其の1)
ケラトサウルスが登場した後の第一段階の戦闘です。
この時点では調合弾は作成出来ないので、ケラトサウルスの口に通常のライフル弾を
3発撃ち込めばクリアになります。
スピノサウルスの時と同様に、一旦部屋の入り口まで撤退して敵の攻撃が当たらない
場所から狙いましょう。
ただし、時々ケラトサウルスが背中を向けてしっぽを振り回す攻撃をしてくる事が
あるのですが、それだけは喰らうので要注意です。(入り口ではなく出口付近で戦うと
その攻撃も届かないのですが…)
ケラトサウルスの口を狙う方法ですが、ここばっかりは気合で打ち込むしかない
です。
首尾よく1発目を当てれればケラトサウルスが弛緩したような状態になり、口を開い
たまま一定の軌道で頭をゆっくり振り回すので、頭の軌道を良く見て先回りする感じで
口の中に残りの2発を撃ち込みます。
この際に、ケラトサウルスの頭の軌道はずっと変わらないので、『1発当たった時点
で同じ場所から照準を動かさなければ2発目も必ず当たる』事を覚えておきましょう。
・対ケラトサウルス(其の2)
ケイティが調合弾を作成する時間を稼ぐパートです。
シーンが始まった時点で、自分はケイティよりもケラトサウルスから遠い位置に居り、
ボーっと見てるとアッと言う間にケイティが食われてしまうので、シーンが始まったら
ケラトサウルス目掛けて駆け寄ってから、ライフルでケラトサウルスを攻撃します。
この際、ライフルの弾がケラトサウルスの棘に弾かれてしまうと、攻撃を無視されて
しまうので、ちゃんと胴体を狙って撃ち込みましょう。
ケラトサウルスの注意がこちらに向いたら、緊急回避等を使いながら攻撃をかわし
つつ、隙を見てライフルを撃ち込むという行動を繰り返せば、このパートはクリア
です。
・対ケラトサウルス(其の3)
ケイティから調合弾を3発渡されるので、ケラトサウルスの口に調合弾を撃ち込み
ます。
其の1の時と同様に一旦入り口まで撤退して、敵の攻撃が届かないところから
じっくり狙いましょう。
調合弾は3発しかなく外すと大変ヤバいので、一旦通常のライフル弾に切り替えて
から、其の1と同様に気合で口に1発撃ち込みます。
そうするとケラトサウルスは口を開いて弛緩した状態になるので、再び頭の軌道
を見切って通常弾をもう一回口に撃ち込んで下さい。
通常弾が口の中に当たった事を確認したら、その位置から照準を移動させなければ
同じ周期で次の弾も必ず当たるので、照準を動かさないように注意しながら十字ボタン
で銃弾を調合弾に切り替えます。
次の周期を見切って、口の中に調合弾を撃ち込んで下さい。
・対ケラトサウルス(其の4)
『最後の一発を決めろ』と言われて、遠くから歩いてくるケラトサウルスの口に
ライフルを一発打ち込むパートです。
ここでは調合弾を使う必要は無いので、弾が調合弾になってる場合は通常弾に
切り替えましょう。
とにかく一発当てれば勝ちなので、慎重に口の中を狙って一発撃ち込んで下さい。
銃弾は上顎に弾かれやすいので、少し下目を狙うと成功しやすいです。
この1発を決めればゲームクリアになります。
<隠し恐竜:「アルビノティラノサウルス」捕獲法>
・まずはフリーハントモードをプレイして、恐竜図鑑の「アルビノティラノサウルス」
以外の全ての項目を埋めてください。
・フリーハントモードで最終面:「頂上へ」を選択します。
・巨大魚の屍骸の浮かぶ地底湖の次の部屋に「アルビノティラノサウルス」が出現
します。
なんの前触れも無く突然そこに居るのでビビらないように。
・調合弾の調合比は敢えて記載しませんが、「アルビノティラノサウルス」自体は
大して強くないので頑張って倒してみて下さい。
以前にXboxの初期タイトルとして発売されて、割と(Xboxソフトとしては)好評を
博したギャルゲーである
「ビストロきゅーぴっと」
の続編に当たる作品です。
ジャンルを例えて言うならば
『お料理経営育成系恋愛シミュレーションRPG』
とでも言うような作品…って、長くて訳が分かりませんね、スンマセン。
コレだけではどんなゲームなのかサッパリ分からないので、ゲームの内容を簡単に
説明すると、ゲームの流れは『アドベンチャーパート』と
『探索(RPG)パート』と
『研究パート』と
『経営(SLG)パート』
に分かれており、それぞれのパートがどんな物かと言いますと…
<アドベンチャーパート>
いわゆるギャルゲー的なアドベンチャーパート、マップを移動して女の子と会って
会話をする事でシナリオが進行していくモード。
<探索パート>
主人公やヒロインの能力を上げるためにダンジョンに潜入し、モンスターと戦って
アイテムや経験値を稼ぐモード。
<研究パート>
探索パートで得た経験値を元に、料理の研究を行い新たなメニューを開発する
モード。
ここで得たメニューによって、キャラクターの能力が増強され、また経営パートで
出品できるメニューを増やす事が可能になる。
RPG的に言うならば、得た経験値を元にスキルを取得するモードだと思えば分かり
やすいかも?
<経営パート>
最初に支給される資金と研究で得たメニューを元に店舗を経営し、経営で得た利益を
用いて店舗を拡張していくモード。
店舗は座席やアクセサリー(家具)の配置、お薦めメニューの設定、宣伝費やアル
バイト人数の設定等も出来て結構本格的。
また、女の子と仲良くなると、女の子の経営する店舗を自分の店の上に拡張する事も
可能。目指せ最大9店舗!!
と言った感じのシステムなのですが、ちなみにこれらのそれぞれのパートが、
『アドベンチャーパートで仲良くなった
女の子が経営パートで手伝いに来てくれる』
とか
『RPGパートで特定のボスを倒しておかないと
アドベンチャーパートのシナリオが進まなくなる』
とかいった感じで、
パート毎に独立しているのでは無く相互に関係し
合っている
ので、口で言うよりも少々ややこしいです。
これだけ書くと、かなり複雑なゲームに思えるかも知れませんが…
実際に結構複雑で、私も前作の初プレイの1〜2時間
程度は何をやったらいいのやらサッパリ分かりませんでした。
まあ今作は
チュートリアル準備されているので、
前作よりは多少は親切になった
と言えますが、それでも少々難しいかなぁ?
あとチュートリアルモードの操作性が悪いのも、ちょっと使いにくいところです。
ただ、
難しいながらも一度システムを理解すると一気に面白くなる
のも事実で、ソレはもう
ギャルゲーの肝である筈の『アドベンチャーパート』が、どうでも良くなる
ぐらいにハマれる事ウケアイです。
つか、
ギャルゲーとしてどうでも良くなっちゃダメだろう…
実はこのゲーム、前作はパッと見は日本のゲームに見えながらも、実は
海外(香港)製のギャルゲーの初の日本への移植作品
という非常にレアなケースだったため興味を持って購入してみたのですが、
コレがなかなかに面白かったので続編も購入してみたといった次第です。
ちなみに今作は、前作の製作スタッフの協力を得ているものの、
前作の販売元である日本メーカー(SUCCESS)が製作
を行なっており、香港からの輸入ギャルゲーでは無く
なってしまった訳ですが、逆に香港側で逆移植希望の声が上がっているとか…
で、肝心のゲームの感想ですが…
今作は、
前作で内容が薄いと不評だったシナリオパートを大幅に強化
したというだけの事はあって
シナリオが非常に良く練りこまれており、
全てのヒロインのシナリオをクリアする事で、
ストーリーの横の繋がりや全体像が見えてくる
といった伏線の張り方は、なかなかに面白いです。
ただ、確かにシナリオの中身は良くなったものの、
ゲームの全体に対するシナリオ
の占める割合という点で考えると、やはり非常に薄いと言わざるを得ません。
全20時間のプレイ時間中、シナリオの占める割合が10%程度
ってシステムを考えると、どうしても印象が薄くなってしまうのでしょうが、やはりもうちょっとどうにか
して欲しかったところです。
あと、ゲームそのものは相変わらず面白いのですが、やはり
最大のネックはプレイ時間。
前作もそうでしたが、今作も
一回クリアするのに約20時間のプレイ時間が必要
で、しかも攻略データの使いまわしとかは全く出来ない
作りなので、プレイする度に最初からやり直しになり、
全キャラ(8人)攻略しようと思ったら、ソレだけで軽く150時間
を突破してしまいます。(なんてギャルゲーだ!!)
しかも、
フラグ立てを一箇所ミスったらノーマルエンド直行
という風に、結構シビアなエンディング条件を持つヒロインも居るようなので、流石に
20時間のやり直しプレイは幾らなんでも少々酷かも?
この辺は、もうちょっと簡単にしても良かったのでは?と思わなくも無いです。
まあ、総評としましては…
ゲームのシステムが難しくてとっつきは少々悪いものの、
ゲームそのものは相変わらず面白いですので、
やり込み派のプレイヤーならかなりハマれる
と思います。
ギャルゲーとして見るとどうかな?
と思う部分も多いですが、
どっちかというと
育成・経営SLG系のゲームが好きな人に、結構お薦めのゲームかな?
まあギャルゲーにも興味があれば、なお良しといった感じで。
ゲームとしては結構良く出来ており埋もれてしまうには惜しい作品なので、興味が
ある人には是非ともプレイして欲しい作品です。
前作をプレイしておらず、PS2から始めた人には少々難しいゲームかもしれませんが、
投げ出さずに頑張って見て下さい。
あと、やはりこのゲーム難しいので、
攻略本とかに載ってない範囲で簡単なアドバイス
なんか…
・探索パート
最初は主人公が大層弱いので油断しているとスグに死にます。
序盤は『ディル・マートル・(目当てのヒロイン)』で探索をする楽です。
マートルは回復も出来て、且つ打たれ強いのでお薦めです。
中盤以降は『ディル・スカーレット・(目当てのヒロイン)』の組み合わせで探索
しましょう。
スカーレットは打たれ強くて攻撃力も高く、また奥義の『乙女武者』が重ねがけ
すると暴力的な強さになるので、ボス戦で彼女が居るのと居ないのとでは戦闘の難易度
に雲泥の差があります。
ラスボス撃破を狙うなら間違いなく育てておきましょう。
他にはネメシアも序盤は弱いですが、レベルが上がると驚異的に強くなるので、結構
お薦めです。
・研究パート
『探索』で得た経験値を『研究』で能力に換算するというシステムなので、研究は
小まめに実行しましょう。
また、アドベンチャーパートで目当ての女の子と会うよりも、一緒に研究したほうが
遥かに好感度の上昇が早いので、余裕のある時は研究しまくる事をお薦めです。
・経営パート
週に1回で十分です。
赤字ギリギリの序盤等は、割と小まめに経営状態を見る必要がありますが、経営が
軌道に乗ってきたら2週間に1回程度でも問題ないでしょう。
ただしイベントが発生するケースもあるので、女の子の好感度が大きく上がった
後等は経営を多めに入れていきましょう。
・外出パート
週に1〜2回を気分で入れる程度で。
序盤は女の子の好感度を稼ぐために、なるべく多くの女の子と会うようにしますが、
中盤以降はお目当てのヒロインが居ない場合や、ヒロインに会ってもストーリーの進展
が無さそうな場合は、レシピを稼ぐために『商店街』と『図書館』を訪れる様にしま
しょう。
あと、攻略本にもチラっと載っていた
隠しステージ
『開発室』への行きかたですが…
コレは流石に猛烈なネタバレになるので、一応隠し文字で記載
します。
・ネメシアシナリオで全てのダンジョンのボスを倒し、全キャラの究極料理を習得し
ます。
・穴の入り口に、新たにラストダンジョンが出現するので潜入し、ラストダンジョン
に出現する全てのボスを撃破します。
・8/8に発生するイベントでラストダンジョンに赴き、ラスボス(エストラゴン)を
倒します。
・後日、探索コマンドを実施して、再度ラストダンジョンの最深部に行くと、開発室
に入れるようになります。
開発室ではスタッフの裏話とか、オマケのパロディシナリオとかが遊べたりして
なかなか面白いので、未見の方は一度行ってみる価値アリです。
ちなみに開発室から帰る際に、ボーナスグラフィックをかけて開発室の『ボス』と
対決する事が出来るのですが、この『ボス』がラスボスの10倍ぐらい強いので倒す
ためには覚悟が必要です。
倒す為のお薦めパーティは『ディル・スカーレット・マートル』の3人で、スカー
レットとマートルは、ほぼ最強レベルに達している事が条件。
とにかくマートルが死なないように小まめに回復しながら、スカーレットに『乙女
武者』を5回ぐらい重ねがけしてひたすら殴りまくって、パーティ全体の耐久力が
下がって来たらマートルの『天使のランプ』で回復といったパターンで戦いましょう。
ちなみに『ボス』を倒した後に得られるボーナスグラフィックですが…
アハハハハハ…………(乾いた笑い)
光の結界魔法によって守られ、全ての人々が精霊の加護を受け魔法を使う事が出来る
という魔法世界・ミント王国。
王国の魔法アカデミーに通う主人公:ダイル・クライスは、成績も平凡でごく普通の
生活を送っていた。
そんなある日、魔法アカデミーで恒例の期末試験が行われる事になるが、今回の期末
試験の条件は少し変わっており、それは『2人一組でペアを組んで試験を行なう』と
いうものだった。
試験内容を聞いた彼は、悪友のユーキに『今回の試験でペアを組んだ相手と恋人に
なれるか勝負をしよう』とそそのかされ、その勝負を受けて立つ事になるが…
といった感じの設定の、
ゲームの世界では割と定番のファンタジー的な
世界観に、ハリー・ポッター的な魔法学園テイストを加味した
といった雰囲気の、
ライト系ファンタジーノベル風のアドベンチャーゲーム。
可愛くて魅力的なキャラクターや世界観の設定
なんかが、
ゲーム本編に関係ない部分
まで非常に丁寧に作られていて好感が持てる。
しかし、世界設定も最近では割とありがちな設定に加えて、キャラの設定もこれまた
『素直になれない幼馴染』とか
『ドジな後輩』とか『クールで謎の多い美少女』と
いった風に余りステレオタイプのキャラばかり
で、
ある意味『定番で安心して遊べる』
とも言えるのだが、どうにも面白味に欠けるのも事実。
ストーリーも平凡で、世界の存亡に関わるような大きな事件が起こるわけでも無く、
本当にほのぼの系のお話。
全体的に決してツマらなくは無いし、
全ての要素が及第点以上でキレイに纏められては居る
のだが、
余りにも定番過ぎて特筆するべきところが無い。
キャラクターは抜群に可愛いので、それが作品の魅力と言えば魅力ではあるのだが、
正直もう少し何かこの作品ならではの
突き抜けた個性が欲しかったなぁ…
何かもう、
平凡すぎて感想の書き難いゲームです。
総評としましては、とにかく
定番のありがちな作品
といったところ。
システム周りも良く作られておりプレイに
際してストレスも無く、ゲーム自体の難易度も低くライト系ノベルのような
感覚でプレイできる作品
なので、
キャラが気に入ればプレイしておいても
損は無いが、全体的に軽すぎてプレイした心に後に何も残らないのも事実だなぁ。
とりたてて悪く言うべき点も無いけど誉めるべき点も無い、
良く言えば『佳作』、悪く言えば『凡作』
と言った感じのタイトルでした。
個人的には同社の「Canvas」
のように、
『萌えの見本市』みたいなノリを期待していた
のですが、ちょっと期待はずれだったかも…
キャラ別の感想に関しては、あまりにも定番すぎてそこまで書くほどでもないので、
今回は割愛。
ディズニーキャラとスクエアキャラのゲーム上での競演という事で話題となった、
アクションRPG「キングダムハーツ」
の海外からの逆移植版となる作品。
私は旧作はプレイしていないのですが、
キャラの台詞が英語に吹替えられていたり、
海外向けに難易度が難しめに調整されていたり、追加フィーチャーが入っていたり
と、単純な逆移植作品という訳では無いようです。
RPG部分に関しては、流石に天下のスクエア
だけあって非常に丁寧に作りこまれており、
アイテム収集や隠しフィーチャー探し等、遊び応え十分
な内容。
あとグラフィックに関しても非常に良く出来ており、
ディズニーアニメのキャラを気持ち悪いぐらい忠実にポリゴンで再現
しているのは、なかなか感動物。
ただ、そうして見るとスクエア側のキャラはどうにもミスマッチで、特に
主人公周りのキャラが若干浮いてるかも?
シンプルなデザインのディズニーキャラに合わせて、もうちょっとデザインを記号化
してデフォルメする等の工夫が欲しかったところです。
とまあ、
RPG等のスクエアの得意な分野に関しては問題は無い
のですが、ゲームの肝となる
アクション部分に関しては正直言ってイマイチ
で、
殆どの局面がボタン連打で乗り切れ
てしまうゲームバランスは、なんもと物足りない感じ…
別に単純なボタン連打アクションでも「デビル・メイ・クライ」
みたいに爽快感の高い内容なら良いのですが、
爽快感もそれほど高いわけでは無いですし、
殆どのボス戦までもがボタン連打で勝ててしまう
ので、攻略法が良く分からないまま力押しで倒してしまったボスが多い事多い事…
また、パーティを最大3人で組んで戦うというシステムで、
主人公以外のキャラはCPUが自動で操作してくれる
のですが…
まあ、ゲームが苦手な人でもCPUキャラが助けてくれるといった方針なのかもしれ
ませんが、
援護して欲しい程に強いボスとの戦闘の時には、CPUキャラが勝手に死にま
くって全然役に立たない
のは何だかなぁ…って感じです。
まあ、もともとアクションゲームの製作が得意な会社では無いので、過大な期待は
しては居なかった物の、何かシステムがこなれきって無いなぁ…
ってのが正直な感想かな?
あと、ネタバレになるのでチト隠し文字で書きますが…
あまりにも最終ボスがウザすぎです…一体何段階攻撃パターンを変形
させれば気が済むのですか?
しかも無駄に段階が多いだけで大して強くも無い癖に、回復アイテムが補給できない
からじわじわと体力を削られて殺されるし…4段階目ぐらいで、本気でパッドを投げ
そうになりましたよ。
最終ボスには、もっとメリハリの利いた強いボスを希望です。
ストーリーに関しては、相変わらずの
『いかにもスクエア』って感じのお話。
何といいますか、このメーカーってシナリオライターの引き出しが一つしか無いの
か、或いはヒゲの某氏の方針なのか?
ファンの人には申し訳ないですが、正直、
同じようなネタ振りばっかりでは、いい加減に飽きられそうな気がする
のですが…
それとも、このメーカーの『自己完結的な臭いストーリー』と、『盛り上げようと
して盛り上げきれないイマイチな演出』とか『全然可愛く無いヒロイン』といった方面
のファンが意外と多いのでしょうか?
(実際には『ソレでも売れる』から勘違いして改善されないんだろうなぁ…その証拠に
映画は大コケしてたし…)
で、総評としましては…
まあ、
RPGとしては良く出来ているけど、
アクションゲームとしてはイマイチかなぁ…
ってのが正直な感想です。
スクエアのRPG好きな人にならお薦めしますが、
ハードなアクションゲームが好きなヘビーユーザーには
物足りない内容なので、チトお薦め出来ません。
あと、ディズニーキャラが好きならば+1点といったところでしょう。
基本的にアクション重視の私としては、
なんとも満足できないゲームでした…。
オマケにもう一つ、割とどうでもいいネタバレネタ…
ラストの無茶苦茶シリアスなシーンで、ミッキーマウスが颯爽と
シルエットで登場してピンチを救ったのを見て、思わず噴き出してしまったのは俺だけ?
主人公が高校2年の夏に彼女を作るゲーム。
………以上、終わり。
つーか、ホントにソレだけのゲームです。
前作までの「TLS」のシリーズは、
『主人公が引越すまでの1ヶ月間で恋人になる』
といった縛りがあったと思うのですが、今作ではそういう縛りも無く(一応『期間無
制限』って訳でも無いのですが、普通にプレイしてたらゲームオーバーは有り得ま
せん)、ホントに
女の子と仲良くなって恋人になる為だけのゲーム
になっています。
ストーリーなんかも有って無きの如し
ですし、ある意味
潔い仕様といえばそうなのですが、
それが面白いのかと言われると微妙なところ。
逆に何も考えずにプレイ出来ると言えば、ソレが良い点ではあるのですが…
なんというか
『特に面白いと言う訳でも無いけど、特に不満点も無いゲーム』では
あるのですが、若干不満点を挙げるなら、
ボタン押しっぱなしでの高速メッセージ
スキップ出来ない為、繰り返しプレイだとボタン連打がメンドいかなぁ?
って程度でしょうか?
総評としましては…
なんか可も不可も無くで、
余りにも無難な作品なので、特にコレといった評価が下せない
のですが、まあ絵は可愛いので
『絵柄が好みに合うか否かが全て』のゲーム
と言えるでしょう。
割と売れ筋の声優を使ってるので、声優の好みで買うってのもアリかも?
(個人的には神谷さん(CV.松岡由貴)が気になったので購入)
まあ難しい部分が一つも無く漫然とプレイしていればクリア出来るので、
ギャルゲー入門用には丁度いい作品
かもしれません。
あと割とどうでもいいツッコミになるのですが、このゲーム
『振動機能』をオンにしてると、女の子と手を繋いだ時に
コントローラーがやたらとブルブルと震える
のですが…
どうも『ドキドキ感』を表現している
つもりらしいのですが、
ドキドキと言うよりも『凄い握力で握り返されている』
様な気になってしまい、
『昔の少年漫画でお約束の不良同士の握力比べか!?』
とかって連想をしてしまうのは俺だけですか?
それと、この人達、時々
『3時間連続で水泳の授業』
をしてたり、する事があるのですが…そんな事してたら倒れるぞ……
家庭の事情から従姉弟である有坂美空(主人公)と2人で暮らす春崎七夏は、美空の
事を弟として溺愛する超ブラコンの『ダダ甘お姉ちゃん』である事以外はごく普通の
女子大生としての生活を送っていた。
しかし、ある日『時空の歪み』に巻き込まれてしまった事から、外見も性格も名前
すらも異なる3人のお姉ちゃんに分裂してしまう。
果たして春崎七夏は元の姿に戻れるのか?
甘やかし度合いも3倍になった姉達と、時空の歪みを調査に訪れた悪魔
妖精さんも巻き込んで、波乱と大騒動に満ちた日々が始まる。
と言った感じの、いわゆる
ドタバタラブコメADVゲーム。
ただし、普通のラブコメと違う点があるとすれば、
ラブ5%ぐらいに対してコメディ95%
ぐらいといった感じで、非常にコメディ要素が強い事でしょうか。
とにかくひたすらシュールなギャグ・ギャク・ギャグの連続、それこそ
テキスト10行置きにネタを仕込むぐらいのイキオイ
で、そこまでしつこくギャグを繰り返せば
普通は鬱陶しくなりそうなものですが、
それだけ無茶をしておきながら全てを笑いに
昇華させるてしまうシナリオライターの竹井10日氏のパワー
は只者ではありません。
同メーカーの前作に当たる
「秋桜の空に」と比較しても、
お笑いパワーも1.5倍ぐらいにパワーアップ
してて、
初プレイの時は
笑いすぎたあまり体力を消耗してしまい、
1時間毎に休憩を入れないとプレイ出来ませんでした。
ただ、前作に比べると下ネタ率が非常に高くなってるのは微妙なところですなぁ…
肝心のシナリオに関しても、これほどのバカゲームでありながら単なるドタバタで
終わってはおらず、キチンと閉めるところは閉めて、
『バカバカしいながらもちょっと良い話』
としてキレイに完結させているところは見事の一言。
オチも確かに力技ではあるのですが、
変に小難しい展開に持っていくのでなく、問答
無用のハッピーエンド
を描いてくれているのは個人的には嬉しい限り。
また前作は「ONE」
のパターンを踏襲した焼き直しっぽい話でしたが、今回は完全
オリジナル作品として十分通用するだけの技量を見せてくれた事も、今後の展開に
期待できる結構のポイント高い部分です。
ただ、メインのヒロイン3人のシナリオに力
を入れすぎたのか、他のヒロインに関してはホントにオマケといった感じの
シナリオしかなかった
のは、微妙に残念なところでした。
あと個人的な意見ですが、
キャラの造形は前作のほうが好みだったかも?
忠介みたいな味のある男キャラが居なくなった(ゴン太だけでは少々役不足)のと、
前作のカナ坊ほど心の琴線にヒットするキャラが
居なかったのは残念至極。
まあ、そうはいっても今回のキャラも結構好きなんですが。
総評としましては、純粋に
笑えるという点で言うと並み居るパソコンゲームの名作と
比較しても、比肩するものの無い程の最強の
『お笑い最終兵器』
と呼べるぐらいの一本だと思います。
とは言っても、バカなだけで終わっている単なるバカゲーという訳でもなく、
『ドタバタだけど、ちょっと心温まる話』
といった体裁でギャルゲーでも同ジャンルは大概多いですが、
その中でも屈指の一本であることは間違いない
ですので、
そういったジャンルに抵抗が
無ければ、一回はプレイしておく価値はある一本
だと言えるでしょう。
ただし、同メーカーの前作に当たる
「秋桜の空に」
をプレイしていない場合は、そちらを先にプレイした方がいいカモ?
前作より今作の方が若干ネタが濃い目…と言う事もあるのですが、それ以外に微妙に
ネタがリンクしてる所とかがあるので、その方がより楽しめます。
ただこのゲーム、とにかく良いゲームではあるのですが、最大の欠点は
今時のゲームにして『音声付き』では無い
事。
同社の前作である「秋桜の空に」
も音声付きでは無かったものの、
ゲームに人気が出たお陰でドラマCDまで発売されるに到った
経緯もあるので、
今回は絶対に音声付きで発売されるだろう
と期待していたのですが…
もしかしたら、
異常に凝り性のシナリオライターである竹井10日氏が、発売直前
までシナリオを修正しまくっていたので音声が付けれなかったのでは?とかって勘ぐっ
てみたり…ふやふや。
なんにせよ、前作でも今作でも良いので、
音声付きで再販(或いはコンシューマに移植されないかなぁ?)
と思うことしきりですよ。
(いや、「お姉ちゃんの3乗」
のコンシューマ移植は流石に無理だと思うが…)
21世紀初頭、世界で頻発する紛争を鎮圧するために、あらゆる国家に属さない超法規
的な軍隊である『地球防衛軍(EDF)』が設立された。
EDFの活躍により世界中の紛争は鎮圧され、世界にこれまでに無い平和が訪れたかに
思われた。
…しかし、破滅は唐突にやって来た。
宇宙から飛来した謎の円盤群によって、世界中の都市が攻撃を受け始めたのだ。
かくして人類は、新たな敵であるエイリアンとの戦いに巻き込まれて行く事と
なった。
といった、どこかで聞いたような感じの設定が最初に語られるのですが、ゲームの
内容はいたって
単純明快な背後視点の3Dシューティングゲーム。
タイトルに地球防衛"軍"とは付いていながらも、
何故かいつも戦うのは主人公一人きり
、世界中の紛争を鎮圧した割にはショボい軍隊です。
他の隊員は、いったい何処に行ったんだ?
ゲームの中で主人公は、宇宙人の投下する巨大生物(主に巨大蟻)や、宇宙人のUFO
軍団と戦って行くのですが、この
敵がとにかくうじゃうじゃと大量に出てくる。
その勢いや、「ガントレット」や
「スマッシュTV」もかくやといった感じで、
その数まさに数千匹。
映画「スターシップトルーパーズ」
を観た人なら、アラクニドの大群に主人公が包囲されたシーンを思い出して貰いたいのですが、
まさにあんな感じで『敵は強大、味方はわずか』
って状況で、しかも、その状況下で主人公は
生身の体にアサルトライフルやグレネードといった
携行兵器のみを手に
「HALO」
や「三国無双」
もビックリな一騎当千のツワモノぶりを発揮して、
たった一人で敵の大軍団をなぎ倒していく
というムチャクチャなゲームです。
…が、とにかくこのムチャクチャぶりが快感で、
自分の何倍もあるほど巨大で、
しかも画面を覆い尽くさんばかりの勢いで攻めてくる敵の大群を、
ひたすら倒して倒して倒しまくる爽快感は
、ストレス解消には持って来い
でヤミツキになる事ウケアイ。
また爽快なだけではなく、高い難易度設定にすれば完璧な攻略パターン作る戦略性
を要求される上に、ゲーム内で使用できる武器も100種類余りあり、これを蒐集する
といったコレクター的な要素もあるので、
ちょっと遊んで軽くゲームを楽しみたい人
にも、やりこみ派のヘビーゲーマーにも十分に楽しめる内容
になっています。
ただ、流石に2,000円という低価格の都合からか、
出てくる敵の種類が物凄く少なかっ
たり、同じような構成の面が続いたり、声をあててる声優が異常に少なかったり…と
いった点も目に付きますが、その辺は
価格を考えると十分に目をつぶれる範囲内
でしょう。
映画ファン的に表現するならば、単身で
「スターシップトルーパーズ」や
「ID:4」の
シチュエーションを楽しむゲームといった感じなので、その手の映画のノリが好きなら
ば一見の価値はある内容だと思います。
総評としましては、
無いも同然のストーリーやらゲームバランスやら、イロイロと
ツッコミどころは多いゲームではありますが、
それを差し引いても価格を考えると驚異的な完成度のゲーム
と言えます。
3D視点のシューティングといったジャンルに抵抗が無ければ、
是非とも遊んでおく価値のある作品
だと言えるでしょう。
失敗しても2,000円だし、興味ある場合はMUST BUYな一本です。
ただし出てくる敵が殆ど巨大蟻ばっかなので、
虫(特にアリンコが)嫌いな場合は、プレイしない方がいいかも?
…マジに夢に見そうなイキオイ(つーか、俺は本気で夢に見ました)ですので。
他にゲームに関しては、来週は久々にパソコンゲームで
「お姉ちゃんの3乗(お姉ちゃんきゅーぶ)」
を購入の予定。
このメーカーのゲームは、エロゲーとは言いながらも
『最終お笑い兵器』の異名を
持つほどのハイブロウなギャグのセンスを備えたメーカーで、前作の
「秋桜の空に」
では、マジに
『笑いすぎてゲームが進められなくなった』
という未曾有の体験をした
程ですので、今回もどこまでアホな内容のシナリオを見せてくれるのか楽しみな所
です。
《----Stage24:烈火(INFERNOモード)攻略パターン----》
・まずPS2にパッドを2個繋ぎ、『2人協力プレイ』でゲームを開始します。
・武器選択で、1P及び2Pの武器を以下のように設定します。
1P:
ガバナーSX(もしくはSG−99)
ライサンダーF
2P:
Gランチャー−UM−XA
サッカーグレネードD
・1P側のコントローラのR1トリガー(攻撃ボタン)を輪ゴム等で固定し、攻撃が
自動で撃ちっぱなし状態になるようにしてから、ゲームを開始します。
************<ゲーム開始>************
・まず2P側のパッドを操作し、最初に上空からやってくる青UFO編隊にGラン
チャーを4発発射します。
ここでGランチャーを外して青UFOにダメージを与え損ねると、いきなりミッシ
ョンクリアが困難になるので、最低でも4発中3発は当たった事を確認して下さい。
・すかさず1P側のパッドに持ち替えて、ショットガンを空中へ斉射しながら後方へ
下がり、スタート地点の後ろにあるバイクに搭乗します。
・バイクに搭乗したら、そのまま2Pのキャラを見捨ててマップの左(西)端めがけて
バイクで逃走します。
この際に余裕があれば、2Pのキャラのトリガーを操作してサッカーグレネードDを
適当に発射し、巨大アリを牽制しておくと後が楽になります。
・1Pがマップ左端に到着したらバイクから降りて、ショットガンを敵が来そうな方向
に向けて撃ちっぱなしにしたまま放置します。
・再度2Pのパッドに持ち替えて、サッカーグレネードとGランチャーをばら撒きなが
ら逃げ回り、巨大アリと青UFOを殲滅します。
女王アリと青UFOの撃破に成功したら、そのまま2Pキャラを放置して、再度1P
のコントローラに持ち替えます。
女王アリを撃破出来ずに死んでしまった場合も、そのまま1Pのコントローラに持ち
替えてゲームを継続します。
この時点で2Pキャラはお役御免です。
・1P側の輪ゴムを外し、通常の操作に戻します。
・2Pが女王アリを倒せていなかった場合は1Pで女王アリに止めを刺します。
・女王アリを倒したぐらいのタイミングで、ちょうど戦車が1Pに接近している筈なの
で、一旦距離を取る為にもう一度バイクに搭乗して今度はマップの一番前(北)を目指
します。
この時点で、既に戦車に接近されてバイクを破壊されていた場合は、クリアは困難
ですので最初からやり直して下さい。
・マップの1番前に到着したらバイクから降りて、青UFOと巨大アリが残っている
場合は、それらを殲滅します。
・武器をライサンダーFに持ち替えて、遠方から接近してくる戦車2台のうち、1台を
撃破します。
・戦車の耐久力はライサンダーFで10発ぶんですので、もう1台の戦車にライサン
ダーFを9発撃ち込んだら再びバイクに乗って、この面のスタート地点に戻ります。
・スタート地点に戻ったらバイクを降りて、体力が減っている場合は戦車が接近して
くるまでの時間を利用して体力回復を回収しておきます。
このとき、取り易い位置の体力回復を残しておくようにすると、後の闘いが楽に
なります。
・ライサンダーFを撃ち込んで戦車に止めを刺すと、直後にUFO空母が空中に3機
出現するので、1機にすかさずライサンダーFを4発撃ち込んで撃破します。
・UFO空母を1機撃破した頃に赤UFO4機が到着するので、ショットガンとライ
サンダーで対処します。
・赤UFOとの戦闘中に黒アリが到着すると思いますが、赤UFOを2機以上撃破し
ている場合は、黒アリを優先して殲滅しながら隙を見て赤UFOを撃破します。
3機以上残っている場合は極めて不利ですので、再びバイクに乗って画面の左右の
どちらかの端まで逃げ、黒アリから距離を取ってから赤UFOを撃破して下さい。
・赤UFOを4機を撃破したら、黒アリを殲滅しつつ黒アリが途切れた隙にUFO空母
を1機づつ撃破して下さい。
UFO空母を2機まとめて撃破すると、黒アリが大量に押し寄せてきてピンチを
招く恐れがあるので必ず1機づつ撃破して下さい。
・UFO空母を2機とも撃破したら、後は黒アリの残りを殲滅すればステージクリア
です。
***************<終了>***************
犯罪の増加に伴い、裁判が3日で審理を終了するといった新制度が導入された近
未来の世界で、新人弁護士である成歩堂龍一が無実の罪で裁判にかけられた被告を
救うために、推理と証拠とハッタリを武器に裁判で戦う。
といった内容の、
ゲーム業界初の裁判を題材としたADVゲーム。
といっても主人公は弁護士とはいいながらも、
自分で現場に赴いて証言や証拠を集め
たりと、やってる事はまるっきり探偵みたいな感じ
なので、
裁判システムのついた推理ADVゲーム
とでも表現した方がしっくりくるかも?
推理ゲームの特徴上、殺人事件を題材として扱っているのでストーリーはやはり重め
なのですが、
コミカルなキャラクターとのテンポの良い掛け合い等のお陰で、
余り重くなり過ぎずに物語を楽しめる
のは、なかなか良く出来ています。
ゲームは、事件の調査を行う
「調査パート」
と、法廷で被告の無実を勝ち取る為に争う
「裁判パート」
に分かれており、特に裁判パートでの
圧倒的に被告に不利な状況
から逆転して勝訴を勝ち取る下りは非常に爽快。
また裁判所での掛け合いが、ことある毎に
「待った!!」
とか「異議あり!!」とか
大声で叫んで、挙句の果てに
「喰らえ!!」といいながら
裁判長に証拠品を投げつける
(お前、ホントに弁護士かよ?)というムチャクチャな熱い演出。
この熱血&爽快といったノリは、まさにタイトルの
「逆転裁判」の名前に恥じない内容で、
推理ゲーム好きには是非とも一度は
プレイしておいて貰いたいところ
です。
ちなみにこのゲーム、2というからには前作があるわけで、内容的には以前にGBAで
発売された「逆転裁判」
の続編に当たる作品です。
ゲームそのものは前作を知らないと遊べないという程では無いものの、
ストーリー的
にも結構前作と繋がっている上に、難易度も少々高くなっている
ので、もし
前作を遊んでいないのであれば、
前作を先に遊んで予習しておいた方が良い
でしょう。
ただゲームそのものは非常に面白いのですが、
プレイヤーの頭の中で謎は解けてい
ても、どのタイミングで何の証拠を提示すれば良いのかが分かりにくく
、そのせいで結構ゲームオーバーになってしまったのは、ちょっと気になったところ。
前作では、そこまで分かり難い箇所は無かったので、
今作のシナリオは若干無理があったのかな?
と思ってみたり…
あと新システムのサイコロックは、
アイデア自体は面白いんだけど、ゲームのテン
ポが削がれてしまう
ので、ちょっとイマイチかなぁ?
まあ総評としましては、前作の感想を書いた時にも言った気がしますが、ゲームその
ものは非常に面白いので、
推理ゲームとか好きならばとにかくプレイしておく
価値はある一本
です。
ただし、多くの推理ゲームの例に漏れずに
1回クリアすると他にやる事が無くなって
しまう上に、クリアまでが10時間程度と短め
なのでコストパフォーマンスが悪いのは若干辛いところかな?
まあ興味がある場合は、中古なり廉価版が発売されるのを待つなりして、ゲットして
プレイするのが吉かも?