☆最近プレイしたゲーム☆(00/06〜)

   上井密度弐號が最近プレイしたゲームに関するレビューです。
   なんのかんの言って、やっぱSEGA Mk-3の頃からのセガユーザなので、
   ドリキャスのゲームのレビューが多いです。

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  Dog of Bay

 擬人化された犬(犬耳とかって レベルではなく、名探偵ホームズ ばりに擬人化された犬)が主人公の、ミュージカル仕立ての音ゲーです。
 ゲームの異色さと、キャラデザとポリゴンモデルのセンスの良さに惹か れて思わず購入してみました。
 ゲームとしては、 グラフィックや曲のセンスは非常に良い のですが、音ゲーとして致命的な欠点がいくつかあります。
 1つ目の欠点として、音ゲーって言うのはプレイヤーがノリながらプレイ 出来ないとダメだと思うのですが、普通音ゲーと言えば、 「自分の入力が 曲の1パートを担当」って言うのが基本だとおもうのですが、このゲームは 「曲に合わせてボタンを入力するのみ」 ってシステム。
 しかもボタン入力の際の効果音が、 はっきりいって雑音でしか無いので、 ウルサイことこの上なくノリノリって感覚とは程遠いイメージです。
 さらに、入力の際に画面下部に意識を集中していなければならないために、 このゲームの最大ウリである、 美しいポリゴンキャラによるミュージカル仕立て のダンスなんて、 とてもじゃないが見ていられません。
 2つ目の欠点として、曲目が異常に少ない事。曲自体は非常に良く出来て おり個人的にも気に入っているのですが、 全部で9曲しかないのは音ゲーとしては寂しすぎ です。
 そして最大の欠点として、簡単すぎる事。はっきりいって、音ゲー得意な 人なら初プレイでもクリア出来るのでは? と思うぐらい難易度が低いです。
隠し要素を出すために4周クリアしても、 合計4時間程度でコンプリート出来て しまうような難易度です。曲目も少ないので飽きが早いし、これで2000円 ぐらいならともかく流石に 6800円では元がとれません。

 評価としては、
 音ゲー度: 40点
 ボーカル度: 80点
 コストパフォーマンス: 10点
 犬萌え度: 256点
 総評: 35点
 そんな訳で楽曲の良さ(影山ヒロノブ等、結構豪華なラインナップ)とか キャラデザの良さ(実は「北へ。」のNOCCHI氏担当)とか、いくらか見るべき ところもあるのですが、私はあっと言う間に遊び尽くせてしまったので、速攻で 中古に売り払ってしまいました。
 もし気になってて買おうかどうか迷っているいる人が居たら、 中古屋で2000円程度まで値崩れするのを待ったほうが吉 でしょう。


  鈴木爆発

 ある女の子「鈴木さん」の日常生活の中に次々と現れる爆弾を解体する。という なんとも不思議なコンセプトのゲーム。
 実写取り込みを用いたアドベンチャーパートで、次にシナリオの進行する「時刻」 を指定すると、その時刻のイベントに見合った爆弾が登場。
 シナリオの展開で、宅配便で送られてきたミカンが爆弾 になったり、月や海が爆弾になったりとかなり無茶な設定。
 と、これだけ見ると何か凄いゲームのような気がするんだけど、実質的には 爆弾解体 をモチーフとしたアクションパズルゲームって感じの内容です。

 個人的に「不条理でシュールな展開」「爆弾解体」って要素が面白そうだと思って 購入したのですが…
 ストーリーに関して言えば、脚本書いた人間があきらかに 「シュール」の意味を取り違えてるとしか思えない ような内容で、何が面白いのかサッパリ意味不明。
 何かカット割とかCG合成のヘボさもあいまって、 深夜番組で学生の自主制作映画を 延々と見せられてるような気分になってしまう始末。
 シュールってのは何か主張があってやることで、まったく意味不明なのとは違うと 思うんだけどなぁ…。

 爆弾解体って言うと、 「よーしジョナサン、今度は慎重にやれよ。」って言う 「ポリスノーツ」的なノリを想像してしまうんだけど、そんなリアルさを求めている と大間違いで、単にドライバーとかニッパーをパズル的な手順の組み合わせで、制限 時間内に解体を行えば良いっていう内容。
 失敗しても、シチュエーションが既に不条理な上に、またこの爆発のグラフィックが ヘボイため、特に緊張感とかってのは無く「あぁ、爆発してるなぁ」って感じ。

 まぁ純粋にアクションパズルとしてみれば、それなりに楽しめるのだけど、モノが 爆弾解体なだけに、一度手順が分かってしまうと 2回目以降は特に緊張感ってのは無くって、あとは単なるルーチンワーク。
 意外と爆弾の種類も少ないため、4〜5時間もあれば全部 の爆弾が解体できてしまい もう、後は楽しめる要素は無しです。せめてもう少し楽しめれば…とおもうのですが。

 実写取り込みの不条理系ドラマと爆弾解体アイデアは面白 かったので、もう少し ストーリーがハチきれてるか、爆弾解体のシーンに緊張感があれば結構面白かったと 思うんだけど、なんとも企画倒れな感じでハッキリいってがっかりな出来栄えでした。
 あと個人的に残念なのが、鈴木さん役の女の子がイマイ チ可愛くないって言うか 好みじゃない事。個人的には脇役の伊藤さんの方が好みだなぁ。せめてこっちの子が 主人公だったら良かったのに…。

 評価としては、
 アクションパズル度: 70点
 ストーリー度: 10点
 シュール度: 5点
 残念度: 80点
 総評: 40点
 基本的にもうちょっと緊張感があるか、バカ風味が 強ければそれなりのに楽しめたと思うんだけど、なんとも 残念な内容のゲーム。
 春一番がゲスト出演してアントニオ猪木の真似 を披露したり、YOUがチョイ役で登場してたり、水木一郎が挿入歌を歌ってるシーン があったりと、小技は効いてるんだけど、そんな所よりも、メインのシナリオ とシステム部分がもう少しどうにかならなかったものかなぁ…
 お薦めとしては、えーと、えーと…鈴木さん役の 「緒沢 凛」 って言う女優を先物買い的にチェックしておきたいような 人にはお薦め…かな?
 私は…このゲームを速攻で中古に売ってFF9購入の 資金の足しにすれば、それなりに無駄にはならないかも…とか思ってみる 次第です。はぁ…。


  レンタヒーローNo.1

 セガが満を持して(?)発売する「超一流のB級」 ゲーム。
 主人公はごく普通の学生だけど、謎の企業「セカ」から「コンバットアーマー」 を借りる事によって「レンタヒーロー」となって、様々な街の住人からの依頼を こなしていくって言う、特異な設定とゲームそのものはRPGなんだけど、他の RPGのパロディになっているって作品の作りが面白く、1991年にメガドライブで 発売された時に高い評価を受けた作品のリメイク版にあたるのが今作です。

 ゲームのシステム的にはMD版と殆ど同じ内容なのですが、当時は2Dだった 画面が3Dポリゴンになったのは、まぁ時代のニーズに合わせてといった所でしょ うか?しかし、このポリゴンのモデリングもいまいちな出来。
 シナリオに関しても、まぁ「ヒーロー物の王道」的なシナリオなのですが、寒め のギャグや、狙ってるのかなんなのか分からない変なセンスや、盛り上がりってそ うで盛り上がりに欠ける展開とかって内容。
 アクションシーンも、ボタン連打のゴリ押しで進めてしまうような難易度。
 はっきりいって、誉められた内容のゲームではないです…。
 と言ってしまいたい所なのですが、この 「B級度合い」がナカナカ心地よくって、  ポリゴンの汚さや、ゲームの大味さも 「やっぱレンタヒーローだしな」とかって 許せてしまうという不思議なゲーム。
 シナリオに関してもヘボい内容ではあるのですが、設定自体が 「狙ってヘボい」 ため、ヘボい事が必然的に認められるし…
 ある意味、「超一流のB級」の名前に恥じない 内容と言えるのかも?

 ただし、今作はメガドライブ版のリメイクって事で、シナリオのセンスも古臭い 内容なだし、変なところでシステムが不親切だったりするので、今時のユーザに受け 入れられるかと言えば、若干疑問なところです。
 私の場合、以前にMD版をプレイした事があり 「あぁ、こんなゲームだったなぁ」 って事を懐かしがりながらプレイ出来たのですが、今作で初めて「レンタヒーロー」 をプレイした人がどういう感想を持つかを聞いてみたいところではあります。

 評価としては、
 アクション度: 50点
 RPG度: 50点
 ヒーロー度: 70点
 B級度: 120点
 総評: 60点
 総評としては、「前作をプレイした人がノスタルジー に浸りながらプレイするには最適の作品」です。
 それ以外では「ヒーロー物が好きで、普通のPRGのベタベタなシナリオやシス テムは飽きちゃったよ」って言うような 「スレた感覚の持ち主」「B級の作品をB級として楽しみたい」って タイプの特殊なプレイヤーにしかお薦めしません。
 普通に「ゲームを楽しみたい」人は、プレイしなくて良い作品だと言っても過言 ではないでしょう。


  マリオネットカンパニーchu!(2)

 アンドロイド(本作ではマリオネット)を自分でパーツからコンストラクション しながら、作成したマリオネットとコミュニケーションをとる事によって、マリオ ネットを人間らしく育成していくって言う、新機軸の育成SLGとして評価された 前作の続編になる当作ですが…

 私は前作はプレイしており、ゲームシステムの面白さとマリオネットを様々な パーツでコンストラクションする楽しさと、コミュニケーションによって育成して いくプリンセスメーカー的な楽しさのバランスが絶妙で、個人的に結構高い評価を していたので、今作もその辺を期待して購入しました。
 今作は、前作で不評だった「プレイ時間の長さ」(前作は一回クリアするのに 20時間近くかかった)等の部分を改善しました。とかってのが売り文句になってた のですが、それ以外にも「シナリオの薄さを改善」とか「異常に複雑だったコンス トラクションシステムの簡易化」とか「恋愛対象となるサブヒロインの追加」とか って部分で、前作で不満点とされていたユーザの声を積極的に取り入れており、 非常にユーザの声に真摯に耳を傾けようというメーカの姿勢が伺えます。
 …が、このゲームで問題なのは、その方向性がとことん間違っているって事。

 せっかく、前作で面白いシステムを作っておきながら、あまりにもユーザの声に 対して素直に意見を取り入れすぎているため、前作で「不満はあるけど面白かった」 って言う、とんがった部分がなくなってしまい、何ていうか 「普通のギャルゲー」 に成り下がってしまっているのですね。
 しかも、その「強化された部分」が、良く出来ているかと言えば、 シナリオは並みのギャルゲー以下だし、 システムも月並みな物になっているし… 前作で何が高く評価されてたのかを、全然分 かってない様子。
 特に困ったのが、前作で「ギャルゲーとしては難易度が低すぎるから、もう少し 難しい方が攻略のしがいがある」とかって部分を素直に聞き入れて難易度調整をした 結果が、 「単にフラグ立てが異常に面倒になっただけ」 って言うお粗末さ。
 しかも、この必要以上に極悪な難易度調整の おかげで、たいして面白くも無いシステムとシナリオのゲームを延々と繰り返しプレイ しては、バッドエンドばっかり見せられるって悪循環にハマってしまい、 20時間プレイしてバッドエンディングのみ一通 り確認させられた時には、マジに暴れそうになりました。
 こんなゲームでも、なんとか諦めずにプレイ出来たのは、今作の唯一誉めるべき点 である「魅力的なサブキャラの立て方」 のお陰。
 今作で前作から本当の意味でパワーアップしている点と言うのは「サブキャラを含 むキャラ面白さ」で、「このキャラクターには、どんなシナリオが用意されてるんだ ろう?」って言うのが気になって、ついついプレイしてしまう要因となりました。
 結局、攻略本片手にプレイして、全キャラのEDを観たのですが「魅力的な全キャ ラ」でありながら、シナリオはトホホな出来栄え…。
 今作では珍しく「ユーザの声を取り入れるのも 大事だけど、なんでもかんでも取り入れればいいって物でも無いんだなぁ」 って事を実感出来ました。

 まぁ、とは言えゲームとしてそこまでダメな内容かと言われると、キャラ立ての 上手さもあるし、メインシナリオはちょっとアレな出来だったけど、サブシナリオ では「ロボ子物の王道」的な部分は キチンと押さえられているので、あの極悪な難易度さえ無ければ…と思わないとこ ろも無いような出来栄えでした。

 評価としては
 キャラ萌え度: 80点
 ロボ子度: 75点
 シナリオ度: 20点
 不条理に高い難易度: 800点
 総評: 50点
 総評としては、前作が良い作品だっただけにどうしても辛口になってしまうなぁ… って感じですが、「ロボ子萌えな属性のある人」 なら攻略本も同時購入する覚悟でなら、それなりに楽しめるでしょう。
 でも、どっちかって言うと、前作の 「マリオネットカンパニー」方がお薦めです。
 ちなみに前作をプレイした事がある人の場合は…はっきり言って 「前作の面白い部分を大幅カットでお値段据え置き」 的な内容なので、やる価値は無いと思います。
 メーカーさんには悔い改めて、素直に一作目のシステムをマイナーチェンジした 「マリカン3」でも作ってくれることを期待したいところだなぁ…。


  建設重機喧嘩バトル ぶちギレ金剛!!

 いつもは、クリアした順番にレビューを書いていくので、先に「マリカン2」と 「レンタ」のレビューを書くのが筋ってものですが、このゲームはあまりにも「凄い」 内容だったので、先行してレビューを書くことにします。

 さて件の「ぶちギレ金剛」ですが「重機を用いた 異色の格闘ゲーム、しかもキャラデザが本宮ひろ志」って事で、いかにも PS2初のバカゲーか?って雰囲気を臭わせる広告展開に 「バカゲーマニアとしては避けては通れまい!!」 と期待して購入しました。
 で、プレイしてみて、このゲームの何がぶちギレ だったかと言うと…

☆まずは「ゲームの設定がぶちギレ!!」
 まぁ、建機で格闘ゲームを作ろうってアイデア自体は、なかなかぶちギレてて面白 いと思います。本宮ひろ志のキャラデザと併せてインパクトもありますし…

☆次に「ストーリーがぶちギレ!!」
  ゲームにストーリーモードってのがあるのですが、この内容がかなり馬鹿で笑えま す。このモードこそ「ぶちギレ金剛」の本体と言えるでしょう。ここだけは純粋に楽 しいと思ったのですが…以下の理由から面をクリアするのが苦痛な為、非常に問題が あります。

☆とにかく「ゲームバランスがぶちギレ!!」
 まがりなりにも格闘ゲームと銘打つからには、やはり最低限でも対戦が楽しくない とイカンと思うのですが、このゲームはとにかく ゲームバランスが「悪い意味で大味」  CPU戦は、最終面まですべての面が、ひたすら強攻撃の連打でクリアできるゲー ムシステムの悪さ、それ加えてゲームの難易度が「後半面はCPUの攻撃力が高くな るだけ」っていうお粗末さ。
 しかも面毎に使える機種は固定な為、相性の悪い敵キャラと当たった時はCPUに とって一方的に有利で死ぬ程辛いバランスのバトルを勝ちぬかねばならず、後半面で は本気でぶちギレでPS2にコントローラを投げつけたくなりました。
(でも一本目に購入したソフトでそんなことをしては、流石にPS2が勿体無いので ココはぐっと我慢します。)

☆更に「対戦がぶちギレ!!」
 しかも、この攻略法が対人戦でもまったく同様で、対戦における駆け引きも何も 存在しません。対人戦でも相手に特攻してひたすら強攻撃を連打!!
 必殺技とかもオマケ程度についていますが「強攻撃をいっぱい出した人が勝ち」っ てバランスは変わりません。
 正直言って対戦モードは、ポリアンナ並に心が広かったとしても 10分も遊べば飽きて、良かった探しも出来 ない事うけあいです。

☆あまつさえ「読み込みの遅さにぶちギレ!!」
 まだ、こんなゲームでもシステムや操作性が良ければ、そこまでストレスを感じず にプレイ出来ると思うのですが、とにかく操作性も悪いし読み込みも遅い。
 読み込みに関しては、読み込みの待ち時間にナイツ ・オブ・ラウンドを呼び出して、セフィロスを倒す事が出来るのでは無いかと 思う程の遅さ。
 初めてプレイした時は、PS2の初期不良かと勘ぐってしまったヨ。
 ゲームではCPU戦の後半面の、極悪なバランスにコンティニューを繰り返させら れるのですが、この読みこみの遅さも相俟って、はっきりいって苦行以外のなにもの でもありません。

☆おまけに「サービス精神の悪さにぶちギレ」
 ちなみにクリア後のオマケは、ストーリーモードの面構成そのままで中間デモが無 くなっただけの「タイムアタックモード」ってのが登場する程度。
 対戦自体がつまらんのに、タイムアタックなんてやりたくないっての。
 他にも、ゲーム中のイラストや設定資料がが鑑賞できる「ギャラリーモード」とか ってのも登場するのですが、本宮ひろ志のイラストがじっくり鑑賞できてもなぁ…(^^;
 しかも登場キャラはいっぱい居る割にストーリーモードは1種類しか無いし、格ゲー の醍醐味である筈の対人戦もやる価値無し。
 こんなゲーム、一回クリアした後どうやって 楽しめばいいんだろう?

☆総合的に見て「あまりのクソゲー加減に 俺がぶちギレ!!」

 とりあえず評価としては、
 格闘ゲーム度: 10点
 ゲームバランス: 20点
 バカゲー度: 40点
 (俺が)ぶちギレ度: 4096点
 総評: 30点
 総評としては、「PS2の初のクソゲー(Primal Image とかも相当なクソらしいけど…)を直に体験したい」って奇特な精神の持ち主 か「3度のメシより本宮ひろ志と重機が大好きなんじゃ ぁぁっ!!」って言うような、特殊な精神構造の人にしかお薦めしません。
 世の中には「愛すべきクソゲー」「手におえないクソゲー」があるのですが、コレは 後者の方に属すると考えます。
 もし980円とかで安売りしてても、素人が興味本位で手を出すと命に関わりかねな い程のクソゲーなので要注意が必要です。


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