サッカー本を読もう

 ワイワイのサッカー本ライブラリーから、自己中心的読後感を書いてみました。アルビ関係の記述があるかないかが評価の分かれ目なのはお許しをいただきます。

★★★★

アルビ度の見方

(アルビ度はbakuの個人的な評価です、思い違いはお許し下さい)

★★★★ ほとんどアルビの内容で埋め尽くされたアルビサポの為の本 

★★★☆ アルビの記述が章立てで記載されている、または本のテーマの中で重要な位置を占める

★★☆☆ アルビのゲームまたは元・現アルビ関係者(選手・スタッフ)がかなり本の中に登場する

★☆☆☆ 元・現アルビ関係者(選手・スタッフ・チーム)が本の中に少し登場する

☆☆☆☆ 残念ながらアルビ関係の記述無し


 アルビレックス新潟11年誌 

作者・編者

アルビレックス新潟11年誌編集委員会

出版社

新潟日報事業社

初刊

2007年6月30日

本体価格

4500円

アルビ度

 新潟イレブンからアルビレオ、そしてアルビレックスへの歴史を積み重ねて、サポーターイヤーの12年目を節目として出版された11年誌。もちろん「100%アルビ満載のサポーター必携本」と言いたいところだが、4500円という値段はいかがなものか。確かに学校の卒業アルバムも真っ青の厚紙表紙に、箔押し金文字は高級感タップリだが、もっとリーズナブルでも良かったのではないかと思うのは私だけでしょうか。鹿島アントラーズの10年誌は表紙も厚手のコート紙程度ではあったが、確か1700円くらいで買えたはず。新潟の場合、これを買うか買わないかがサポーターの踏み絵のような威圧感を感じましたね。私の場合、父の日プレゼントでした。家族に感謝です。

 歴代監督と言っても新潟は我慢強いのか鈴木淳まで4人だけ)のインタビュー記事、懐かしい選手の顔、関係者の歴史的証言、全試合のスタッツと、押さえるところは全部押さえているので内容に不満は無い。特に歴史的証言では、永井監督の「スタンドのサポーターの半分は選手より高額の給料をもらっている、そこで夢を与えろと言われても厳しい」といったたぐいの裏話も多くて、サポーター歴9年の私としては感慨深いものがありました。ちなみに発売日の6月30日はレディース浦和戦で、監督として浦和Lを率いる永井さんがスタッフからこの本を受け取っているのを目撃しました。

 

★★★★


 ニイガタ現象 日本海サッカー天国の誕生をめぐって

作者・編者

『サッカー批評』編集部

出版社

双葉社

初刊

2004年5月5日

本体価格

1400円

アルビ度

 J1に昇格した新潟がなぜ突然サッカーの魅力の虜になったのか、これを編者は『ニイガタ現象』としてアルビの戦力・戦術・選手・チーム・サポーターを通して解き明かしていく。共に昇格を争った仙台清水・山形柱谷の両監督やサポーター・選手の言葉は、新潟サポなら思わず「当然」「してやったり」と共感を通り越して、優越感に浸れる事間違いなし。

 これだけ盛り上がったアルビのJ1昇格に対して出版された本はこの1冊しか無かったが、2003年の新潟の昇格の歓喜はこの1冊に集約されたとも言える。昇格前後のアルビを最も的確に表している、アルビサポ必携本である。個人的には『ニイガタ現象』のタイトルも超お気に入り

 

★★★★


 アルビレックス新潟の奇跡 −白鳥スタジアムに舞う−

作者・編者

飯塚健司・涌井寿紀

出版社

小学館

初刊

2005年4月1日

本体価格

1200円

アルビ度

 「新潟はサッカー不毛の地」と言う聞き飽きた言葉を根源に、何故?を池田社長を中心に解き明かしていく。まあ、書かれている事は新潟サポには分かり切った事ばかりではあるが、これが小学館から出版された事に意義を感じる。つまり、メジャーな出版社全国で読まれる新潟が凄いと言われている鼻が高い、という新潟人の優越感を最大限にくすぐる構成なのである。

 全体の半分が内容をマンガ仕立てにしたコミックスなので割高の印象を拭えないし、コミックス上の反町はともかくも池田社長は許し難く似ていないという問題を抱えてはいるものの、巻頭のビッグスワンのサポーターの写真は思わず自分あるいは知っている人が写っているか?と注視してしまう。構成上新潟サポ座右の1冊に数えないわけにはいかない。

 

★★★★